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母の日に寄せて

〝母親の私を含む全てのお母さんや
 母親がわりの皆様へ

世界中のお母さん又は母親がわりの皆様
毎日母親業ご苦労様です!
お疲れ様です!

私も母親になって18年
こんなに親になるということが
大変だと思っていなかったのですが
皆さんはいかがでしょうか?

幼い頃にはわからなかった
〝お母さんというお仕事〟
お母さん以外の家族には
みえない仕事が多いですよね。

私も母親の立場になり、
その仕事を担うことになり
はじめて気がつくことがたくさんありました。
みなさんはいかがですか?

自分自身のこと以外に
毎日家族に纏わるたくさんのことを担いながら
朝から晩まで炊事洗濯にとどまらず
ずっと守ってくれてたんだって。

守ってくれてたから
口うるさく意味不明なことで
怒られていたんだって。
だからって、お母さんがいうことが
正しくなかったってことも…。

私は、お母さんみたいに
ちゃんとお母さん業ができてなくて
不安になったり、
そんな自分を責めたり…
そんな思いを抱きしめて
過ごしてきたことがありましたが
皆さんはいかがですか?

私は〝完璧なお母さん〟になれる素質はないのに
〝完璧なお母さん〟になろうとしていて
ドツボにはまり
身体を壊してしまいました。
結局、それで家族に心配をかけたり
迷惑をかける結果となり
現在に至ります。

そんな自分が情けなかったりして
これまた自分責めしたことがありました。
でも、考えてみると
生まれた時から
ずっと心配をかけていたことに
気がつくと同時に
今に限ったことじゃなく、
昔からだったんじゃん…って。
笑っちゃったんですけどね(笑)

だからこそ、
できないことは誰かに助けてもらう
お母さんという人格じゃなく、
お母さんという仕事を担っている
1個人であるということをしっかり受け入れ
母親ではない自分も自覚しなきゃいけないなと
思うようになりました。

お母さんみたいにできてないわけじゃない。
我ながらもよくやってる。
なんとか生きてる。
家族にとりあえず、ごはんは食べさせられてる
もうそれだけでいいんじゃないかって思えたら
完璧じゃない母親の自分でも許せるし
いうこときいてくれない家族のことも
少しは許せたり優しくなれるようになりました。

コロナショックで
自分自身の在り方や価値観を
揺るがされている今だからこそ
母親である自分にできることなんて限られているし
〝完璧にする必要もないんじゃない?〟
と思いませんか?

自分でできないことを
誰かに手伝ってもらうことになった時
その人が自分のように完璧にできなくても
誰かに頼ってもいいってことを自分に許す
その人が自分の思ったように
完璧にできなくてもその人を責めない。

家族の笑顔がみられるなら、
それでOKだと思いませんか?
この機会に、お母さんのスイッチを
切り替える日々も試してみませんか?
それは、家族一人一人を信じてることでも
あるように思うのです。

家族でも一個人。
世界中が大変な今だからこそ
できることをただ、やるだけ。
休むときは休む。
自分のできることは自分でする。
たった、それだけのこと。

そういったことに気がついた時
心底ほっとした自分が思い出されます。
ああ、なんだかズレてしまいましたね
ごめんなさい。

とにもかくにも
世界中のすべてのお母さん
そして、お母さんの自分
そして、私のお母さん
いつもどんな時も家族のために
たくさんのことを担ってくれてありがとう
そして、これからもよろしくお願いします!

2020年5月10日 母の日に

※このメッセージはラジオ局に応募したメッセージだったのですが採用にいたらなかったのを、訂正し掲載しています。



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