
地図が苦手なむすこ、地理を勉強。
「お父ちゃん、ここ読んで。」と教科書を持って言ってくるむすこ。
読むのが苦手な分、聞くのは得意。
「よし、読もうか!」
ITCに期待したこともあったなぁ
とは言っても、学校の勉強は聞いて覚えるだけではダメです。
テストは紙に筆記しないといけません。
聞いて理解していたとしても、文字を認知して書面に書けないと点になりません。
「んじゃあ、ITCでのテストが導入されればいいこともあるね」とITCに期待して思ったこともあるのですが、現実的にはそうはいきませんでした。
モニタに表示されている文字への認知や想起が不得意なので正しいものかどうか、迷ってしまいます。
その迷いは面倒なものと感じます。
ITC学習は良いようで面倒な面が多いのでやりたがりませんでした。
やるのであれば、UI的にビジュアル的にかなりわかりやすもので無いと難しいようです。
ITC教材フォーマット等が共通化しないのかなぁ
全ての子に対応するのは難しいけど
その点、スタディサプリはそう感じる事もないようで、副教材的に頑張って使えるようになっています。
しかし、多くの学習教材は文字がどうしても多くなってしまいます。
始める前の設定、注意事項などなど・・・
それに、教材・教科によって手順が変わるものは混乱します。
作り手側が、これぐらいわかるだろう的な思想があると感じるときもあります。
一般的に分かりにくそうなUIでも力技でなんとかしている子もいると思います。そう言う子は何があっても大丈夫だと思います。ただし、そうでもない子が大半じゃないかと考えています。
ICT教材を全ての子に対応させるのは難しいことはわかりますが、せめて共通のフォーマットや基準色等を設定して、対応させて簡単に使い方を理解できる事が最低限必要なのでは無いかとぼくは考えています。
特にデジタル教科書
これから、デジタル教科書に出くわす事もあるかもしれません。
デジタルも紙の教科書も内容については問題は無いのですが、インターフェースが出版社や教科によって違う事が予想されます。
むすこのような子は戸惑いついつい違うボタンを押してしまい、授業が中断してしまうでしょう。
どうせ作るなら、教科全部同じフォーマットでその上で出版社毎の特色を出してもらいたいと願います。
大事なところを覚える息子
太平洋ベルト
さて、教科書を持って「読んで」と言ってきたむすこ。
大事なところに赤線が引いてありました。
「あ、ここは読まないで。そこはぼくが答えるから。」
「よし、読むぞ!工業生産額が多い・・・・。」
「太平洋ベルト!」
「正解!」
余計な事を言わないでおこう
え??おとうちゃんは「太平洋ベルト地帯」って習ったけど、今は「太平洋ベルト」って言うのですね。
まぁいいや。むすこにはこんな余計な事を言うのはやめておきましょう。
「地帯」って言う漢字を書かなくて済むもんね。
地図苦手むすこが中学地理を勉強ができるようになったお話でした。
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