パンイチ就寝が終了の中2むすこ
今年の夏も暑過ぎて、すっかりパンイチ(パンツ一丁)で寝るのが癖になってしまっていた、中2のむすこ。
パンイチと言ってもスポーツレギンスも履いて寝ているので、正確にはパン二です。
上半身裸で、筋肉質の体で起きてくると、ターミネーター2のあの液体ターミネーターが現れたみたいで、何となくかっこよく、かつ羨ましく、何となく注意せずにここまで来てしまいました。
そろそろTシャツぐらい着なよ
しかしながら、最近涼しいし、中坊程度の歳だとこどもの体調管理は親の責任とも思っていますので「そろそろ、Tシャツぐらい着て寝なよ」と声がけをしたのであります。
そう言っても、相変わらずパンイチで寝ている液体ターミネーター。
さすが中2病です。親の注意は馬耳東風という感じです。
ところが、この間、あの寝起きの良いむすこが起きてこなかった日がありました。
ある朝、吐いたと言うむすこ
「おーい、朝ごはんできたよー、一緒に食べよう。」
起きてきません。
変だな??
しばらくして起きてきた、液体ターミネーター。
顔色も肌艶も相変わらず眩しい。中学生男子。
でも、表情が硬い。。。どうした??
朝ごはんを食べて、トイレに駆け込んで、出てきました。
「お・お・お・おとうちゃん、吐いた・・・」
ひょっとして学校サボりたいのか?
吐いたら、なんかさっきの表情の硬さは取れてスッキリした顔をしています。
悪い物を出したみたいです。
“むむむ・・これは大丈夫だな。”
「何?吐いた。今はどうだい?」
「少し良くなった。」
「どこか痛いところある?」
「ちょっとだけお腹が痛い。。。。」
“学校サボってドラゴン桜でも見たいのだな、その顔でそうはいかんぞ”(前日の記事ご参照ください)
「学校どうする?」
「・・・・・・・」
「そんなパンイチで寝てて具合悪いなんて、どう説明できるんだい?」
「いく・・・」
「行くのは構わないけど、途中でどうしてもダメだったら先生に言うのだぞ。」
「わかった・・・」
そうして、学校がサボれなくなったと決めた、液体ターミネーター
元気なさそう(なフリ)で登校していきました。
でも、吐いたのは本当の話だし、何となく申し訳ない気もしましたが顔色もさっきより良かったし、具合悪い時は遠慮なく言うむすこを信じて行かせてしまいました。
帰宅・・・元気なむすこ、そしてサッカー
4時過ぎ、学校から帰ってきたむすこ。
フルの6時間授業を受けて帰ってきました。
いつも通り、うるさいぐらい元気でした。
「気持ち悪くないの?」
「え?なに?」
学校で勉強するのは嫌いなのは仕方ない。
でも、ともだちと会って元気を取り戻せていました。
「おとうちゃん、おれ今英語でビートルズやってる。ドラゴン桜みたいでしょ。ビートルズの人って親と離れちゃった人がいるんだよ。」と言いながら、まだ習いたてらしくメチャクチャな英語で”Strawberry Fields Forever”を唄いながらサッカークラブに出掛けていきました。
何だよ。全然元気じゃん。