きょうのそら
2023年12月17日(日)表彰式と50th Anniversary
予報通りの寒波襲来。粉雪舞う季節がやってまいりましたよ。っていうか、突然すぎません?!(切れてません)
今日は、3度目の第15回障害児・者コア・サイドアートの表彰式からの松任谷由実さんの50thアニバーサリーなLIVEと盛り沢山なスケジューリングでございました。
コアサイドアート展は、今年は私一人ではなく、子どもとの共同作品を応募して入賞することができました。表彰式の評価を聞き、自分が作品にこめた想いがちゃんと伝わっていたことが嬉しくて泣きそうになりました。
今回の作品の題名は「ボクの願い」です。作品をみればわかるのですが、作品内に子どもが2年くらい前から不安になるとオウム返しした〝想い〟「せんそうがおわりますように」を書いてもらいました。
この〝想い〟の本当の意味は正直わかりません。でも『戦争が終わって欲しい』と言っているので、字義通り受け止めつつ、子どもの本当の〝想い〟がわかる日も来るといいなと思いながら最終的な仕上げを私がした共同作品です。
毎日、ネガティブな言葉を投げかけられると、こちらも悲しくなってしまうこともあって、知識的にいれることはできても、まだ、本人の理解が追い付いてないので、わかりやすく納得できるように伝えないといけないので、本当に大変なんです。
で、じゃあ、これは、もう、一層のこと脳内に浮かんでくる言葉を書くことで、吐き出させようと思ったことから、作品は生まれました。私の〝想い〟ものせつつ。
作品を実際にみないとわかりづらいので、できれば作品を実際みていただけたらと思います。現在、福岡市中央区天神にある「ギャラリー風」にて、障害者・児によるコアサイドアート入賞展が開催されいますので、足を運んでいただけたらと思います。(12月18日(月)~12月24日(日)※最終日は16:30分)
『せんそうがおわりますように』という言葉を繰り返すようになったのと同じ時期に諸外国の挨拶に興味関心がむいていた時期だったので、グーグル翻訳を使って、この言葉を様々な国の言葉に翻訳をして、その国の言葉で文字を書いてもらいました。その国は子どもが選んだ国です。何か国だったかは忘れたのですが10か国以上の言語で翻訳したものを翻訳した文字をみながら好きな色で書いてもらいました。
文字だけでなく、地球や人のイラストと「せんそうがおわりますように」もです。それらを用いて、最終的に私が一枚の絵にレイアウトし、色を塗って仕上げました。
絵の中心に表題である『ボクの願い』があるので、数年前からはじまり現在もまだ続いているウクライナ侵略に対する反戦がテーマのように思われてしまうと思いますが、それだけではありません。
世界各国でいまだに続いている様々な〝戦い〟もですし、子ども自身の中で巻き起こっているだろう〝戦い〟も含めています。
全体的を白っぽく塗りつぶしているのは、壁が汚れたりイタズラ書きされてしまったりすると、元の色で塗りつぶしたりしますよね。
他には、別の色に塗り替えたり…そのままの状態もありますよね。最悪、その壁がなくなってしまうことも…。
時代とともに人も、環境・価値観でさえ、移ろぎ変化していくことを表現したかったのです。
小さな楕円のお花は〝ハルシオン〟なのですが、花言葉の中に「平和」という意味があります。子どもの〝願い〟は、戦争が終わって欲しいだけではなく、地球が永遠に存在して欲しいとも思っているようなんです。何故ならば〝生まれ変わる〟のも〝願い〟の一つなので。
大地一面に広がる「ハルシオン」の後ろに重なるようにある、いくつもの白い長方形は、お墓やビル群や死者を弔うランタンをイメージして平和を祈りながら描きました。後、作品中央部には、幸せの象徴である〝クローバー〟や平和を象徴するマークも添えました。
コアサイドアート展へ応募したのは今回3回目。3度目の入賞でした。前回と前々回は、コロナ禍ということもあり、式典は縮小したカタチで行われてきました。が、今年は正式な表彰式でした。そうしたことでも、日常が戻ってきたのだなぁということを感じ、3年という月日の尊さに思いを馳せながら式典に参加していました。
入賞者には、賞状や賞品があるのですが、そちらをいただくことも嬉しいですが、それよりも、審査員の先生方からの講評が毎回楽しみで、作品を描いていく上でのモチベーションにしています。
来年は、共同作品になるのかどうかはまだわかりませんが、来年も楽しんで描いたものを応募したいと思っています。
ということで、ちょっと長くなってしまったので、ユーミンさんのライブの感想は明日へ持ち越し…
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