NETFLIX「ポップスが最高に輝いた夜」
NETFLIX「ポップスが最高に輝いた夜」を見ました。
超有名なチャリティソングである「We are the world」の誕生からレコーディングまでのドキュメンタリーです。
1995年1月20日がレコーディング日ですので、ぼくは高校3年生。
大学受験真っ最中の時です。
中学から高校時代は、ラジオ等で音楽をたくさん聴いていた時期ですので当時の米国の有名ミュージシャンがたくさん出てきて、当時を思い出しながらワクワクしながらこの動画を見ました。
当時はメールも携帯電話も無い時代です。
アポ取りだけでも大変。
しかも、OKもらっても多忙な人ばかり。
音楽祭が終わった後の深夜にレコーディングが行われたそうで、それなりにOKもらった人は集まったようですが、期待した人が結局来なかったり、わざわざ飛行機で駆けつけて来てくれたり、それぞれユニークで我の強い人達の集まりをまとめあげるのは相当苦労したことが伝わってきました。
レコーディング中も酔っぱらってる人がいたり、それぞれの個性を出したいし、深夜だからみんな疲れ切ってるし、状況としては仕方ないけど、大騒ぎしている様子はまるで小学生の集まりのように見えました。
そりゃそうですよね。命かけて唄を作って演奏している人たちばかりです。
曲に乗せて自分の存在感を出したいのは当然です。
そこんとこは、プロデューサーも作曲家も重々承知で曲の意図が離れないようにしつつ、個性を出してくれることにすごく敬意を表していました。
さすがプロです。
いくらふざけた事を言いつつも、作る方も、歌い手もお互いに尊重していることを感じました。
それがあったからこそ、プロデューサーのクインシー・ジョーンズも作詞作曲担当のライオネルリッチー、マイケルジャクソンもうまく、あれだけの個性派な方たちをまとめて、素晴らしい作品が出来上がったのだと思います。
曲だけは知っている、世代の違う妻にも見てもらいましたが、「すごく良いドキュメンタリーだね。しかし、ライオネルリッチーとクインシー・ジョーンズはすごい人だというのがわかったよ。」と感心していました。
ものすごく古い話のドキュメンタリーでしたが、思春期の中学生のむすことの対話に通ずるそんな風に見てた父でした。
ご覧いただきありがとうございます。サポートいただいたお金は、むすこのディスレクシア向けの教材等、今後の活動資金とさせていただきます。