家族旅行と交通系ICカードの便利さ
この夏も東海道新幹線に乗って家族旅行です。
旅行に先に行って、その足で妻の実家にお世話になります。
うちは「EX予約」で家族分の新幹線切符を買ってしまうので、家族それぞれ手持ちのPASMO(ぼくはSuica)に紐づけて交通系ICカードかスマホで、最寄りの地下鉄の駅から目的地のJRの駅までタッチだけで電車に関しては済ましてしまいます。
紙の切符を発行してもらってたときに比べて便利になったものです。
SuicaとPASMOの発売中止について
そんな中、SuicaとPASMOが未だに発売中止になっているとは知りませんでした。
確か?去年の今頃からSuica等に使用しているFelica用の半導体が足りなくなって発売を一時中止にしてるとかなんとか、そんな事情を聞いていました。
発売中止になっているのはカード型の「記名式」と「無記名」のもので、定期券は発売しているようです。モバイルもOKです。
「Welcome Suica 」と言う訪日外国人向けの「Suica」も発売中止もしばらく発売中止だったようです。
これはこの7月からデポジット無しの28日間の有効期間付きのものを「JR EAST Travel Service Center」や成田空港駅等で販売されているそうです。
円安効果で盛り上がっていたインバウンド需要の時期だったのに、1年ぐらいビジネスチャンスを逃してしまっていたわけですね。
どうりで、ちょっと前に来日ほやほやの東京在住のとあるイタリア人が「ICOCA」カード(ICOCAは大阪で買えたらしい)を手に入れて喜んでいたわけです。
あのカードをタッチして改札を通るのがうれしいと言っておりました。
Welcome Suica(East Japan Railway Company)
記名式の「Suica」及び「PASMO」カード発売の一時中止に関するお知らせ
Felicaチップ仕様の汎用性
Felicaの半導体ってどういう仕様の事情かはぼくは知りませんが、イオンやイトーヨーカドーに行くとWAONやnanaco等のFelica系カードがたくさんぶら下がっています。あーいう流通系とSuica等の交通系では仕様が違うのでしょうか??
別に他人の商売をどうこうと言うわけではありませんが、どうも釈然としません。
そもそも、Felica系のカードは、昔々「オクトパス」と言う返還後の香港で導入したと当時は聞いています。
それにも関わらず国際化的にはちょっと萎んでしていると思われるFelicaです。
香港で最初に普及したのですから、もっと商売っ気を出したら中国や東南アジア諸国でも盛り上がったのではないかと思ってしまいます。
日本発なので経済安全保障面でも有利にいける商品ではないのかな?と考えてしまいます。
色々なご事情があるのだと思いますが、何となくかつてのビデオ規格とかCDだとかMDだとかで消費者が振り回された時代を思い出すのはぼくだけでしょうか?
QRコード決済の普及と将来
最近のJR東日本のシステム障害は仕方ないとしても、交通系Felicaチップの増産を政府が支援してくれればいいのにと思います。
このままQRコード決済が主流になってしまうのでしょうか。私も仕事用にSquareのFelicaとNFCタッチ決済端末を用意していますが、QRコード決済用の端末は用意していないので、準備が必要かもしれません。