仕事のモチベーションアップにライフキャリアの視点を活用
1.はじめに
皆さんはどんなビジョンがあって今のお仕事をされていますか?
即答できる人は多くないかもしれません。
就職活動ではエントリーシートを書いたり、志望理由を面接で答えるなど、仕事と自分自身との関係をよく考えるかもしれません。
しかし、働き始めると目の前のことでいっぱいになって、仕事をすることが目的になってしまうことってありませんか?
今回は【キャリア】について考えてみたいとおもいます。
これまでキャリアというと、"職業経験"を連想させるものでした。
一方で、「ワークライフバランス」や「働き方改革」が求められる今、職場で活躍するには働いていない時間も大事なんだと価値観が変わっています。
今や「キャリア」という言葉も、人生全般を通しての【ライフキャリア】という考え方に変遷しています。
2.ライフキャリアの4領域
ライフキャリアを考える時には、次の4つの活動の視点が役立ちます。
自分のため(趣味や楽しみ)
家族のため
社会のため
生活のため(仕事)
また、それぞれに「今やっていること」と、「希望する未来」を考えます。
そして、現在の活動がどう未来に繋がっているのかストーリーを考えてみましょう。
3.実例紹介
執筆者の例をご紹介します。
自分のため(趣味や楽しみ)
今は新型コロナウィルスと育児のことを考えてダンスを習うのを止めているが、身体も心も元気なおじいちゃんになるために、またダンスを習いたい家族のため
60歳には孫の顔が見たい。そのために「結婚するって良いな」「家族っていいな」と子どもたちが思える家庭づくりのために、今は育児を頑張るぞ!社会のため
双子や三つ子の多胎育児は親が孤立しやすいので、いつでも頼れる場所を作って多胎家庭が孤立しないようにしたい。今はまず地元の多胎サークルを楽しく継続する。生活のため(仕事)
苦しい思いをしながら働いている人を沢山見てきたので、誰もが喜びあふれる未来を迎えられるように、カウンセラーとして微力ながら働く人と組織をサポートしたい。
4.まとめ
皆さんは上手くストーリーが繋がりましたか?
私はまだまだ自分のキャリアを深掘りしたいと思い始めました。
今はまず4つに分けていますが、この4つが互いに結びつくのが理想です。
ライフキャリアに今の仕事を位置づけることができると、仕事の意義を感じられたり、モチベーションアップも期待できます。
ストーリーが繋がらないなぁと悩まれる方やそもそも項目が埋まらないという方は、一度ご自身のライフキャリアをメンターと見つめ直してみませんか?
対話の中で気づくこともたくさんあります。
あなたの周りの大切な誰かが悩んでいたら、メンターへの相談を提案してあげてください。
株式会社ソラハルのメンターギフトでは、『身近な誰かを想う気持ちを贈り物に』をテーマにサービスをご提供しています。
現在、法人様向けサービスを先行して提供しています。一般の皆様に御利用いただけるサービスは今春より提供予定です。どうぞお楽しみに!
▶︎メンターギフトってなに?🤔
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執筆者:中井裕規 (公認心理師、精神保健福祉士、産業カウンセラー)
大阪心理カウンセリング喜び 代表
ソラハルメンターギフトのメンターとして個人のメンタルヘルスから心理的安全な組織づくりまで幅広いクライアントの課題に寄り添うプロフェッショナル
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参考
厚生労働省 平成29年度 労働者等のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法の開発に関する調査・研究事業 労働者等のキャリア形成における課題に応じたキャリアコンサルティング技法の開発に関する調査・研究事業 |厚生労働省 (mhlw.go.jp) (2022年3月14日アクセス)
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