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吹っ切れた風に見える、むすめ

小5のむすめ、最近ご機嫌が良いです。
朝だって、いつも激不機嫌だったし、タイミングによっては怖いオーラだしていて声がけを憚れる時もありました。
思春期で親父嫌いが出てきたかな?と思って放っておくようにはしていたのですが、突然「見て見て!かわいいでしょ」とiPadに描いた画を見せにきたりして、コロコロ変わる対応に気持ちが多少混乱しながらも「お、おう、かわいいね」などと応対するのであります。


むすめ、カラオケボックスでわかったこと

吹っ切れたむすめ

ところが、最近は朝もきちんと「おはよう」と挨拶をしてくれるし、ご飯の時も一番色々とお話をしてくれます。
「なんかさぁ、◯◯ちゃんご機嫌良くない?」と妻に聞くと
「この間さぁ、ラウンドワン行ったでしょ、あれのカラオケで吹っ切れたみたいだよ。」
「え?カラオケ??」
「人前で大声で唄ったり、喋ったりしても良いんだってってことと、恥ずかしいことではないと言うことを確認したみたい。もちろん、時と場合によるってのもね。」
「へー、何?赤ちゃんの時、ことば覚える時にさぁボソボソ喋ってたじゃん。その癖が今まで続いたってこと?」
「そうじゃなくて、小学校では色々あったでしょ。人にきちんと話を伝える時はちゃんと大きな声で短くはっきりしゃべるのが良いってのもわかったみたい」
「そうなんだ」
「◯◯ちゃんがラウンドワンのカラオケボックスに行ったのは、すごく意味のあることだったみたいよ。」

昭和の人のカラオケのイメージ

ぼくなんか、カラオケボックスが流行りだしたのは大学生の頃で、カラオケと言うと当時はスナック系の風俗店のイメージが学生の頃はありました。
今は、そんな不健全なイメージは払拭されていますが、自分のむすめがカラオケボックスと言うツールをうまく活用したのはある意味ではよかったと思います。(ちなみに、単なるカラオケボックスは、深夜酒類提供がなければ警察への届出はいらん)
でもねある意味、密室だからこれからは注意してね。

学級会の司会

その、大きな声で短く啖呵を切るようにしゃべることは、2学期になった学校で効果を発揮したとの事です。
今学期、学級会で司会(学級委員の制度は無いそうです)をしているそうです。

「これから学級会を始めます!みんな!これから私の話を聞くんだ!!」

先生は「びっくりしながら笑ってた」そうです。
みんな、あのちっちゃくてこじんまりしたあの子がそう来るとは思わなかったみたいです。
そんな意外性とはっきりくっきりしたことばで進行することができたために、その後の校内お祭りに関する議題がスムーズに進んだのは言うまでもありません。

見てみたかったなぁ

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