中2むすこのランドセルを処分
先日、小学生時代にむすこが使っていたランドセルを処分しました。
乱暴に扱っていた割には綺麗でした。
でも、むすこに聞いて処分しました。
その時に思ったことを記述いたします。
ランドセル購入のエピソード
ちょっと前のゴールデンウィーク、近所の31アイスクリームに行こうと、妻とむすめが店の列に並んでいた時のことです。ぼくたちの前には、おかあさんと2歳くらいの女の子が並んでいました。
その女の子が店のメニューを見ながら「どれを食べようかな〜」と選んでいる様子をぼんやり見ていたぼくも、つい「何食べようかな〜」と呟いてしまいました。すると、その子がふっとぼくの方を振り返り、目が合いました。
「あら、こんにちは!何がおいしいかな〜?かわいいね」と、ぼくはむすめの幼い頃を思い出しながら、思わず話しかけてしまいました。
その直後、そのおかあさんがすかさず妻に話しかけてきました。
「すみません、落ち着かなくて…むすめさんは何年生ですか?」
「え?5年生です」と妻。
「そうなんですね!実はうちには来年1年生になる女の子がいていまおとうさんとお留守番してるんですけど、ランドセルっていつ頃買いましたか?」と、おかあさんは続けて質問しました。
「ラン活ですね」と妻がにやりと笑いながら答えました。
うちのランドセル選びのタイミング
「うちの子は欲しいものがはっきりしていて、31アイスとコラボしたデザインが気に入って、それを選びました。だから、すぐに購入して、夏休みには締め切りがあったので、葛西のヨーカドーまでわざわざ行ったんです」と妻。
そしてご参考にと更に上のむすこの話をしました、
「うちの上のむすこは実家の近くにあったランドセル屋さんで、夏休み中に予約しました。子どもそれぞれ好みが違うので、ギリギリ3月に既製品を買う人もいましたよ」とお伝えしました。
ランドセル選びは、親にとって重要なイベントであり、「ラン活」として定着しているのも納得です。6年間使うことを考えると、決して安い買い物ではありませんし、子どもにとっても思い出に残るものになるに違いないですしねぇ
懐かしいランドセルと過去の思い出
先日、宅内の大規模修繕の際に家の整理をしていたら、約8年前に贅沢にも受注生産で購入したむすこのランドセルが出てきました。クラリーノ製のもので、つい最近のことと思い出します。
そう言えば、その時3歳だったむすめがまるで自分の分も買う気満々で選んでいたっけ(もちろんその時は買ってあげなくて、キルフェボンのタルトで誤魔化しました。)
そのランドセルを開けると、未使用のポケットティッシュやコロナ禍で使わなかったマスクがそのまま入っていました。外側もベルトもきれいなままで、「あんなに投げつけたり、座ったりしていたのに、よく6年間持ちこたえたな」と感心しました。
そんな思い出にふけっていると、今は中2になったむすこがやってきて「おとうちゃん、なにやってるの?」と聞いてきました。そして久しぶりにそのランドセルを背負い、「きつい、きつい!」と言いながら、その姿を記念に写真に収めました。
「このランドセル、処分してもいいか?」とむすこに尋ねると、彼は「いいよ」とあっさり答えました。リサイクルを考えましたが、色々と小学生時代は大変だったことを思い出してしまうので、処分することにしました。
もったいないぐらい綺麗だけど、ぼく自身の気持ちの問題です。
昨日より明日のむすこを思い描くために、寂しいけど袋に詰めてゴミステーションに持っていきました。
むすめのランドセルの現在はどうか?
一方、現在進行形小学生のむすめのランドセルも、5年ほど経っても今のところとてもきれいです。1年生の時は区指定のカバーを、2年生以降は31アイスとのコラボカバーを使い続けており、表面はほとんど傷ついていません。
ランドセルの質も、40年前に比べると格段に良くなっていると感じます。ぼく自身、6年生の頃にはランドセルが壊れて使わなくなった記憶があります。今のランドセルは、本革でなくても非常に丈夫で、一生使えるのではないかと思うほどです。
むすこのランドセルを処分したのは少し寂しかったけれど、これからの彼の自分自身で作っていく成長を楽しみにしながら、また新しい思い出を作っていきたいと思っています。
ちなみにむすこランドセルを買ったお店はこちらです。
これは2025年版ですが、むすめのはこのシリーズです。
本体の錠前とカバーが仕様が変わっているだけでほとんどデザインはいっしょみたいですね。