中2むすこの自分で決断する癖
人の悪口はあまり言わない中2のむすこが怒りながらこう言ってました。
「あいつ、"あー明日、サッカーめんどくせー"って言ってたけど、自分でやるって決めたのになんでそんな事言うんだ?」
「クラブチームの子?」
「いいや、学校の部活のやつ。」
部活は全然関係ないのに、珍しく熱く語るむすこです。
あえてその子の名前は聞きませんでしたが「おとうちゃんも知ってるやつ」との事でした。
決断させる癖
中2なので、それぞれ反発する感情のラインと言うのは敏感だし、それぞれ違うので、「あるよーあるよー」とそんな事はしょっちゅうと言っておきましたが、どこかしら違和感を感じて思わず不満を漏らしてしまったようです。
むすこからしたら、苦手な「学習」に関してはどうしても親やともだちに頼らざるを得ないところはあるのですが、その他の決断しなきゃいけない場面と言うのはほとんど自分で決めてやらせてきました。
いちお親の承諾が必要な事は弁えていて心得ている子なので、その場合はその都度相談に来るのですが、あまりにも無理そうなものはもう一度自分でよく考えて答えを自分で出すようにしますし、全く問題の無い些細なものでしたら「自分で考えてそれでいいならいいよ」とあくまで自分で決めた風に言ってあげております。
自分で選んだ事を後悔しないように
これはかつてぼくの進路について自分の意思を全く聞く耳を持ってくれなかった事の反省からそう思ってのことであります。
「そこに行くなら学費は出してやらない!」と怒気を込めてまで言われた事を未だに根にもっている訳ではなく、育てていただいた親なので感謝はしていますし、こんな親でも毒親とかそんな感情は無いのですが、「あの時、あっちの道に行ってたらな~」と多少後悔をする場面もあるからです。
なので、自分の道は自分で決めて後悔しない人生を送って欲しい。
それだけなのです。
できる限りは協力はします。
でも、いつまでも親がいると思ってもらっても困るので、こどもの頃から自分の特性・特技・個性にあった決断ができるような訓練の場を作ってあげる。
そんな感じで思っているのであります。