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サブウェイの注文をすべて人任せにしてみた話


事の発端


昼得セットのチーズオンチーズ、パンはハニーオーツをトーストして、有料トッピングなし、野菜は多めでアクセントにピクルス追加、ドレッシングはバジルでお願いします。
…あ、セットはSサイズポテト。トリプルチーズにしてください。


前の記事でお弁当作りをしている話を書いたけれど、時間や体力の関係で作れない日もある。
あとは打ち合わせや出先でお弁当を食べる場所が確保できないときとか。

そういう時のランチはサブウェイに行きがちです。
美味しいですよね、サブウェイ。
昔は「オーダーが複雑だから」とか「あれって野菜しか食べれんのやろ?」と嫌煙気味だったのですが、裏を返せば「自分好みにカスタマイズできる」ことと「不足しがちな食物繊維を摂取できる」という利点に気がつき、割と通うファーストフード店になったかもしれません。



…が、そんなサブウェイにも問題がある。
いやこれは私自身の問題なのですが。

結論から申し上げると「結局いつもおんなじヤツ注文しちゃう問題」です。



あれだけサブウェイはカスタマイズを売りしてるっていうのに、なんかこう…なんというか…ね。
ついつい「味もどんなのかわかってるし、いつものでいっか~」ってなっちゃうんですよね。


だが果たして、それで本当にいいだろうか。


惰性で安定を求めるしまう姿勢は、クリエイティビティに欠けていると思いませんか?


未知なる領域に挑戦するのも、生きる上ではまた一興。


だけど悲しいかな。
いざ新メニューを頼もうと意気込んでも、無意識のうちに好みの傾向に偏ってしまう経験…皆さんにもありませんか?

困ったなぁ。これじゃあなんの解決にもなってやしない。

こういう時に都合のいいアイデア降りてこないかな~…

そしてソライヌの小さな小さな脳みそが閃きました。

そうだ、自分で決められないなら、誰かに決めてもらえばいい、と。




というわけで、唐突に始まりました「強制サブウェイカスタマイズ権他人に譲渡大作戦(?)」
この作戦はいたってシンプル。
誰かにお昼ご飯のサブウェイのカスタマイズメニューを決めてもらう

その通りに注文して食べる!!
以上です。

分かりやすく例えるなら、ひと昔に流行った2chの安価で○○やってみた…的な感じのそれです。

今回はとりあえずTwitterでの募集と知り合いに声をかけてみました。


こんなことやっておいてアレですが「まぁ多分誰からも反応来ないだろうな~」とか思ってました。
……あれですよ、Twitterとかだとあんまり自分からコミュニケーション取りに行かないので…ね…。
そんな交友関係広いわけじゃないので…
毎回返信返すだけでも緊張で手が震えてしまうコミュ障なので…

ネガティブな心配をよそに、なんと心優しい方々から提案をいくつかいただけることに成功。
この場を借りて感謝申し上げます。ホントにありがとうございます。
しつこいくらいに言います。あざす!!!!!!!!!!!!!

ではでは早速、いただいたメニューの組み合わせを紹介していきましょう。



①超・贅沢サンド


Twitterにていただいたリクエスト。
ありがとうございます。



~カスタム一覧~
・メニュー:ローストビーフ
・パン:ウィート(トーストあり)
・有料トッピング:たまご1スクープ
・野菜:全部大盛り
・アクセント野菜:オリーブとピクルスたくさん
・ドレッシング:ワサビ醤油ソース

しょっぱなからすごい組み合わせが来た。
そして何気に初めてのメニュー、ローストビーフ。
自分的には気になっていたものの、ちょっとお高いメニューだから選択の候補から外れてしまう一品ですね。
しかし今日は企画ですから。
値段だとかそういう野暮なことは気にせず、こまけぇこたぁ抜きにして食らっていこうじゃありませんか。
……ていうかこういう機会じゃないと一生食わずに終わるって可能性もゼロではないからね!!
へへっ、やったぜ。

んで、注文完了。
…おお…見た目から押し寄せる圧倒的なボリューム感…!!
ローストビーフの厚みと大盛り野菜がこれでもかと詰め込まれております。
写真だと伝わりにくいかもですが、結構大き目な一口でかぶりつかないと横からこぼれちゃいそうなぐらいのもりもり具合です。

まぁでもね、肝心なのは見た目ではなく味ですから。

…………うめぇぇぇぇ~~~~~!!!!

まずね、肉が美味い。
しっとり柔らかジューシーな牛肉がパンと合わない理由がない。
そんでね、思いのほか卵が効いてる。
ボリュームに対して1スクープだと存在感が消えてしまいそう…と心配気味でしたが、余計なお節介だったみたいです。
お肉と卵の味わいのマリアージュと、そしてシャキッとした野菜の食感、バランスが整っている一品。
そこ間を取り持って引き締めてくれるのが、ドレッシングとピクルスとオリーブ。
最終的な味を和風テイストに仕上げてくれて、ボリュームはあるけどさっぱりと食べきることができました。
あとオリーブって追加してこなかったけど、意外と美味いんだな。
次からは通常のカスタムでも入れるようにしてみよう。
なにより、このサンドイッチには明確なメリットがある。
教えてくださった方が書いていたように、この組みあわせ「めっちゃたんぱく質が取れる」ということ。


公式サイトに記載されてる栄養情報を引っ張ってきました。
これにトッピング分のたまごを追加したらたんぱく質は「約18.7g」。
分かりやすく例えるとオイコス一個分ですね。
しかも想像以上に低カロリー低糖質。
すごいぜ、ローストビーフ。

……まぁでもこの日はポテト追加しちゃったから、脂質とカロリーはもうちょい上乗せかな。
サブウェイのポテト、尋常じゃないくらい美味いんだよ。
ミニストップのXポテトの次に大好き。

う~~ん、一発目から中々美味しい組み合わせで大満足でした。
では、続いてまいりましょう。


②水族館カスタム


こちらもリクエストありがとうございます。



~カスタム一覧~
・メニュー:ツナ
・パン:セサミ(トーストあり)
・有料トッピング:エビ×2
・野菜:指定なし(ここは通常にしました)
・アクセント野菜:ピクルス
・ドレッシング:バジルソース

教えてもらった時、目を疑ったよね。

……エビトッピング ×2……??

ちなみに、トッピング一回分でエビ5匹換算となります。

……つまりはエビ10匹分!??!?!?!?

サンドイッチ1個に対して多すぎないか!?!?!?!?

おいおい、エビは海の生き物だってのに山盛りエビ祭りになるやん(??)

ていうか何気にトッピングを2回分乗せるとかいう行動もやったことないんですけども。
…できる、のか??どうなんだ??

しかし、これはあくまでも企画。
異を唱えず、遂行するのみ。


……んで、出来上がったものがこちら。

肝心な写真の撮り方をミスってしまったな。
角度が合くて肝心のエビが見えない。
けどね、エビがとんでもねぇ量だよ。

ちなみにオーダーする時の小話。
外人店員さん「トッピングドウシマスカ」
自分「……あの、エビを2回分乗せることはできますかね?」
外人店員さん「(異端を見るような目)」
明らかに怪訝な顔されて泣きそうになっちゃったよね。
でもそのあと意図を読み取ってくれたのか「エビ10ピキノッケル?」と聞き直してくれてhappy。
よかった、出禁とかになんなくて。

肝心のお味ですが……とんでもねぇ程の魚介味。
口いっぱいに広がる光景はまさに水族館。
見渡す限りの海、海、海。
ツナのこってりまろやかな旨味をマヨネーズが優しく包みこむ。
そこに飛び込んでくるのは軽やかなエビのぷりぷり食感。
一口、また一口とサンドイッチにかぶりつく度、エビが口の中へと飛び込んでくる。
こんな贅沢にエビ食べるの中々ない機会だよ。
魚介だらけの組み合わせの中に、バジルソースドレッシングがかすかに森を演出している。
いったい野菜を食べてるのか魚食べてるのか、なんだか困惑するけれど。
まるで何処までも広がる大海原のような一品。
……つまり、このサンドイッチは母なる海を示唆している可能性が……!?
うそです、勝手なこじつけです。

ふぅ、満足満足。

総評的なヤツ

改めて色んな組み合わせを食べてみたけど、どれもこれも新発見かつ美味しくて楽しかった。
また別の機会があればやりたいな。
リクエストは何時でも受け付けてるので、是非Twitterに限らずnoteのコメントとかにも書いてくれると嬉しいです。

では、また。

サブウェイさん、公式でランダムにメニューを組み合わせて作るサイトやアプリとか作りませんか????


~おまけ~

「サブウェイ行ってみたいけど注文怖くて行けねぇ~~!!」と嘆いているそこの方!!
私からいいことを教えてあげよう!!
店舗にもよるけど、最近はタッチパネルで注文できる店舗も増えてきてるぞ。
口頭で伝える労力がないから、比較的楽に注文可能だ。
詳しくは各自サイトで店舗を調べてくれよな!!

調べたけど、近場の店舗がタッチパネル式じゃなかったと落ち込むそこのお前!!
それならもういっこアドバイスだ!!
好きなサンドイッチを頼む。

ここで魔法の言葉「全部おすすめ通りに作ってください」を発動。
あとは喋ることなくいい感じに店員さんが作ってくれるぞ!!

では良きサブウェイライフを。

……あ、ポテトはマジで美味いから絶対注文してくれよな!!

〜ほんとにおしまい〜

〜追記〜

こちらの記事がまさかのnote編集部の「今日の注目記事」にピックアップされました!
たくさんの方に見ていただけて本当に嬉しかったです。
いいねやコメントも励みになります。
ありがとうございました!

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