いつかのわたしへ
いつか書いた駄文です
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お元気ですか?と聞くことが馬鹿馬鹿しくなるほどに苦しみの中へいたわたしへ。
高校生になったよ。志望校に合格して、学年首席取っちゃったり早々に転落しちゃったりして。うまくいかないこともいっぱいあるけれど、友達と呼びたい人がたくさんできてるよ。部活は楽しかったり辛かったりするけど、なんだかんだ続いてる。きらいな人もできちゃったけど、好きな子も何倍もできたよ。
あなたがいつか付けた傷の跡が薄れていってる。消えようとしている。わたしがわたしを否定した事実が。けれど、記憶はきっと消えない。わたしはきっと忘れないよ、あの夜のことを。
本は相変わらず読めるときと読めないときの差が激しいね。最近はまったく読めていないけれど、伊坂さんとか朝井さんとか面白いからおすすめ。積もりに積もった積読本を眺めるのも、またひとつ楽しいと思ってる。
あなたは自分の醜い顔が嫌いだよね。なのに大したケアもしなかったよね、今もそうだよ。でもね、最近は日焼け止め塗って日傘差して、なんとか頑張ってる。パウダーも叩いてみた。正解がまったく分からないのだけど。たぶんわたしの顔は外カメが似合わないだけで、たぶんそこまで醜くないよ、そう思うようにしてる。
ネガティブじゃなくなった、と思うかもね。そうなのかもしれない、けどわかんない。たぶん、本当の自分、とかを求めなくなったからだと思う。全部、わたし。相反してても矛盾してても辻褄が合わなくても、その他諸々でもわたしはわたし。そう思うようになってから、きっと楽になったものは多いと思う。
死にたい、と願う時間がまったくなくなったわけじゃないんだよね。心の何処かにはずっと存在しているわたしがいる。それすらもわたしの一部だと思えるようになっただけマシかな。
音楽はやっぱりいいよね。クラスに音楽好きの子がいて、その子のセンスがよすぎて驚愕。それからやっぱりVaundyは強いよ。聞いて損はないから聞いてみて。
たぶんわたしはあなたの理想にはなれていないよね。たぶん、じゃなくて絶対。けれど、あなたが今のわたしを見て、死んだほうがマシって思わないように、頑張ってみるよ。
だからね、もう少しだけ待っていて。