871ンスタライブ #056(川口大喜)

#871ンスタライブ  #056
2021年10月2日(土)

第56回の配信は、LAMP IN TERRENのドラム川口大喜をゲストに迎えてお届け。年内いっぱいでLAMP IN TERRENの脱退が発表された川口大喜の「LAMP IN TERREN 思い出ベスト3」や「各メンバーの好きなところ」などが展開され、素敵な配信となりました。

主催:柳井貢(以下:871)
ゲスト:川口大喜(以下:川口)

(871) こんばんは。先日、LAMP IN TERREN(以下:テレン)が発表して、その翌日メンバーでも配信やってましたが、年内いっぱいでドラムの川口大喜くんがLAMP IN TERRENを脱退するという話を受けまして。ほぼYouTubeライブで語ってましたが、本日はちょっと違う観点というか、色々お話してみても面白いのかなと思ったので、大喜を呼んで話します。

(川口) お疲れ様です。

(871) こんばんは。

(川口) こんばんは。スタジオ帰りです。

(871) そうね!おかえり。なんかちゃんと(髪の毛を)セットしてるのがやっぱ偉いなと思って(笑)

(川口) いやあの、シンプルに23時前、さっき帰ってきたばかりっていう感じです。

(871) あ、ほんと。ご苦労さま。

(川口) いえいえ。ありがとうございます。こんな機会を設けて頂いて(笑)

(871) ね、どうだろうね(笑)っていうかさ、大とかともインスタライブで喋ったけどさ。(松本大との配信記事はこちら→https://note.com/gift871/n/n0e0c97f8fb8f)
言うても大喜が辞めるっていう話を聞いた時に30分か40分くらい喋ったかもしれないけど、それが多分最長記録(の長さで)喋ってるやん(笑)

(川口) はいはいはい。

(871) サシで大喜と俺がしゃべる機会がほぼないやん(笑)

(川口) そうですよね。

(871) で、他の方々に見ていただいてるこの場所で更に最長記録を作るっていうー…この遊び(笑)

(川口) なるほど(笑)

(871) 面白いなっていつも思うねんけど(笑)なんかでも、LAMP IN TERRENと俺の距離も独特やん。なんていうの?日常的に一緒にいるのは俺じゃないし。

(川口) そうですね。

(871) あれ何年前になんねやろ?野音の1年前とかかな?俺が一緒にやるってなって、笹塚のファミレスで打ち合わせしてさ。

(川口) あーー。覚えてます!

(871) 俺もあんまり、事細かにテレンの事よくわかってないけど「せっかくやから楽しいことしようぜ」みたいな話して。で、俺が「ちょっと毎月ライブやりや」とかいって(笑)あ、めっちゃ覚えてるわ。「経済的な目標とムード的な目標と両方いるから、でかいことやろう」とか言って「野音抑えれたら野音でワンマンやろうや」とかいってな。

(川口) はいはいはい。ありましたね。

(871) 大喜目線で言うと、俺が入ってきて…どう思ってたとか、何か変化が起こったとか起こらんとか。あの時以降のことをどういう風に思ってたん?

(川口) いや、なんか新しい風は吹くなっていう風に強く思ってましたね。

(871) あ、ほんと。

(川口) 思ってました思ってました。っていうのもやっぱり柳井さんはTHE ORAL CIGARETTES(以下:オーラル)先輩だったりとか、そういう先輩方のアーティストのマネージメントもしてて。個人的になんですけど、柳井さんが色んな人達と会話してるのを聞いてると凄いこう…なんて言えばいいんですかね(笑)ちょっとこれ失礼かもしれないんですけど「この人めちゃくちゃ頭いいんだろうなぁ」ってずっと思ってて(笑)

(871) あ、失礼かもって言うのは、上から目線かもしれないけど、ってことね。

(川口) あ、そうそうそう。

(871) 全然全然。

(川口) 先輩方のアーティストのマネジメントもしてて、この業界にずっと長いこといて。そういう人から意見頂けるというか、入ってくれることで、今までにない自分達の発想を超える何かがくるんじゃないのかなっていう風には思ってました。当時って、うちらは少し精神的な面でもちょっとギクシャクしてたところもあったので。そういった意味でも新しい人…で、その新しい人が柳井さんっていうのは僕的には結構心強いなって思ってましたね。

(871) あ、ほんと。いやっ、すみません。ちょっとこの切り口やめよ(笑)この切り口、俺が褒めさせて自分を上げようとしてるみたいに……

(川口) いやいや全然(笑)!

(871) なんか俺、多分知らないことの方が多いから。ツアーもポイントでしか行けてないじゃん?で、俺の思い出で言うと(ツアーで)俺は東京から広島に行く、みんなは九州から広島に来る、っていう時に、俺が広島着いたらマネージャーの幸山さんから電話来て。なんか、長崎のコンビニの駐車場で遊んでたら……(笑)

(川口) ははは(笑)

(871) 「県警から連絡あって怒られてるんだけど」とかいって(笑)

(川口) その話しますか(笑)

(871) いや別にそんな掘り下げないけど(笑)「バカやってるバンドでいいな」って思ったよ(笑)

(川口) (笑)ちょっとたまに、高校生に戻る時があるんですよ、うちらも。そういうノリになっちゃう時があるんですよ。

(871) なんか、おもちゃの鉄砲?本当のおもちゃだよね。ガス銃とかじゃなくて、BB弾みたいな鉄砲でメンバー間で遊んでたら、たまたま通りがかった人に通報されて警察に呼び出されるっていう(笑)

(川口) ははは(笑)

(871) どんな子供やねんっていう(笑)

(川口) いやほんとにあれは(笑)いやでも僕は撃ってないんですよ。僕は撃ってないんですけど、でも事の発端は僕だったんです。おもちゃ屋さんに行ったらエアガン売ってて、小学校の時のあの…なんていうんですか?欲しいじゃないっすか。あの箱に入った銃を。で、「うわあ!エアガン超ほしい!」って言っちゃったんですよ。そしたらみんなその一言で…

(871) テンションあがっちゃって。

(川口) そしたら幸山さんが買ってくれたんですよ(笑)

(871) ははは(笑)マネージャーが買ったんかい(笑)なるほどね。

(川口) 確か。確か幸山さんが買ってくれた気がするな。自分達で買ったんかな?いや、すみません。どっちでもいいですけど…

(871) うん。まぁそのすっごい絶妙なところだし、グループとかバンドの数だけ人間関係ってあるけど、バンドって、仕事の側面もあるかもしれないけど、半分…なんていうの?部活みたいなもんっていうかさ。

(川口) 延長線上みたいなとこありますよね。

(871) 楽しくてやってたらそれを喜んでくれる人とかも出てきて…とか「音楽に助けられた」みたいな声が聞こえてきたりとかで、やりがいが出てきたり。それがやらなきゃいけないことみたいなのを産む場面ももちろんあるし。なんでそのメンバーでやってるのか?みたいなことで言うと、戦略的に組んだり探したりオーディションして見つけてきたメンバーなことってあんまりなかったりするじゃん。テレンは特にそうじゃん。たまたま同級生とか、高校が一緒だったとかで遊んでるメンバーで、スタジオ入ってみたら…っていう。だから、まぁいい大人としてはどうなん?っていう話は1回置いておいたとして、やんちゃが出来るメンバーとバンドがやれてた20代ってすっげえいいなぁと思って。

(川口) そうですね。

(871) けど、辞めるんでしょ?

(川口) 辞めます。

(871) ははは(笑)え〜〜〜〜(笑)

(川口) (笑)もう、この前のYouTubeライブとかでも直接お客さんの人達にはお伝えさせてもらったんですけど、もうこれは揺るがないっていうか、揺らいじゃいけないと思ってるので。

(871) YouTubeライブの中でも言ってたけど、1回、前にその話が出た時に「次言う時は、もう本気の時だから中途半端にはもう絶対この話しない」みたいなくだりがあったと。それがあったことにより大喜の中でも「ちょっとやそっとじゃもう言い出せないぞ」みたいな…

(川口) ありました。というか、そのために鎖をかけてたんすよ、自分に。

(871) うんうん。で、とあるタイミングで「本当にやりたい事をみんなやってもらっていいし」っていう話が大からあった時に、自分の中で気が楽になったっていうか、腹がかたまった、みたいな話をしてたじゃん?

(川口) はい。

(871) まぁ、1個はそういう話を正直にみんなの前でするっていうのもいいなって思うんだけど、学生時代とかから楽しくやってて、それが何かになればいいなぁっていう気持ちでテレンをやってたと仮にした時に、それに勝るものが出てきたっていうことなの?
でも、大喜の中ではずっとあったんだよね。

(川口) ありました。それに勝る……例えば「どうしてもこれがやりたいんです」っていうよりかは、やりたいこととかもあったりしたんですけど、それよりやっぱり自分がこの環境にいて抱えてる、どっちかっていうと、違和感ですかね。

(871) あれなのかな?俺は俺で、ネクタイ締めるの嫌だったし、なんだろうな。自分の裁量で仕事ができないのがすごい嫌で。若い時から。

(川口) はいはいはい。

(871) だからいわゆる「独立したい」みたいな気持ちが結構強かったのよ。でもちょっと色々考え方が変わって、自分が所属してる会社を、雇用元っていうよりかは投資元、投資してもらってるみたいな考え方で仕事をしてみようかなって思った時に、別に、辞めて独立することだけを1個の手段にしなくてもいっかって思えて今もやってるんだけど。そういう自分ないし自分だけの裁量で物事を動かしたい、みたいな気持ちが強かったのかなってちょっと思ってる。

(川口) 僕に対してですか?

(871) そうそうそう。

(川口) あ、そうですそうです。やっぱり大も言ってくれてましたけど、まだ僕も28歳ですからまだまだ全然、若過ぎるとまで言わないけど、まだ若い側にギリいると思うんです。

(871) 若いよ。俺だって人によったら若いって言われるし。

(川口) なるほど。なんか学生時代…高校時代とかから僕は自分から動く人間だったんですよ。だからそもそもバンドに入ったことが無い。バンドを作ったことしかなくて。バンドを作っては、色んな理由があって解散させたりとかして、また新たにバンド組んで。当時の長崎の先輩方のバンドとかのサポートをすることもあったんですけど、基本的には全部自分でやってたんですよ。だからサポートに入るのも呼ばれて入るんじゃなくて、自分から行く。「この人達いいな」とか思うと、当時高校生ですけど、大人のビジュアル系バンドとか相手に、大して話したこと無くてもバンバン行ってた。

やっぱ高校生の時とかって、根拠のない自信が最大の武器みたいなとこあるじゃないですか。俺、長崎で誰にも負ける気しなかったんですよ、ドラムで。そういう時期だったんです。そういう風に色んなバンドに自分を売り込んでいって、たまたま関わってくれたバンドの人達がみんな本当いい方達で育て上げてくれたんですよね。で、僕がずっとサポートしてたビジュアル系のバンドがいるんですけど、上京する時に送り出してくれて、そこに大も上京してきてくれて、っていう感じだったんです。だから…なんですかね。初めて元々存在してるバンドに加入して、正規になった。ただ、やっぱり経験したことないことだったんで、色々…気持ちがあっち行ったりこっち行ったりしつつも続けてきてたんですけど。ずっとどっかに自分の意見が思うように言えなかったり、そういうものが人一倍もどかしいというか。

(871) そうだよね。シンプルにさ、別に勝手に決めてるわけじゃないけど、場面によっては大きいストリームとかを俺と大で喋って8割くらい決まりかけてる状態で、メンバーに共有されるみたいなこともあったりするじゃん。そういうのは大喜のスタンスからすると、良いか悪いかでいったら、別にいいと思うんだけど、じゃあそういうチームに属してそのままずっと一生やっていくところに「果たして本当にそれでいいのかな」っていう疑問が生まれるのは、確かにわからなくもないっていうか。

俺とか、自分は他人のスケジュール勝手に決めたり、他人のギャラ交渉を勝手にやってるけど、俺多分人にやられんのめちゃくちゃ嫌だからさ(笑)。俺は無理だなと思うんだよね。自分のスケジュールを他人に預けたりとか、自分の値段を誰かに委ねたりとかっていうのすごい嫌な人だから。基本的に全般自分で判断したいから。もちろん、0→1を自分がやってると思ってないから、バンドの方向性とかスタンスがあった上で、それを元に自分が決めてたり相談したりするんだけど。それでも「ここは何日に移動して、どこどこに泊まって、どこどこでやりまーす」みたいなのを人に決められるのすごい苦手だから。やっぱそこは多分、みんなそれぞれ自分の特性みたいなところがあって、自分の人生考えた時に「こういう部分は自分でハンドル握って責任持ってやってきたいなぁ」って思うのはすごい共感できるし「そりゃそうだよね」みたいなところもあるけどね。

(川口) そうですね。今回、バンドの空気的にもそれぞれの意見を尊重できるというか、何かやりたいこととかアイデアとかあったらメンバーもみんな出し合ったりとかして、っていう空気にはなっていったし、大もそういう空気を作ろうと頑張ってくれたところもあったんですよ。でも、自分の中では…何かその…これは自分のせいなのかもしれないんすけど、ちょっと時間が経ちすぎてたところがあったんです。その流れになるまで。能動的に動けない自分も、自分が作り出したのかなっていうところもあったりするんです。

(871) なんかあと、今キャッチボールしてて思ったけど、責任背負いたいんだろうなっていう気もしてる。

(川口) あー。まぁでも、うん。そうっすね。
それこそ辞める話を真ちゃんとかと話してる時に似たような発言を僕はしてたんです。もっと危機感を求めてるというか。自分自身に対して。もっと怖いと思えることだったりとか。簡単な言葉で言うと。そういったところに自分を飛び込ませたいっていうか。このままだとまずい気がする、自分が。

(871) まぁそれはもうどうしようもないっていうかね。だって、ここまでは皆わかってこれからもやっていくと思うんだけど、少なくともテレンの良い評価も悪い評価も、半分以上は、先頭立ってる大に行く訳だし。だから、責任背負うって、……いや、まぁ、これ発言難しいね。グループとして責任を背負ってやっていくスタンスと、一個人で責任を取ってやっていくスタンスの違いというか。なんか今俺、ちょっと誤解受けそうになったのが「大が責任持ってるから」っていう表現をしちゃうと、今で言うと3人だったり、ここから先の真ちゃんとか健仁とかは責任背負ってないのか?みたいになるのはちょっと違うなと思ったんだけど、グループなのか、個人なのか、みたいなところはありそうだなぁと思ったけどね。

(川口) あー、そうですね。

(871) でも………バイバイ。(笑)

(川口) はははは(笑)

(871) バイバイ(笑)

(川口) シンプルにそうなっちゃうんですけど(笑)

(871) 今回幸山さんにも言われたけど、俺は俺で切り替え早くてさ。表ではこうやって「えーー」とか言ってふざけてるけど、基本的に止めたりもしなかったじゃん。話は聞いたけど。で、幸山さんにも「本当に柳井は切り替えが早い」と言われて(笑)

大喜も知ってると思うけど、全然まだ固まってないけど、大喜がどういう風に脱退するのが誠実でバンドとして良いのかとか、まぁ、大がこの間のYouTubeライブで「全くわかんねー」って言ってたその通りなんだけど、現時点では。だけど来年、大喜がいなくなったあとどうするー?って話も結構そのまま冷静にしてるし。答えが出る出ないは置いといてね。だからやっぱ皆それぞれ……あ、そう!何かをするっていう時の権利ってみんな平等に持ってると思うんだよ。それと同じように何かを辞めるとか、変化するっていうことの権利もみんな平等に持ってると思ってるのね。だから辞めること自体は俺、まぁそういう判断をしたんだ、っていう風にしか思ってなくて。ただ、これスタッフとかもそうなんだけど、好きにしたらいいと思ってんだよ。なんだけど、ここまでの共有した時間と、大喜で言うと、年内とか「ここまでやります!その後は好きにします」っていうこの切り替えってすごい大事だなぁと思っていて。だから、大喜にはもちろん年内はしっかりやってもらいたいし、しっかりやった上で、だけど来年以降のことはもう大喜は関係ない、と俺は思ってるし。なんか、別れた彼女の新しい彼氏を心配してる元カレ超キモいじゃん?(笑)

(川口) ないっすね(笑)

(871) 「いいやつと付き合ってね」みたいな。「じゃあ、お前が付き合って幸せにしろよ!」みたいなとこあるじゃん(笑)だから大喜は来年のことは綺麗すっかり「頑張ってね!」ぐらいでやめていってほしいし、だけどそれを気持ちよく言う為にも、年内はもう、これまで通り、これまで以上に向き合ってほしいなと思うし。

(川口) いや、もうそのつもりです。

(871) うん。ちょっと、振り返ろう。大喜のテレンの思い出ベストスリー。

(川口) ああ(笑)思い出ベストスリーですよね。じゃあ、第3位からいくと…

(871) 3つあるの?ちゃんと。

(川口) 一応ありますよ。

(871) 前振りしたもんね(笑)

(川口) 前振りして頂いて(笑)1個はバーンってすぐ出てきたんですよ。ちょっと茶番的なちょっと思い出というか、もうこれはテレンのお客さん達は「またその話かい」って思うかもしれないんですけど、俺の中で、「LAMP IN TERRENの思い出言って」って言われたらまず出てくるのがあって、それ第3位。第2位と第1位はちょっと真面目な思い出を話そうかなと思うんですけど。

(871) うんうん。

(川口) 第3位は、"健仁裏切り事件"ですよね。

(871) 定番なの?それ。ごめん、俺知らないわ。

(川口) いや、俺の中では定番で。野音のMCでも話して、その時、フレデリックの健司さん達が来てくれてたんですけどすげえ笑ってくれて。メンバーからしても「またその話かよ」って感じだと思うんですけど、うちら1回石垣島にライブで行かせてもらって、ライブの前日、要はオフ日に「泳ごうぜ」ってなって。海の家のインストラクターみたいな人から一応、注意事項みたいなやつで……あ、ほら。コメントで「その話か」ってきてます。

(871) 知ってるんだね!

(川口) 海の家で「ウミヘビでるから気をつけるさ」みたいな注意事項を話されたんですよ。ただ「そんなに沖まで行かなかったら出ないからまあまあ一応頭入れておく程度で」みたいに言われてたんですよ。そしたら、俺と健仁がちょっと奥の方に行っちゃったんですよね。で、なんか岩みたいなところにたどり着いて。海の中なんすけどね。結構、その岩降りたら凄い深いんですよ。で、その岩の上に立ってもう一回潜ろうかと思って潜ったら、ウミヘビがいたんですよ。本当に。びっくりして「ウミヘビだ!」つって、健仁も近くにいたんですけど、あいつ水泳部なんですよ。

(871) うん(笑)

(川口) しかも結構なんかいいとこまで行った水泳部なんですよ。あいつ、俺を置いてとんでもないスピードのクロールで逃げていったんですよ。俺、水泳とか経験してないし、本当にこれ進んでるのかな?って思う速度の自由形で、できもしないバタフライとかやって、バタバタして逃げようとしたんですけど、気づいたら健仁が結構離れてて。足が着くようなところで1人でいっててずっと俺を見てるんですよ。もうその時に「こいつ!俺を捨てた!」って思って。

(871) ははは(笑)

(川口) そこから俺は事ある事に、健仁に「お前あの時裏切ったもんな」っていう…もうだってあれ、本当に命の危機を感じたんですよ。あんな距離でウミヘビみるの初めてだったんで。

(871) (笑)……俺、でも多分健仁派やわ(笑)

(川口) ははは(笑)

(871) あのね、泳げる人って泳げない人の気持ちわかんないんだよね(笑)

(川口) いや、まぁまぁ(笑)わかりますけど。確かに人間の本能的に、多分俺でもそうするかなと思ったんですけど、想像以上にスピードが早くてびっくりしちゃって。だって俺途中で、相手ウミヘビなのに死んだフリとかしてましたからね。

(871) いやいや意味無いから(笑)
え、でも結果大丈夫だったんでしょ?

(川口) 大丈夫でした。でもあれ俺の中ではすごい思い出だったんで。健仁は全然悪くないんですけどね。

(871) 俺、まぁ泳げるって言ってもスイミングスクール通ってた程度だけど、どっちかというと、泳げない人助けないタイプ。

(川口) (笑)

(871) 「泳げるよ!いけるいける!息吸ったら浮くから!」みたいな。

(川口) 俺も別に泳げないわけじゃないっすけど、相手が要は選手だったから(笑)

(871) そうね(笑)
よし、第2位!

(川口) 第2位は、MASH FIGHT Vol.2 で優勝した時の大阪城ホールです。

(871) あー!MASH FIGHT Vol.2 で優勝した、後の、大阪城ホール?だよね?

(川口) そうですそうです。あの時は…

(871) Ready Set Go?

(川口) そうです。MASH FIGHT Vol.2で優勝して、1週間後だったかな?

(871) 直後だよね。年末、大晦日だから。

(川口) そうです。それで「大阪城ホールのReady Set Go!!のオープニングアクトみたいな感じでライブしてもらうから」って言われて。実際会場に行ってみたら、普通に皆さん先輩方のアーティストと同じステージでやるってなって。そこまでは全然ライブハウスでやってたから、いきなり何万人規模のところでやるっていうのは凄いビックリして。あの時本当にビビって、なんとかやりきったんですけど、その後のライブ終わったあとに打ち上げが……

(871) 酷かったよね(笑)あの打ち上げ(笑)

(川口) あれ本当に、すっごい覚えてて。要は初めての雰囲気じゃないっすか。そういう業界みたいな。その時、flumpool先輩とか、NICO Touches the Walls先輩もいた訳じゃないっすか。俺らも本当に凄い小さくなっちゃって。どう接すればいいのかわかんないし、気づいたら大は社長に連れられ、いろんな人の挨拶周りにボーカルとして連れていかれて、残された俺と健仁みたいな。俺、リアルな話なんですけど、トイレに篭ってましたからね(笑)

(871) あ、そうなん!(笑)

(川口) 本当ですよ!(笑)

(871) あれでもさ、まぁ俺も半分そっち側だけど、レーベルとしてのA-Sketchの人じゃないじゃん。だからちょっと文化が違うっちゃ違うけど、でもあれ以降、業界、業界した場面も逆にないでしょ?あれが最初で最後っていうか。

(川口) そうですね。

(871) ビンゴゲームみたいなことしてプレステ当たるとかさ、レーベルの若いスタッフが全身タイツ着て余興するみたいな。ちょっと、ちゃんと俺覚えてないけど。

(川口) いやもう俺は色々と鮮明に覚えてますよ。怖かったんで。

(871) 怖いよね。

(川口) だからその時は、城ホールでのライブ自体も凄いビビってて。もともとビビりなんで。今になったらすごくありがたい経験だなと思うんですけど、あの時はいきなりポンポンポンだったんで。

(871) 俺すっげえ覚えてるけどさ、あの大晦日のイベント、俺あの日が初めてだったんだよ。1年前はオーラルとフレデリックが多分でてて、俺その時行けなくて。で、テレンが出た年が初めてだったんよ。で、文化圏的にライブとかイベントとかって普通に酒飲むもんだと思ってるから、テレンとかオーラルの本番終わって普通に「あれ?なんか、酒ないなぁ」と思って。「ちょっとコンビニでビール買ってきてよ」とか言って買ってきてもらって、楽屋でビールを、プシュッとかって「お疲れ様ー!」ってやろうとしたらデスクの人がさススススス…ってきて「あの…まだ先輩方のライブが終わってないんで、ちょっとさすがに、アルコールは…」とかって言われて(笑)「え?先輩のライブが終わるまで飲んじゃいけないやつなの?」みたいになって(笑)俺もちょっと畑違いを感じたっていうか。

(川口) なるほど!じゃあやっぱり結構、業界の雰囲気がしっかりしてたっていうことですよね。

(871) そうそう。だからスタッフ側でも微妙に文化圏のテンション違いはあるっていうか。まぁ、どうなんだろうね。俺がそもそも育ちが悪いってのはあると思うけど。

(川口) (笑)なるほど。

(871) 現場によっては別に本番中でも飲んじゃう時あるからさ。だってフジロックとかそうだったりするじゃん。そういうイベントとかって。

(川口) あー。そうっすね。

(871) いや、わかんない。俺が正しいとは思ってないけど。色んな文化圏があるからね。もうあれは鮮明に覚えています。色々と。じゃあ、第1位!

(川口) 第1位なんですけど、あんまり蒸し返さない方がいいのかなって思うんですけど、まぁあの、活動休止ですね。要は大のポリープの時…

(871) そうだね。

(川口) なんか決していい思い出ではないんですけど、一番僕個人としては、LAMP IN TERRENのメンバーとしてステージ上でしっかり、チームとして戦ってたなっていうのがあって。何でかって言うと、大の声が調子がおかしくなってきてて。1番やばかったのはRADIO CRAZY…

(871) ね。年末のね。

(川口) 大と僕ってイヤモニしてるじゃないですか。もちろん、本人が一番苦しかったと思うんですよ。でも、多分あのステージでその次に苦しかったのは俺なんじゃないかと思ってて。自分で勝手に。僕のモニター環境って大の声を1番強く返すんですけど、叩いている自分も何か声が出なくなってくるというか。苦しいというか。本当にモニター切りたくなるくらい苦しくて。曲によってAメロの歌い出しの時点で、サビのキーが出るか出ないかってなんとなくわかっていくんですよね。「どう歌う……?」みたいな。もう考えただけで確実に出ないなっていうのは分かるし、それをどういうふうに歌いきるのかっていうのも後ろからヒヤヒヤで。で、さっき、モニター切りたくなったって言ったんですけど、切ることはできたんですよ。全然。自分で。

(871) うんうん。

(川口) でも、本番中意外と冷静で「ここはやっぱり一緒に戦うべきだ」っていう風に思えて、それでもうやり切って。「このキーは絶対でないな」って分かった瞬間に体が勝手にシンバルとかを強く叩いてて。どうにか誤魔化せないか…と。なんかあの感じはすごい…なんだろう。本人は辛かったと思うんです。でもそれと同じぐらいこっちも辛くて、一緒にステージで戦ってたなっていう感覚が1番あるというか。

(871) 思い出の強さで言うと、その後の活休とか野音での復活とかよりも、そのRADIO CRAZYがやっぱ記憶として鮮明なんだ。

(川口) そうですね。もちろんその後にあった野音とか復活後のライブとかもものすごい本当に楽しかったですし。そこも鮮明に覚えてるんですけど、やっぱりランキングにするとRADIO CRAZYとかそっちの方ですかね。

(871) やっぱあれだよ。それで言うとさ、苦しい思い出なわけじゃん?

(川口) そうですね。

(871) 苦しい思い出が鮮明に残っていて。まあその後の乗り越え方は、苦しさの種類によって違うんだろうけど、だからやっぱ責任背負いたいんだよ、あなたは。苦しい思いをしたいんだよ。

(川口) なるほど。なんか、紐解いていかれますね(笑)

(871) そこのインパクトが強いってことは、やっぱり自分でハンドル握ってヒヤヒヤを乗り越えることに自分の快感があるっていうか。生きてる実感みたいな。そういうことだろうなぁと思ったけどね。

(川口) まぁまぁ。頷けはします。

(871) じゃあ、次のコーナー行こう。

(川口) なんでしたっけ?

(871) それぞれのメンバーの嫌いなところと好きなところ。

(川口) 嫌いなところっていうのは…

(871) 嫌いじゃなくていいけど「おい!」みたいなところ。

(川口) うーん、あんまりね。ちょっとそこら辺は…… ちょっといやです(笑)

(871) ないのか、わざわざ言いたくないのかで言ったらどっち?

(川口) わざわざ言いたくないですね。

(871) わざわざ言いたくない(笑)あるけど、わざわざ言わないよっていうことね(笑)

(川口) だって家族にだって直してほしいところっていうのはありますしね。

(871) あるある。でもそれが面白いんじゃん。だってさ「うちの旦那、外ではものすごいちゃんとしてるみたいな空気出してますけど、あの人トイレットペーパー替えないんですよ」みたいな話にさ、人間味があるわけじゃん。

(川口) あー、そういう系ですか!

(871) まぁ、なんでもいいと思うんだけど。

(川口) うーん…どうですかね。でも、こういう状況なんで…あんまりその…(笑)

(871) あ、確かに(笑)辞めますって言ってなかったら「思うところあるけど、それでも楽しくやってます」って言えるけど、このタイミングで言うと「だから辞めます」みたいな(笑)飛ぶ鳥的なところあるからね。

(川口) そうそう。なんか受け取り方、結局受け取った人達の解釈が正解になっちゃうんで。

(871) そこだけ切り取られても嫌だしね。分かった!じゃあ好きなとこだけでいいよ。

(川口) 好きなところもだいぶ難しいですけどね(笑)わざわざ言うのって。健仁に関しては、これはメンバーみんな思ってると思うんすけど、本当に真っ直ぐなんですよ、本当に。びっくりするぐらい真っ直ぐな男で。正直あの性格は羨ましいなと思います。

(871) あれ、俺多分皆ほど知らないけど、健仁のまっすぐさ、あんな疑いようもない真っ直ぐさないよね。

(川口) そう、それがすごいんですよ。別に健仁のことをすごい詳しく知らない人でもそこを感じることができないっすか。で、健仁のことをよく知る人達もそこを言うってことは、もう前面にやっぱ彼のそういう本質が出てて。あれは嘘つけないですよ。

(871) 嘘つけないし、そもそも、本人の概念の中に"嘘"とかないじゃん。

(川口) ないと思います。

(871) 嘘をつこうとも思ってないし嘘をつかなきゃいけないようなことを多分日頃からも選択肢にいれてないっていうか。

(川口) そうそう。考え方もすごいシンプルですしね。イエスかノーかっていう。誰かと入れ替われるなら俺ちょっと健仁の性格入れ替わってみたいなって思うぐらい、まっすぐです。人間だから彼もストレスも抱えたりすることあるんすけど、俺からすると、ストレスフリーな性格ってこういう感じなのかな、とか。

(871) いや、でもストレスはめっちゃありそうだけどね。だってさ、想像の世界だからわかんないけど、自分には全くない"嘘つく"とか"ごまかす"とか"取り繕う"っていうのが世の中に溢れてるわけじゃん。健仁はそれ、わけわかんないと思うんだよね。

(川口) (笑)

(871) なんでそんなことになってんのか。

(川口) あー、はいはいはい。

(871) 俺とかはやっぱりちょっと打算的なところもあるし、例えば匿名でSNSで誰かの文句言っちゃうみたいなことって良くないのは分かってるし、もちろん自分もしないけど。だけど、時と場合によってはそういう気分になっちゃったり、環境によってはそういうことってあるよね、みたいな。なんとかしたいなと思いつ、どうしようもないのかなーみたいな気持ちになったりもする。でも、多分健仁とかは自分によぎることすらないだろうから、多分、健仁勝手に葛藤してると思うんだよね。苦しんでる気がするんだよね。

(川口) なるほど(笑)

(871) 知らんけど(笑)

(川口) なるほど。健仁は多分メンバーの中で1番話すんで、1番友達の感覚に近い存在でもあって。でも確かに、悩みがないっていうわけではないと思うんですけど、多分、自分ほど悩まないから。

(871) まぁ確かに、物差しはすごいはっきりしてるからね。多分だけど。
真ちゃんは?

(川口) 真ちゃんは、全体を1番見てくれてて。個々っていうよりかは全体。全体を観察するのがすごくうまいなっていうのと、それを踏まえた上でいかに効率的に現場が回るかっていう判断がずば抜けてすごい。そこに対して率先して行動しようとする。っていうか行動してくれてるところとか、1番組織には必要な人間なんだろうなっていう印象。

(871) 真ちゃん戻ってきたのはすごいでかかった?

(川口) 大きかったと思いますよ。本当に。新しい風が吹く、じゃないですけど。やっぱり俺と健仁と大じゃうまく回らなかったようなことも含めて。

(871) うんうん。あと、大に対しては、いいや。まだ3ヶ月ぐらいあるから、色んな場面で語って。

(川口) いやもうだいぶ語らせてもらってますけどね(笑)

(871) じゃあ番外編。

(川口) はい。

(871) 幸山さんは?

(川口) 幸山さんのいいところ?

(871) いいところだったり、幸山さんをどうみてるか。

(川口) 幸山さんは、鬼のメンタル(笑)

(871) (笑)

(川口) 幸山さんがちょっと壊れそうになることも今までありましたけど、それでも何度でも立ち上がる鬼のメンタルはやっぱりすごいなって思いますね。っていうか、マネージャーってすげぇなってなります。本当に。いつ寝てるんだろう、この人。っていう感覚にもなりますし。

(871) うんうん。いやでも寝てると思うけどね。知らないけど。

(川口) やっぱりデビューしたての時からずっと幸山さんじゃないっすか。あの頃からずっとうちらの音楽を好きって言ってくれて、元々いたところを離れて自ら志願してうちの所について来てくれて。そうするって決めてから、有言実行っていうか、実行力が凄いなぁっていうか。俺だったら失踪してたかもしれないような展開でも最後まで粘り強くくらいつくというか。凄いなぁと思いますね、あのメンタルは。見習いたいなと思いますし、凄いと思います。

(871) いや、なんてほんと(インスタライブを)見てないのかな。見てたらちょっと呼ぼうかなと思ってたんだけどね、今日。

(川口) 幸山さん今日、キングオブコント見るっていってましたよ。

(871) なんでやねん(笑)これを見ろよな(笑)どうせアーカイブ残るからあとで見よう、っておもってるのかな。

(川口) そんな感じじゃないですかね。

(871) そっか。まぁでも早いなぁ1時間。

(川口) 大について言ってないんですけど、大丈夫ですか?

(871) 大…うん。まぁ、じゃあ大も言おう!なんか俺がちょっとトータル時間を気にしてたんだけど。でもいいや、大触れないのもちょっとあれだから。

(川口) 大は、良くも悪くも正直に自分が思ったことを言えるところですね。俺はシンプルにそこが1番うらやましかったっす。もちろんそういう性格が裏目に出て人が離れてしまうっていうこともあったのかもしれないですけど、それでもやっぱり彼の周りにいるじゃないっすか。そこに残ってくれてる人は本当に、かけがえのない仲間なんだろうなって思うし。俺だったらそこを隠したいと思っちゃうようなことも言葉にして表現したり、そういうのはなかなかできることじゃないと思う。

(871) まぁねー。

(川口) 昔、「嫌われる勇気」っていう本流行ったじゃないっすか。アドラー心理学の。それをシンプルに素でやってるんだろうなっていうか。

(871) あー。そうね。

(川口) 凄いなと思うんですけど。本当に。

(871) あ、きた。マネージャーきた。

(川口) お疲れ様です。

※マネージャーの幸山さん登場。(以下:幸山)

(幸山) ちょっとまってください。スマホスタンドを探してる。

(871) 夜中の1時に突然スタッフを呼び出すっていうこのパワハラ。

(川口) やばいっすよ。本当に。すぐパワハラになっちゃいますからね。

(871) そうだね。
まぁでも大のあの強さはもうよくわかんないね。

(川口) (笑)

(871) もうだから両方だよ。凄いなっていうのと、無茶苦茶やなぁっていうのと、両方。でもそこにパワーがあるよなぁとは思ってる。

(川口) 真似しようと思って出来ることでもないと思っていますし。

(871) いや、無理無理。無理よ、あれは。
幸山さん、こんばんは!

(幸山) こんばんは!恥ずかしいな。顔出しあんまりしないからな。

(871) でも出ざるを得ないよね(笑)この流れで呼ばれると。

(幸山) そうなんですよ〜。

(871) ごめんごめん。

(幸山) 全然です。

(871) 鬼メンタルって言ってたよ、大喜が。

(川口) (笑)

(幸山) 前にも言われたことあるよね(笑)

(川口) これは俺、何回も伝えてると思います。幸山さんに。だから1回、俺言ったんですよ。「幸山さんはもっと自分を守ってください」っていう(笑)

(幸山) 言われたね(笑)

(川口) でも、別にそういうことを俺がわざわざ言わなくても、鬼メンタルなんで。

(幸山) 皆のお陰で強くなったよね(笑)

(川口) (笑)当時はうちらもやんちゃ坊主でしたからね。

(幸山) 思えばだよね。私もほら、ど素人マネージャーから始まったもんでさ。

(川口) あー。そうですよね。僕らもメジャーとかっていうのも初めてだし、お互い初めて同士みたいな。

(幸山) うん。まず楽器がわかんなかったしね。

(川口) そうっすねー。

(幸山) シンバルも未だに大中小って呼んでるしね。

(川口) ドラムセットが組めるマネージャーあんまりいないんじゃないんですか?

(幸山) いや、意外に組めるらしいんだよね(笑)みんな。

(871) まぁ出がどこかによるんじゃない?ライブハウスとかが出だったら、ある程度、ね。

(川口) これ、言っていいのかな?幸山さん、やらかしてるんですよね。「ボイド」のPV。

(幸山) あ、そうそう(笑)「ボイド」のPVで、ドラムセット組んだんですけど、フロアタムが上下逆なんですよ(笑)

(871) あー!いやでもそれはさ、大喜も気づかなかったってことでしょ?(笑)

(川口) 自分も気づかなくて、最後にセット片付けてる時に「あれ?」ってなって「これフロアタム逆じゃね?」ってなって(笑)全部撮影終わって撤収の時ですよ。

(871) フロアタムって、逆だったら高さ変わらない?

(川口) いや、ビンテージの昔のセットで。

(871) あー、丁度真ん中くらいにあるのね。

(川口) 一応高さはあるんですけど、どっちもヘッドがクリアだったし、あんまり俺も気にしてなくて。最終的に俺が気づいたんすけど、自分がフロアタム片付ける時に明らかにおかしかったんで。それで、PVはもうそのまんまなんですけど。「これやったの誰ですか?」みたいなこと言ったら、幸山さんが「あたしー!」みたいな感じで言って(笑)まあでも一生懸命やってくれたことなので、そこまで責めはしなかったんですけど。今となれば笑い話ですよ。

(871) いいよ、ビデオだから(笑)

(川口) 他のメンバーも幸山さんのこと、鬼のメンタルって言ってますよ。

(幸山) (笑)そうね。なんか当初は喧嘩を回避することもわかんなかったから。喧嘩っぽくなったらそれを受けてたってたしね(笑)

(川口) そう(笑)俺も俺で、知らないところで幸山さんと喧嘩したことがありますし。

(871) 大丈夫大丈夫。俺も渋谷の居酒屋で泣かしたことあるから。

(川口) 幸山さんをですか?(笑)

(幸山) そうそうそう(笑)

(871) しかもここで言うの面白いよね(笑)「LAMP IN TERRENをテレンって呼ぼうとしてることに無理がある」っていうのを、俺が懇々と説教するっていう(笑)

(川口) あー!

(871) もう、超初期!

(川口) なんかチラッと聞いた事ありますわ。

(871) 懐かしいねー。

(幸山) 懐かしい。だって「知らねーよ!」って思ってたからね。「メンバーがテレンって呼ばせてんだもん、それで良くねー?」って(笑)でも。そこをそういう風に考えなさいっていうのを教えてもらったと思ってるけどね。

(871) まぁ、でも、正しいことってないじゃん。

(幸山) うんうんうん。

(871) 正しいかどうかより、意志が強いかどうかみたいな。今美しい様に言っちゃってるけど、あそこで俺みたいなうるさいやつにさ「なんでやねん、なんでそんなこと言ってんねん」みたいなことに理由で対抗できなくても、「いや、知らんし。やるし。いい続けるし。」っていうので続けてたら、それが定着する。で、それが正解になっていくから、その確認のためにも突っ込まれた方がいいとは思うけどね。

(幸山) うんうんうん!全然。今もある。今はほら、やっぱ先輩にはなっていっちゃったから、若いマネージャーさんとかに向けても、気になることは気になるって言わないと多分気づけないことも沢山あるだろうから。なんかそこは、皆に教えてもらったよね。

(川口) なるほど。

(871) …というか、インスタライブのシステムが最近ずっとわかんないんだけど、1時間以上やっても大丈夫に改めてなったのかな?1時間で終わった時も最近またあって。昔は1時間で終わってたじゃん。

(幸山) そう、なんかね。わたしもよく分かんなくて。立ち上げたてのインスタとか、私のインスタも60分で終わるんですよ。でも今日テレンのインスタでやったら、60分超えても生きてて。

(871) でも公式でしょ?

(幸山) うん、公式。公式ならいけるのかな?

(871) でもあれだよね。大喜が見る専門だったアカウントを、今日のこれを機会に発信用に変えたわけじゃん。絶対年内に公式マークを付けた方がいいよね。

(幸山) うん。

(川口) いりますかね?

(871) 来年以降もっと付けづらくなるよ。

(川口) あー。まあまあ。

(871) 公式マークって結構違いでかくて。リンク貼れるとか。

(川口) 仕様がかわるっていうことですね。

(871) うん。年内頑張って、やめる前に公式マークをゲットするっていう(笑)

(幸山) ははは(笑)

(川口) (笑)そうっすね。せっかくだから、なんかあればいいなと思いますけど。

(871) 言っとくよ。Instagramの人に言っておくよ。Facebookの人に。

(幸山) それは健仁にもつけてあげてくれない?(笑)

(871) 言おう言おう(笑)まぁ言ったからって、つくのかどうか知らないけど。

(川口) 今後のことも含めて発信する場所は必要だなと思ってたんで、いい機会かなって思いました。言うて僕もまだまだ年内は今まで通りLAMP IN TERRENのメンバーとしてドラムを叩いていくので。普段あんまりTwitterとか動かさなかったですし、まぁブログとかはやらせてもらってましたけど、残り2.3ヶ月かと思った時に、テレンの中での自分の行動とかを最後だし発信していこうかなっていうのもありますね。

(871) 燃え尽き症候群になるぐらい燃え尽きてよ、年内で。

(川口) 燃え尽きますよ。だって今、ライブに向けて既存曲の練習を1人でスタジオでしてたりするんですけど、スタジオ1人でやってるはずなのに緊張してるんですよ、常に。ライブに対して、体の中の細胞がなんか起こってるんじゃないっすかね。僕としては8月の中旬頃とかにこの話して、そこからメンバー1人1人とサシで話をしていって、最終的に幸山さんともサシで話をして、結構それで衰退してたんですよ、僕自身も精神的に。そこから、皆すごい真摯に聞いてくれて、納得してもらって。でもそこからいよいよ発表までなんだかんだ1ヶ月以上かかってるんですよね。

(幸山) 1ヶ月半だね。

(川口) その段階で自分の中で割と落ち着いてきてたはずなんですけど、いざね具体的に自分が辞めるまで、年内っていうのが出たりとかすると、逆算っていうか、ライブがあと何本あるのか?とか、いよいよ色んなことが現実的になってきて。それをしっかりと頭に入れた上で1人で練習したりすると、何かやっぱり起こってるんでしょうね。体の中で。だからそれは燃え尽きるんじゃないっすかね(笑)逆にそれで空回りしてクソみたいなライブしたらどうしようって言う不安もあります(笑)

(871) 大丈夫(笑)

(幸山) それはそれで面白いけどね、そうなっても(笑)横でゲラゲラ笑ってるよ(笑)

(871) いいよ(笑)

(川口) 悔いのないように頑張りたいと思います。

(871) この1時間10分をほぼこのためにやってたって言っても過言ではないんですけど。そんな大喜くんが叩く最後のレコーディング音源、あと何日で終わるんでしたっけ?

(幸山) 月曜日まで。

(871) 月曜日まで?明日日曜日だもんね。じゃあ明日中にお願いします。クラウドファンディング。

(幸山) お願いします。

(川口) お願いします。

(871) もうでも、第2弾ストレッチゴールはクリアしたんだよね。

(幸山) もう1曲レコーディングしなきゃいけなくなってます(笑)

(871) (笑)だからLAMP IN TERRENとマネージャーのLINEグループがちょっと騒がしかったけど(笑)

(川口) そうっすね。

(幸山) 昨日ね。

(871) うん。幸せだねーとも思うし、なんかずるいなぁとも思うけどさ、なんなん?そのベストアルバム出した直後に辞めるって。

(川口) それは、たまたまです。これに関しては…

(871) 狙ってたやろ!

(川口) 狙ってないっす!マジでこれは狙ってないです。さすがにそこまで策士ではないっすね僕も。

(871) ははは(笑)そうやな。

(川口) でもバンドって結局、どのタイミングでその環境から離れるってなっても、どのタイミングも結構かけがえのないタイミングだと思うんですよね。

(幸山) でもここ2.3年を考えると、こういう日がいつか来るような予感はしてたけどね。箇所箇所で。抜けられなくなることってあんのかなーって思う。バンドってそんなことないしさ。めちゃくちゃ売れたって抜ける時は抜けるだろうし、とか。なんかそういうことを考えると、大喜の変化を見てたらそういう日が来るような気もするなぁと思ってはいた。

(川口) 僕も隠しきれなかったんですよね。結構態度に出ちゃってたりしますし。

(幸山) だよね。

(川口) なんか自分の中では、ちょっと気付いて欲しいってところもあるのかもしれないっすね。

(幸山) めんどくさ(笑)

(871) ははは(笑)

(幸山) まぁ。そうっすね。

(871) あれ幸山さん、キングオブコント見ながら、これもずっと見てたん?

(幸山) キングオブコントみながらこれはラジオでしたね(笑)

(871) (笑)

(川口) 一応ながら聴きはしてたんですね。

(幸山) そう。一応ながら聴きは、要はしといた方が、チーフマネージャーと抜ける大喜が何を喋って違うところに発展したのは把握しておいた方がいいだろうし。と言いながら、ごめんやけど、空気階段の1本目の時は全く聞いてなかったりしてる(笑)まだ決勝だけ残ってるから結果は知りたくないんだけど。

(871) 今さ、ちょっと巻き込み事故を誘発してみたんだけどさ。入ってくるかな。

(幸山) お?(笑)

(871) 入ってきたら面白いな。

(川口) 誰を呼んだんですか?

(871) 某ボーカリストが視聴し始めましたって通知が入ってきたから、面白いからゲストで呼んでみようと思ったんだけど、巻き込まれてくれないかな。
…あ、参加できないって。参加できないって言ってるから誰かは言わないでおくわ。

(川口) なるほど。

(871) テレンメンバーじゃないです。

(幸山) え、違うの?(笑)

(871) テレンメンバーじゃない。ここに大を巻き込むんだったらもっとちゃんと……

(幸山) (笑)

(871) 大とはまたタイミングみてやるんでね。

(川口) インスタライブですか?

(871) まぁうん。インスタライブやると思う。年内中には。

(川口) なるほど。まぁ色々話しましたね。

(871) 話したね。結構喋ったね。

(川口) そうっすね。

(幸山) 大喜がこんな1人で喋ることもないからね。バンドとかだったらね。

(川口) ないっすね、本当に。もともと喋る人間なんですけどね。

(871) ブログみてたらわかる。

(川口) (笑)そういう人間ですね。まぁだから、せっかくインスタも動かしていきますし。暇な時にでも。

(871) お願いします。

(幸山) お願いします。

(871) じゃあ終わるか!

(川口) はい!ありがとうございます。

(871) 幸山さんも夜中に呼び出してすみません!

(幸山) 大丈夫です。まだオンタイムです。

(川口) 日常生活でオンタイムとか言うんですか(笑)

(幸山) え?まだ全然でしょ。朝が遅いもん、わたし。

(川口) あー。なるほど。

(871) じゃあ、大喜。年内燃え尽きてね。

(川口) はい。もう頑張らせて頂きます。

(幸山) 楽しくやろう。

(871) バイバイ。(笑)

(全員) ははは(笑)

(幸山) バイバイ(笑)

(871) ネタね(笑)
じゃあ、幸山さんも大喜もありがとうございました!引き続き宜しくお願いします!

(川口) ありがとうございました!宜しくお願いします。

(幸山) 宜しくお願いします!

(871) はーい!
ありがとうございましたー!まぁなんか、だらだら喋っちゃいましたが、そんな感じで年内。大喜、終わりますけど、年内はしっかりやってもらうということで。まぁでも別にLAMP IN TERREN、年内で終わりじゃないしちょっと途中喋りながらボヤーっと思ってましたけど、どうしても大喜とワーッと喋っちゃうと、年内のことだったり大喜が辞めるまでっていうのにフォーカスが当たっちゃいますけど、どっちかというと、それをしっかりやりながらもっと未来のそれぞれのことの方が大事ではありますね。まぁ年内は一旦、そこやりきりましょうっていうことで、今日はそんなお話でした。

LAMP IN TERRENに今日はフォーカスしましたが、引き続き諸々よろしくお願いします。また色々お話できたらなぁと思います。皆さんも夜遅くまでありがとうございました。ちょっとコメント読んでますが、もう終わろうと思いまーす!では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?