「電車嫌だ!」から「新幹線にひとりで乗ってみる」と言うまで・・・
「もう電車嫌だ!」
サッカーの公式戦で遠征続きでそんな事を言う中2のむすこ。
電車に乗る事があまり好きではないむすこです。
電車に乗る事が苦手な理由が2つあります。
電車に乗る事が苦手な理由
電車の音が苦手
ひとつは、小さい頃から耳が敏感なむすこは、日常マフを付ける程ではありませんが、電車に乗る時に音が耳に響くらしく耳栓が欠かせなかった頃もありました。
それが、ともだちとワイワイ乗ることが増えてきてそのような事を気にならなくなってきました。
狭い空間、狭い座席にいつまで座っていないといけないのか
そして電車が苦手な理由2つ目。
狭い車内にじっと大人しく長く座っていないといけないこと。
電車は決して狭くはないのですが、乗り物のあの空間に大人しく座っていないと疲れてきます。ひたすら「苦痛」なんだそうです。
地図も苦手
元々ディスレクシアのせいで地図も苦手で、あんなごちゃごちゃパズルのような東京の電車路線図なんか見向きもしません。
それに、どこで乗り換えるとかどこで降りるとかなんて全く気にしていません。
電車に乗っているこの「苦痛」がいつ終わるのか?
一緒に乗るといつも聞いてきます。
「ねえ?あといくつ(駅の数)で降りるの?」
「あと、何分で着く?」
そんな事をしょっちゅう聞いてきます。
駅の数ぐらいは路線図見て数えれば、正確に教えてあげられますが、ぼくだって時間までは正確には覚えていません。
ですので、電車に乗る前には「どの駅で降りるのか?どの駅に乗り換えるのか?最終的にはどこに行くのか?」をきちんと教えておいて、時間は自分でスマホを使って確認させると言うのが、むすこに安心を与えるのであります。
中学生になっているとはいえそんな特性を持っているので、毎週遠征で電車に乗って知らない街に行くことにストレスを感じているのだと思います。
それで「もう、電車嫌だ!」と言うのであります。
これも、最近では、ともだちと乗っていると気が紛れるのですが、苦痛な事は苦痛なんだそうです。
新幹線に一人で乗ってみたい!
先日、11月の3連休初日の夜に東海道新幹線が大雨の影響で止まってるというニュースをむすこと見ていました。
「えー、ともだちが岡山にひとりで行くって言ってたけど、大丈夫かな?」
3連休を使って、金曜の夜から両親の実家に行く予定でしたが、むすこたちと一緒に金曜の夜に映画を見に行ってしまい、翌日大雨の中一人で岡山に合流すると言うことになったらしいです。
ちなみにその子は、朝のうちに新幹線に乗ったので岡山には無事着いていたようです。
「中2一人で新幹線に乗って岡山まで行くんだすごいじゃん。」とむすこに言うと。
「俺もやってみたい!」
「本当??」
「じゃあさ、中学卒業旅行におじいちゃんち(静岡)にでも行ってみれば良いじゃん。ひとりで。」
「うううう・・でも行ってみたいな。」
「大丈夫だよ。スマホもあるし日本ならさ新幹線に乗るぐらいならなんとかなるよ。新幹線の駅までおじいちゃんに迎えにきて貰えば。」
「いや、駅からバスで行く!」
元々バトル好きなので、ともだちがやっていることに対抗したくなってり、または同等の事はできるんじゃないかと思うむすこです。
「よし!やってみるか!!再来年だけどね。」
「やってみる」
まとめ
実際忙しくてできないかもしれませんが、ひとりで新幹線に乗ってみたいと言う事を言ってくれたむすこに成長を感じます。
でもね、新幹線は乗ってる時間長いよー、東京の地下鉄とは
大違いだよね。
18歳(成人年齢)まで、あと4年。
昨日も、遠征で試合に出かけたむすこです。