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ラブシャ、ラブシャ、ツアー初日①

8月25日、26日のSWEET LOVE SHOWER2023、通称ラブシャの2日間、
8月27日、androp fab gravity ツアーの初日、zepp新宿公演、
3日連続でライブに行ったのですよ、という話。

もともと行く予定だったのは二つのライブ。
25日のラブシャ1日目。
27日のandropワンマン。
ラブシャは山中湖畔が会場のロケーションが素敵なフェスで、andropが出演するならと楽しみにチケットを取っていた。
27日はandropのツアー初日。直前の23日にアルバム「gravity」を発売したばかりで、その曲たちが聴けるのを楽しみにしていた。

ライブの1週間ほど前、突然飛び込んできたニュース。
26日のラブシャの、「斎遊記ー富士山編ー」に、andropの内澤くんがゲスト出演するというのだ。
斎遊記は、ユニゾンスクエアガーデン/XIIXの斎藤宏介氏がスペシャで持っている番組で、そのコーナーでラブシャに出演するそうなのだが、それのゲストとして呼ばれたとのこと。
斎藤くんと内澤くん。いま一番一緒に観たい組み合わせ。
前出2日のライブに行くため、休養日として中日の26日はお休みは取っていた。
これは行くしかない…!と、急きょチケットを手配し(ソールドアウトしていたが譲渡元が無事見つかる)、日程を組みなおす。
直前過ぎて現地の宿もオフィシャルツアーも取れなかったので、公共交通機関を利用して2日連続日帰りでの決行を決意した。

前置きが長くなったが、そんな訳で3日連続ライブの期間のスタートである。
25日、ラブシャ初日は新松田からのオフィシャルバスを取っていたので、早朝から会場の山中湖へ向かう。途中渋滞はあったものの9時過ぎには現地に到着。
素晴らしい晴れの天気。暑くなりそうな予感。
今まで2回ラブシャにはきていたのだが、その時は2回とも雨で、結構寒かった記憶が強かった。
今年は暑さとの勝負になりそうだった。
早めに着けたのでシートエリアの日陰になりそうな片隅に場所を確保して、休みやすみライブを楽しんでいた。
フェスに行き始めた当初は、観られるものは全部見ないと!と張り切ってずっと動き回って、ぐったりして帰ることが多かった。
今回は体力は温存して3日間乗り切る作戦。
がっつりステージは観られないけど、ステージから流れてくる音は確実に耳に入ってきて、その場にいるだけでも十分楽しかった。

とはいえせっかくなのでいくつかのステージは回る。
ラブシャで一番好きなステージは、芝生が美しいMt.Fujiステージ。
ちょっと気になってたPEOPLE1を見る。音がかっこいい。
移動したりご飯食べたりしながら聴くヤングスキニー、DURDN、やばいTシャツ屋さん、キタニタツヤ。ヤバTは初めて生で観たけどなかなかの盛り上がりっぷりだった。
GOODVIBES ステージに移動してimaseくんを見る。
SNSで話題らしく、お客さんもたくさんあつまってた。音楽初めて間もないらしいが結構堂々としたステージ、歌もなかなかよい。「ステージ撮影していいよ、カッコよく録ってね」とかさらっというのは今の時代らしいなぁなんて年寄り的な感想。
終わりの曲が近づくとステージの裾にスタッフが集まってきてて、その中に次のステージのandropのメンバーの姿も見えていた。

ステージが終わって前方エリアに向かうと、たくさんいたお客さんはごっそり移動、前のエリアはがらがらに。
ちょっとだけ動揺したけど、おかげで一番前のど真ん中を確保してしまった。こういうところで見られるのもフェスの良いところではある。

ステージ上ではセットの転換、機材の設置、楽器の調整などが着々と進み、途中からandropメンバーたちもステージ上に。楽器の調整などを。
普段のライブでは見られないこんな様子もずっと見られるのもフェスの醍醐味。音の確認も兼ねて2曲ほど演奏してくれたりもする。がんばってステージ前から待ってる人たちへのご褒美かもしれない。
準備も終わってステージが始まるまでの時間は、いい天気が続いている夏の暑さにひたすら耐える時間。後半はステージの陰に少しずつ入るようになってだいぶ助かった。

待ちに待ったandropのステージ。とても素敵で楽しかった!!
ステージ上もにこにこして楽しそうだった。
一曲目はこの日にぴったりのSummerday、夏空の下で聴けたのがとても嬉しかった。Arataはバンドバージョンで聴くのは初で、ドラムの音が入るとより電車の旅感がでて良いなぁと思った。
「飛び跳ねて!1,2,3,4!」っていきなり振られて始まったのはHyperVacation。心の準備もなくいきなり飛び跳ねて、って言われても!と慌てつつも、内澤くんのにっこにこの笑顔を見てこちらもほほが緩み、一緒に飛び跳ねる。初めてライブで聴くnewアルバムの曲だけど、こうやって楽しんでほしいのだな、といきなり提示された感じ。それはそれで楽しい。
楽しく盛り上がる曲は続く。SuperCar。コロナ禍で声出せなくても楽しめるようにと作った曲、リアルで声が出せるようになったらもっと楽しくなるよね。それはそれは嬉しそうにマイクを振るので、つい大きな声で歌ってしまう。青空の下で響くみんなの歌声はとても幸せなものだった。
最後はVoice。最初からみんなの歌声が響く。ずっと聴けなかったこの歌声を聴きたかったんだろうな。佐藤くんがめちゃめちゃ気合い入ったコーラスをするので思わず笑ってしまう。もちろん一緒に歌って、飛び跳ねた。お客さんの歌声を聴けて、楽しんでる姿をみて、内澤くんも他のメンバーも本当に楽しそうだった。夏を一緒に満喫した、と言えるきらきらしたステージだった。

andropのステージが終わったころには暑さのピークが過ぎ、だいぶ過ごしやすくなってきた。人の波にもまれつつ、Pefumeのステージへ。3人しかいないのに圧巻のステージ。かとおもうとゆるいトークで場を和ませ、「男子ー!女子ー!」って声でお客さんの声を出させて盛り上げるところはさすが。
「チョコレイト―!」「ディスコ―!!」で始まる最後の曲、みんなが知ってるチョコレイトディスコ。みんなが知ってる曲があるのは本当に強い。会場がひとつに盛り上がる。

あいみょんのステージが始まるころには、ずっと雲がかかって見えなかった富士山が、頂上まできれいに姿を見せるようになってきた。ちょうど夕焼けの時間も相まって、ステージの背景が素晴らしく美しい。
あいみょんの歌声を聴きながらの背景としてももちろん素晴らしいけど、それだけじゃもったいないな、と音を聴きながら湖畔に移動。今まで3回山中湖に来たけど、初めて見る富士山と山中湖のきれいなコンビネーション、そして少しずつ変わる夕焼けの色。とても美しい景色だった。
その風景をみながら、あいみょんの歌声を聴いていた。最後は君はロックを聴かない。風景を見ている人たちもみんな音にあわせて身体を揺らしていて、なんとも尊い風景だなと思った。

sumikaを観ようと思ったら人波にもまれて移動に時間がかかり、着いた頃には終わっていた。仕方ないのでそのまま流れてLuckyKillimanjyaroを見る。
何となく聴いたことはあったけど初めて見るステージだった。ステージ上も良かったのだけどお客さんの盛り上がりが独特で、ちょっと圧倒された。このステージのトリでもあるので盛り上がりは一番だったのかも。でも一緒に身体を揺らして楽しむのは楽しかった。

遠くに10-FEETを聴きながら帰路についた。混む前に帰ろうと思ってバスの列についたので、最後の花火は見られないなー、と思っていたら、バスの中からちょっとだけ見ることができた。
結局雨はほとんど降らず、一日太陽が降り注ぐ暑い熱い一日だったな。と快適なバスの中で思った。心配した渋滞もほとんどなくあっという間に到着地まで運んでくれた。


富士山と山中湖とライブ。最高ですね。


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