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夏の思い出、DWL2023の思い出

4年に一度開催されるDREAMS COME TRUE のスペシャルなライブ、
DREAMS COME TRUE WONDERLAND。
今年はドームツアー、5都市9公演で開催された。(そのあと後夜祭的な位置づけでワンダーランドミニとして2都市の公演もあり)
前回2019年の開催からの期間、コロナ禍でライブがままならない時期を経て、ライブができる、ライブに行ける、一緒に歌える喜びに満ちたツアーとなった。
ワンダーランドと共に今年の夏が始まり、最後の花火と共に私の夏は終わっていった。
3公演行った思い出を、今年の夏の思い出として綴ってみた。

7月1日、土曜日、ワンダーランド初日は札幌ドーム公演。
ドリの北海道公演、吉田さんの故郷が北海道なので、故郷に錦=コニシキ公演、と呼ばれる特別な公演。機会があれば行きたいもので、前回のワンダーランドに次いで今年も行くことに。
せっかく北海道なので一緒にドライブ旅行もしようと、ずっとペーパーだった運転免許を復活させるべく、初めて教習所に通ったりして猛練習した。
練習の甲斐があり、北海道旅行をたいへんに楽しめた。でもあちこち欲張り満喫しすぎ、ライブ当日はギリギリスケジュールで、自分の席にたどり着いたのはライブ開始予定時刻の1分前、というぎりぎりっぷりだった。

今回のDWLは、メリーゴーランドのようなセットが中央にあり、その周りをぐるりとステージがつくられ、客席方向に4本の花道があるつくり。場所によって景色が変わり、どの場所からでも楽しめる作りになっていた。
札幌ドームの席は、メイン花道の反対側ではあったけど、比較的前の方で、ぐるりのステージは結構よく見えた。
なにより楽しかったのが、今回の目玉?といってもいい、あひるコースター。結構近くで見られた。移動遊園地というタイトルとはいえ、まさか本物の遊具を置くなんて!吉田さんが乗りながら歌ったのがたいそうキュートだった。そのあとも、冬曲メドレーのときはコースターに白い雪化粧させたり、曲中でヘルメット被ったスタッフさんが乗りながら手を振り振りサービスしたり。演出のアクセントとしては大変に楽しいものだった。

DWLのオープニングテーマ。この曲がもう涙腺のスイッチになってしまっていて、ライブが始まる前から涙が出始める。
ドラの合図と共に吉田さんが登場!なんとメリーゴーランドのセットの頂上から!モニターに映し出された表情、既に泣いていた。つられて私も号泣。そのままDWLおなじみとなったフライングしながらの歌唱。嬉しそうに、ときどき客席に急降下して歓声が上がる。さっきまで泣いてても笑顔になる。今回は吉田さんと一緒にティンカーベルみたいなドローンが一緒に宙を飛んでいて、それも可愛らしかった。
コロナ禍を経て、声出して良い最初のツアー、その初日。その喜びで満ち満ちていて、吉田さんは嬉しそうに歌を促すし、お客さんも楽しそうに歌ったり、ステージに声をかけたりしていた。もちろん私も歌ったけど、久しぶりに歌う過ぎて、どこを歌えばいいんだったか若干迷子に。
北海道のワンダーランドでは実は初めてやる、という貴重なLAT.43°Nを含む冬の曲コーナー。雪のクリスマス・WINTERSONGではシャボン玉の演出と大サビ前の銀紙吹雪に盛り上がった。キラキラと銀紙が宙をまってキレイ、と見ていたら、私の周りだけ異様に多かったようで、振り返ったらカバンが銀紙まみれになってて笑った。
本編最後はあの夏の花火。1番をしっとりと歌った後、
「今年もみんなで花火みるよ!」
吉田さんの声と共に打ちあがった花火。
とても綺麗で、嬉しくて、涙が出た。
アンコールは今回初トライというメドレー。救命病棟24時の主題歌になった曲たちが歌われた。何度でも、朝はまた来る、何度でも、その先へ、さあ鐘を鳴らせ。
ずっとそばにいて力づけてくれた曲たちに、また涙があふれてきた。

最後は全員のメンバー紹介。
ダンサー、サポートメンバー、そしてまささんの紹介。
「やー!」(ダチョウ倶楽部のネタ、もう恒例にして活用しまくっている)を、4年ぶりに会場中で声出しして盛り上がり。
最後、吉田さん、
「もうやる前から涙が出てきちゃった」その姿につられて泣いて。
でも「せーの!」
「よしだみわー!!!!!」
4年分のありがとうを名前に込めまくって叫んだ。
久しぶりの声と、涙と、笑顔にあふれた一晩だった。

その日の昼間、支笏湖で撮影
あひるコースターとスワンボート。ちょっと似てる

9月1日金曜日、リアル決戦は金曜日の日。
東京ドーム公演2daysの初日。セミファイナル公演でもある。
今年はとにかく暑い毎日で、この日も例にもれず猛暑の中での入場だった。何てことない待機列で汗だくになり、飲み物が足りなくなりそう!と慌てた。いつも大きめの水筒なのに。やばい熱さの東京公演だった。
無事ドーム中には入っても今度はトイレの大渋滞。ドームは女子トイレ少ないんだろうか。我慢するわけにもいかず、公演のオープニングはちょっと遅刻してしまった。しかし本編オープニングにはどうにか間に合ってほっと一安心。
この日の座席は札幌のときより反時計回りで10分ほど戻った位置。
あひるコースターからは離れた分、メインステージがサイド目線だけど肉眼で見える位置で、動きが前回より良く見えた。
そして案外に音が良く聴こえた場所だった。前回は反射の音が何重にも聞こえて曲の判別にすら苦労するくらいだったのが、クリアに楽器の音も聞こえるようになって。前回のセットリストを見事に忘れていたこともあって、イントロの音からわくわくして曲を楽しむことができた。
オープニングの、メインセット上に登場する吉田さん!横からだけど肉眼で見えて、嬉しくて号泣。
この日はライブ収録がある日で、そのせいか普段以上にステージ上がカッコよくみえた。MCもそれを意識してか、ちょっと少なめだったかも。
アンコールの最後の最後、まささんの紹介の場面で、まさかのゲストが登場してびっくり!
ダチョウ倶楽部の肥後さんがステージ上に登場!
吉田さんにはナイショだったみたいで、あんぐり口をあけて驚いていた。もちろん観客も。
そしてそっくりな2人そろっての「やー!!」もちろん全方向に。ダチョウ倶楽部の往年のネタも会場中でやってたりもして、いままでで一番盛り上がった。

写真からも暑さが蘇ってくる気がする

9月2日土曜日、ついにドームツアーファイナルの日。
昨日の失敗を踏まえて、飲み物たくさん持参、トイレは会場の外で済ませ、スムーズに会場入りした。
この日は2階席だったのだが、前日からさらに15分ほど戻った角度、メインステージの正面で全部のステージを見渡せるとても良い場所。俯瞰して見ることができて、今ツアーの全容を三日目にしてようやく把握することができた。唯一残念だったのが、お気に入りのアヒルコースターがちょうどセンターセットの陰になり、まったく見えなかったこと。肉眼で見納めしたかった。
ファイナル公演のオープニング。タワーのてっぺんから登場した吉田さん、ちょうど真正面だった!ステージの真ん中で距離はあるけど、目の前で歌ってくれているような気持ちになって、今日も大号泣。
恒例のフライング、すごい距離、すごい高低差で飛び回っているのが、俯瞰で見られたからこそよくわかった。高いところだとスタンドの高い席と同じ目線になって嬉しいし、一気に下がるとアリーナのお客さんの間近になってすごい歓声が上がる。こんなことをしながらも何てことない表情で歌い続けるので、改めてすごいボーカリストだなと脱帽する。
それは地上に降りてからも同じで、丸いステージ、花道ステージを隅々まで歩きまわり、踊り歌い、移動するのに猛ダッシュしたり。それでも歌が不安定になることはないからすごいなぁと思う。
歌声のすごさを存分に味わえたのは、未来予想図シリーズコーナ。
未来予想図、未来予想図Ⅱ、アイシテルのサイン~わたしたちの未来予想図~。しっとりと心を込めて歌いあげる歌声はやはり素晴らしく美しかった。衣装も演出も素敵だったのは、ドレスとステージに映る映像がリンクしていて、大輪の花が咲いたように見えたもの。上から見ないと分からない演出が粋だった。
本編の最後、あの夏の花火。ドーム内に華麗に打ちあがった花火をみて、私にとっての今年最後の花火だろうなと、うるうるしながら目に焼き付けた。

アンコールは、救命病棟主題歌シリーズ。肉眼で見ると、正面からの姿、横顔での姿、ちょっとだけ後からの姿、いろんな姿を見ることができた。ドリが今まで歩んできた道のり、私たちも一緒に聴いてきた日々が思い出されるようなメドレーだった。一緒に歌って拳を上げて叫んだり、会場がひとつになっていた。
そして、ワンダーランドはこれで終わりなのだな、と寂しい思いもひたひたと押し寄せてきた。この光景を、この姿を忘れないように、目に焼き付けながら観て聴いていた。
最後の曲、さぁ鐘を鳴らせ。この4年間のいろんなことを詰め込むように、想いを込めて歌う吉田さんの姿に、また泣けてきた。

そして 生きると誓え 生きると打ち鳴らせ
また会う日まで また会える日まで
鐘を鳴らすから 鳴らし続けるから

また笑って会える日まで、いろんなことを乗り越えていこうと思う、魂に響くライブ、心に沁みるワンダーランドだった。

次は来年のウラワン。
ライブの最後に告知映像が流れたので、それを楽しみに生きていこうと思った。

恒例になっているライトスティックのキャラトップたち。

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