871ンスタライブ #050(今江元紀) 7 宙組(Takahashi Nao) 2021年7月25日 21:00 871ンスタライブ #0502021年4月25日(日)第50回目の配信はFM802の今江元紀さんを迎えてお届け。FM802のお仕事に就くまでの経緯や、RADIO CRAZYについて、インターネット音声メディアとの共存、競合についてなどが語られました。主催:柳井貢(以下:871)ゲスト:今江元紀(以下:今江)(871) こんばんは。久々のゲスト回です。予定してる人は他にもいるんですけど、なかなかね。皆さん、緊急事態宣言の煽りは喰らってますか?僕、今日ちらっと街でましたけど、やっぱりちょっと人出が少なかった気がしますね。今日は、FM802という大阪のラジオ局の今江さんをお呼びしています。僕らは"編成の方"って言うんですけど、ラジオ局の編成って言っても多分いまいちピンとこないですよね。ざっくり言うと、番組のプロデューサーさんとかがいる部署です。今江さんはRADIO CRAZYとか、イベントのプロデューサーもされてる方で、現場でFM802の色んなことを引っ張られてる方だなあ、という印象です。元々はぴあにいたのかな?ちょっとその辺もご本人に聞いてみたいとは思います。よし、繋ごう。(今江) どうも!(871) こんばんは!お疲れ様です!(今江) はい。お疲れ様です!(871) ははは(笑)堅い(笑)(今江) いやいや(笑)何回か(インスタライブを)チラ見しましたけど、どっちのモードでいったらいいか全然まだ分かってないので(笑)(871) まあでも、(このインスタライブ)面白いですよ(笑)だってこれ表に出してますけど、表に出してなくても、みっちり1時間喋るってなかなかないじゃないですか。(今江) 確かにね。でもすごい。ぎょうさん観てくれてはるじゃないですか。(871) まぁそうですね。100人いかないくらいですね。1人でやってても、70人~60人くらいですけど。(今江) 2桁になってから本音を喋るようにしましょう(笑)(871) ははは(笑)本音て(笑)(今江) とりあえずさっきの答えで言うと、僕は最初ぴあです。ぴあの編集部だったんですけれども。(871) じゃあ改めて、自己紹介的な質問してもいいですか?(今江) はい!どうぞ。(871) 大学卒業して、ぴあ関西?(今江) 正確には最初、ぴあ東京に1年間いました。週刊誌の編集部でしたね。(871) なるほど。まだ週刊誌があった時っすね。(今江) そうですね。東京がウィークリーで、関西・名古屋が2週間に1回。で、僕はウィークリーの方に配属されて週一で本作りながら、当時「B5のぴあがA4にサイズ変わりますよー」みたいなリニューアルのタイミングに立ち会わさせていただいて。新入社員ながら、編集部の社員がもちろん僕1人で(笑)なんなら10年ぶりの音楽班社員、みたいな感じで。(871) なるほど。東京でウィークリーのぴあを1年やって…(今江) そこから大阪の編集部に異動になりました。(871) あれ?ってことは出身はどちらなんすか?(今江) 僕、出身はね、京都なんです。(871) 大学が東京?(今江) 大学も京都。で、社会人になって初めて東京です。1年間だけ。(871) なるほど。で、すぐ関西戻ってきて。(今江) そうですよ。何にも東京で遊ぶことなく。(871) ははは(笑)1年だけ。(今江) その1年は週刊誌だったんで、まじで会社から帰られへん日が3日くらいあったりとか。(871) あーじゃあ、黒い感じっすね。(今江) そうですね。自分が終わらん限りは編集の仕事が終わらへんので。当時、桜上水に住んでて、ぴあが半蔵門だったので、まぁ夜中タクシーで帰っちゃうと7,000円~8,000円かかっちゃうんでね。何となく雰囲気みながら、タクシーで帰れるのは週1回ぐらいかなぁ〜、みたいな感じの空気(笑)(871) (笑)わかりやすく年齢で言うと、いくつの時にぴあから転職したんですか?(今江) 28歳、29歳くらいですかね。6年お世話になりまして、7年目に突入するタイミングの4月末に転職しました。(871) で、FM802?(今江) そうです。そこから11年目になっちゃいました。『cutman-booche』ヘビーローテーションぐらいっすよ。(871) あ〜!そうか!確かに。その節はお世話になりました。(今江) 『cutman-booche』がQUATTROでイベントやる言うてた時はまだぴあでしたね。(871) 「ラジオがやりたい!」みたいな感じはあったんですか?(今江) いや、僕は29歳の時に……って、こんな個人な話で大丈夫なんですか?(笑)(871) 大丈夫です!(笑)(今江) こういうエンタメ業界で、10年後、20年後、30年後のビジョンを持った方がいいっていう話をずっと諸先輩から頂いてまして。そこに向けたロードマップを考えた時に「30代の10年間、音楽関係の人達と名刺交換をしながら濃くお仕事できる場所で仕事したいなぁ」という風に思って。あとは大阪で5年、東京1年とやらせて頂いた時に、大阪の中途半端な田舎感が非常にサイズ感も良くてですね。メジャーリーグでベンチ入りが大変なんやったら、マイナーリーグで4番打ってたいなぁみたいな。そういう気持ちがちょっとあって(笑)(871) その表現怒られません?(笑)大丈夫すか?(笑)(今江) ははは(笑)怒られますかね(笑)まぁでも、マーケットの規模的にも、自分が30歳位から10年間で勝負するには大阪が良くて。あとは自分の母親、父親含めてこっちにいることも考えて、関西で働きたいなあっていうのもあって。それと30代の10年間、やっぱり音楽に携わりながら名刺交換が沢山できる場所に行きたいなーっていうので、判断をしました。で、関西のFM802に、チケットプレイガイドっていう立場でご一緒させてもらってる中で、本当に情報が集まるし、アーティストがリレーションをとりやすくコンテンツを一緒に作ることができる場所だな、ってすごい思ったので、ここに行きたいなぁという。(871) なるほど。今聞いててすごい面白かったんすけど、僕は関東に出てきてから10年ちょい経つんですけど。さっきの「メジャーでベンチやったら〜」の話の逆を(僕は)いったなーって。面白いなと思って。(今江) まあ何を基準にベンチって思うかもあるから、もちろん東京に行っても、色んな方が色んなシーンで活躍されてると思います。まあ今は、家族とか親戚だったりの背後関係なければ全然東京行きたいっすけどね。逆にこのフィールドを泳げている状況で、東京からFM802に対してできることみたいなことを取り組みたいなっていう気持ちはちょっとありますけどね。(871) なるほど。僕も出身が関西で、まぁ関西弁こそ喋ったり喋らなかったりですけど、一応「大阪の人やぞ」っていう気持ちは忘れてないつもりではいるんですけどね。(今江) ははは(笑)いやいや、HIP LAND MUSICの皆さんはそういうイメージですよ、僕は(笑)関西のことをよく知っていただいてる方っていう感じで、皆心強いっすけどね。(871) いやいや。なんか、"大阪の第2都市プライド"みたいなのが良い風に作用する時と邪魔する時とあるなぁっていうのは昔から思ってて。(今江) あー、でもそんなに「東京がどうやからー」って意識してる感じではなく、本当に今いる僕達のベストをやろうっていうか。あと、こっちに転職したかった理由として、"チーム感"もあるかもしれないですね。編集は若干、人数のかけ方とか、特に雑誌とかはネット受け(関西の記事を流用)みたいなことが当時も大阪の方が激しかったんで、割と東京で作った記事を関西でも載せたりとかしてて。やることが増えていく部分は全部自分1人、みたいなところが多かったんで、色んなブレーンを一緒に協力してもらいながら、番組作り然りイベント作り然りチームでやれてるところは目標としてたし、憧れたところでもあったなぁっていう。(871) なるほどなるほど。じゃあ話題を、ここ1~3年ぐらいのところに持ってくと…。そういう風に言われることが良い事なのか悪い事なのか分からないんですけど、今江さんのちょっとした代名詞として、RADIO CRAZYみたいなところもあるじゃないですか。(今江) はいはいはい。(871) RADIO CRAZYが始まって今に至る経緯って全部はわかってないですけど、最初始まる前はCDJ大阪をやっていて。それがやらないことになり…みたいなとこから始まってる中で、コロナは1回置いといたとして、ここまで存在感を示せる、強いて言うならオフラインのイベントになったっていうのは、今江さん的に自己評価としてどんな感じなんですか?(今江) いやー、別に自分が立ち上げたイベントでもなかったですし、なんやったら1年目はぴあだったので、パンフレットを作るお手伝いさせてもらうぐらいの感じだったんで、立ち上げについてはあれなんですけど。まぁ雰囲気的には、ちょっと世代が変わり始める変革期の元年くらいに立ち上がった感じのイベントな気がしてまして。いわゆる30代後半~40代、40代半ばくらいまでのガッと盛り上げてやっていかなきゃいけない世代の人達とコミュニケーションをとるお仕事だったりして。それをちょうど自分が担当させてもらえるタイミングだったっていうのは、本当に恵まれてたなと思います。お陰様で、ここ数年、ちょうど結構バンドのシーンも盛り上がった年にやらせてもらえてたっていうのと、あの時期って言っても、COUNTDOWN JAPANさんとRADIO CRAZYしかないものもあったりするんで。そういう意味では、その時期に活動してるミュージシャンの人達がご一緒しやすいみたいなこともあって非常に手伝っていただいて。それなりに影響力が出せるようなコミュニティーをRADIO CRAZYっていう場所で作ることができました。まぁ昔で言うMINAMI WHEELのように、関西で「いずれRADIO CRAZY出たい」と思って活動してもらえるバンドが作れるようになれたっていうのがちょうどいいかなーって思ってますね。でもやれることならね夏も出たかったっす。夏のTシャツの売れ枚数も全然違いますし(笑)ビジネスとしてはなかなか冬は大変ですよ(笑)新幹線も高なりますし。(871) なるほどね。確かに(笑)まぁでも、台風喰らわないとかもあるじゃないですか。(今江) (夏は)台風はありますね。(冬は)雪がちょっと怖いのありますけど。あとはテレビの大型番組が割と僕たちのフィールドの人達を取り扱ってくれるようにも1部なってたりするから、その辺とのキャスティングの日程調整は相変わらず大変ですけど。(871) 確かに確かに。そうかー。なんか完全なる僕の印象なんですけど、そもそもFM802さんって番組ゲストとかオンエアとかヘビーローテーションみたいなことが、いわゆる編成やラジオ局の社員さんもさることながら、制作会社のディレクター人だったりDJさんの裁量というか。まぁ…すごく雑に言っちゃうと、良い意味で、編成のひと声では決まらんっていうか。(今江) まあ良いところも悪い所もありますけど。(871) 他がどうっていう風に聞こえちゃうと良くないとは思うんですけど、ただやっぱり全国のラジオ局見渡して、その特徴がFM802にはすごく強いなと思ってるんですね。だから逆に、イベントやるってなった時の今江さんが自分でやってる範囲の広さっていうか(笑)「あ、その連絡も今江さんからくるんすね」みたいな(笑)(今江) ははは(笑)(871) やっぱり番組はディレクターメインで作るべきだろうっていう指針があった上で、その番組と番組以外、スポンサーさんとかも含めてどういうふうに展開していくねん、っていうところが、営業さん含めだとは思うんですけど、FM802は、編成チームがより外をみてることによって、だって多分イベント打ってる本数で言ったら、日本で1番多いじゃないですか。(今江) まぁ、小さいの含めたらそうかもしれないですね。(871) そういう特徴はあるのかなとは勝手に思ってて。色々ご一緒させてもらってますけど、すごいなぁと思ってますね。(今江) いえいえ。まぁイベント事は、分散するとちょっと最後の最後の所で気持ちと相反することが伝わっちゃったりとか。それこそRADIO CRAZYもキョードー大阪さんと一緒にやってて、最後の際たる運営とか行程のやり取りとかになってくるとキョードーさんに(任せることに)なってくるんで、どうしても情報の伝達が、ふわっとしたことになったり、良きせぬ事になってることに気づかないままFM802チームがいたりとかすると、本当にそういうのは1番よくないと思ってるんで。できるだけ、一人でちゃんと発信した方がいいかなと思ってますね。まぁ出来るだけ、皆さんに連絡する回数は減らしたいと思ってるんすけどね。夏とか特に、同じようなメールが各フェスからいってんのやろうと思うと…、リアルな話、Tシャツのバック一発だけでメールなんてようせん、みたいな(笑)それはもうみんな見てる暇もないやろし、みたいな感じで(笑)最近でこそね、関係値がある方とかはLINEでパッと見てもらった方が早い、とかできるからあれですけど。後輩とかの皆とイベント事とかするときは、できるだけスマートにやりとりをしないと(笑)(871) でもRADIO CRAZYは、年によって多少違いますけど、仮に2日間開催の年だとしても1日で30組とかの出演ですか?(今江) 8組×4ステージ、ぐらいは1日に出るでしょうね。1日30組、2日で60組くらいはいるでしょうね。(871) ですよね。で、要はタイムテーブルのスロットがどう〜とかも全部、今江さん電話してるじゃないですか。(今江) はいはいはい。(871) その感じは珍しいというか。(今江) 色々窓口担当があるところもあるって聞きますけどね。でも全部が一緒じゃないっすか。「こういう風に今年やってきて、こういう風にご一緒した流れもあるから、こういう風に今年の冬はしたいんですー」とかね。そういう行程が付きまとうので、「じゃあギャラなんかも今年はこういう風なギャラにしましょうか」とかね。わかんないですけど、「こういうスロットなんで、じゃあ特攻も込でこうしましょう」とか。そういう調整に自分じゃないところの人も入ってると、ちょっとどっかで違う話になってたりとか「あれ?ここで言ってる話と、ここで言ってる話が違うなぁ」みたいな感じになるのもすごい嫌やしなあ、と思って。(871) そもそも多分、インプットしてる情報量がむちゃくちゃ多いんですよ。それを全アーティストなり、全事務所と喋れるって言う上で、ゲストが直接来たりとか特集やったりとか、大体イベント出てるどのアーティストも「このアーティストは今年は大体、こういうところでこういう回数絡んだな、」みたいなのが全部今江さんの頭ん中に入ってるじゃないっすか。(今江) まぁまぁなんとなくですけどね。でもせっかくラジオ局がやから、そういうのもあった方がいいし、RADIO CRAZYの醍醐味は会場から放送したり、ラジオ局の人がそばにいたりとかする。だから「あ、この日のこの時間出てもらったら、生でこの番組も出てもらえるんちゃうかな?」とか「あ、この番組とは最後に会場で公開収録とか出来たらいいやろうな」とかを想定して「あ、じゃあやっぱりこういう時間にしておけば、こういう時間とれるかな」とか、なんとなくDJさんの顔とか浮かべながら「こういうのを好きなリスナーさんは、こういう風に動いてくれるんちゃうかな」とか。まぁ考えますよね。1つのジャンルのバンドばっかり来てくれてるわけじゃないんで、どう介入してもらえるか、みたいなところはあります。(871) そう。僕は結構シンパシーを感じるんですけど「今江さんって○○系が好きだよね」みたいな印象が全くないんですよ。(今江) あ〜。もともとパンクとかスカとかが好きで、ベイサイドジェニーとかも行ってたし、終わって噴水飛び込んでるような人だったりしてましたけど(笑)(871) ははは(笑)(今江) まぁでも最初の出版社の時に、あんまりそういうのを出すのは…、富士山で言う1合目くらいの話だったっていうか。もっと大きな視野で見た方がいいかな、と。自分の好みっていうよりは、無料でやってるステーションというか、誰でも聴いて貰えるような中で、お客さんがいないと商売できないようなお仕事してる手前で、自分の好みっていうのをあんまり出さなくなりましたかね。だから逆に、あんまそれが出せないから、紙の編集とか出版の編集っていうところから逃げたのかもしれないっすね。ライターさんや出版の諸先輩方を見てきて、そこに精通されてる人の話とか文章って凄かったりして。で、僕が元々出版に行ったのも、本が大好きとかじゃなくて、たまたまぴあに入って面接とかで「音楽の仕事やりたいです」って言ったら、「音楽班です」っていうので編集行かされたりして。まあでもぴあの編集で、1番人を編集するのを好きになったというか。どういうデザイナーさんで、どういうカメラマンさんで、どういうライターさんで…ってコーディネートすることが編集に近かったので、それらのコーディネーターを紙のフィールドで上回りながら、そこにこだわりを見せたコアなことをやれるところに行った方が、編集としては突き詰められたんでしょうけど、それこそ10年後~20年後とかになって「お前、編集長になりたいんか」みたいなことを言われた時に、なりたいと思わなかったりしたんで、「じゃあここで僕は辞めよう」って思って切り替えたんすけど。でも、そういう意味で逆に今色んな制作会社やDJの方とお仕事させてもらってる中で、こういうことやるときはこういうチームとやる、こういうことやるときはこういうDJとやる、っていうのも、言葉は悪いですけど、使い分けできるし。結構フィールドも広がって、お付き合いする方も増えたので、非常によかったっすよね。紙面の編集の時はそれを最後のアウトプットのところも自分だったので、自分の知識量だったり同じレベルでやらないといけなかったんですけど、ある意味、ラジオ、特にFM802が、さっき言ってたように制作会社さんとかDJの人がいるんで。ちょっと委ねながら、この人とこの人で喋らせておけば大丈夫やろ、っていうところをやってしまえば最後ちょっと任せられるところもあるし(笑)そこはちょっと良い意味で甘えながら、っていうところはありますね。(871) 月並みですけど、所謂プロデューサー的立ち位置というか采配の振り方やなー、っていうのもありつつ、イベントになると、ある程度自分が責任を負うところまでは自分でやるっていう(笑)(今江) ははは(笑)多分ねー、自分に思いっきり返ってくるのが見えてるところやからかなぁ。(871) まぁでもある程度、人間関係を作った上での番組やったりコンテンツに関しては、より現場の人に委ねてるっていう感じかなー、っていう気はします。(今江) いやあでも新しい切り口やなあ。と思って。確かにな、と思います。その感覚で渡していったら、もうちょっと楽できるかなって思ったりしましたね(笑)(871) いやほんとね。マネジャーなり人によって全然違いますけど、僕はもうほぼレコーディング行かないんで(笑)(今江) ははは(笑)なるほど。でも、方向とか企画考えたりはするじゃないっすか。多分、今日だって、僕と柳井さん喋ってんのに一番ビクビクしてるのは『THE ORAL CIGARETTES』やROCK KIDSや『Saucy Dog』やFM802のディレクターチームが「また突拍子もないこと2人で言い出して、あとあと皆で実現すんのに巻き込まれるんちゃうか」と思いながら見てるような(笑)(871) ははは(笑)(今江) もう、GREENSの某井上さんとか含めて、すごいビクビクして聴いてるような気がする(笑)(871) (笑)(笑)なんか興味本位で聞きますけど、RADIO CRAZYとかで50~60 の事務所なりマネージャーとやりとりする今江さんから見て、ただの面白話ですけど、こんなマネージャーが一番嫌だっていう……(笑)(今江) いやぁ〜……なるほどね?(871) いろーんな人いるじゃないですか。っていうか言ったら皆おかしいじゃないですか(笑)(今江) まぁ、とりあえず連絡取れればそれでいいんですけど(笑)色んな考え方とスタンスがあるから面白いんで。だから色んなアーティストがいるんで。だって、皆同じ考え方で皆同じスタンスやったら、多分同じようなアーティストしかいないっすよ。こだわりが人によって違ったりするし。(871) ね、思います。(今江) でもそれをいかに…、なんて言うんですか?せっかく1日、多い人は3日ご一緒するから、どれだけウィンウィンに持っていけるかはこだわりたいっすね。まぁそんなべらぼうにスポンサーがついてるイベントでもないんで、たらふく資金があるわけではないですけど、まぁなんかお金に関係しないところも含めてウィンウィンにできそうなところはしたいな、みたいな。だからスタッフの編成とかまで割と結構細かく聞くし、見てる方はRADIO CRAZYはタイムテーブルが遅くて…、とか仰るかもしれないんですけど、本当に細かいところまで、「ここ10分だけ早く上がれば実はこのバンドのこのスタッフはこういう移動が次出来る!」とかまでやってるから。それをやって、皆と気持ちよく…年末ぐらいね。なんか年末に揉めたくないじゃないっすか。年明けて謝りに行くとか絶対嫌やし(笑)(871) ははは(笑)(今江) (笑)最後くらいはね〜っていうのはあるっすねー。年末は(笑)あとまあ、さすがにコロナ禍で色んなイベントが「こんなんもう最後の最後や」って思いながらやってるときもあったりしたから、そこは結構むちゃしましたけど、基本的には色んな活動が全部繋がってるので。RADIO CRAZYだけじゃなくて、来年もその次の年も、色んなリリースの時に「こういうキャンペーンでこういうことしたいなー」とか「このアルバムが次控えてるならこういうことしたいなー」って全部繋がってるんで。そこでせっかくの関係値を終わらしたくないというか、むしろ新しい関係値を増やしたいなと思うくらいですね。新しいDJと出会ってもらったり、ディレクターと出会ってもらったり、RADIO CRAZYで繋がったアーティスト同士含めてですけど。(871) それはそうですね。確かに。危ない!今江さん、今日は御社で重要なイベントが24時にあるから。(今江) そうなんですよ。MVを公開するんで。24:00に。(871) 僕、(このインスタライブ)1時間っていいながら、微妙に24時10分までやったりするんですけど。それだと押して観れなくなっちゃうから、今日はこれ23時55分に今江さんを追い出して、5分で締めて、みんなでプレミア公開見るっていう段取りでいきたいと思ってるんで。(今江) ありがとうございます(笑)(871) なんかねー。自分では分別つかないんですけど、やっぱFM802ってトピック多いっすよね。(今江) そうっすね。アーティストの皆さんと一緒にワチャワチャやってるからじゃないですか?(871) ワチャワチャやれてるのが面白いなと思って。(今江) ラジオなんてすごい使いやすいし、コロナ禍色んな不自由もありましたけど、唯一の利点は、皆がどこでもラジオできるようになってるし。(871) うんうん。確かにね。(今江) まぁ(ラジオ局に)来て欲しいですけど、キャンペーンなんて移動しなくてもできるようにはなってるというか(笑)これ言っちゃったら終わりなんですけど(笑)まぁまだ電波とか回線の状況とかで間が取りにくいとか色々ありますけど。聞くに耐えないものにはならないぐらいリモートで放送はできるようになってるから。(871) まあでも、すごいカジュアルに言っちゃうかもしれないんですけど、ここぞという時は移動すればいいと思いますね。これまでは実際ゲストで出るかそれともコメントか、まれに電話ゲスト、みたいな感じでそんな頻繁にはなかったと思うんですけど、ちょっと線とか面が作りやすくなった面もあるなぁとは思ってますね。リモートがスムーズに出来るというか、それまでに以前より、やりやすくなったというか。(今江) やっぱり当たり前のことが当たり前じゃなくなってる時に、いざ移動してやってもらう時のキャンペーン作り方とかはもっと色々あるような気がするし、そこに対して、お金のかけ方とかも変わってくると思うので。(871) ちょっとだけ話変わるんですけど、FM802としてだと色々難しさもあるような気はするんですけど、コロナだったりclub HOUSEの流れもあったりで、インターネットないしアプリの音声メディアが来る来るとずっと言われている中で、来始めてるような感じがするんですけど、そことはどう競合していくのか、もしくは、上手いこと活用していくのか。みたいなイメージってあったりするんですか?(今江) まぁ、活用でしょうね。radikoなんかはほんとに、色んな媒体がある中で、毎月350円も払わないといけないやつが毎月7000人以上増え続けてて。全国のラジコプレミアム会員ってもう80何万人いて、右肩上がりの課金メディアってちょっと、びっくりします。まあclubHOUSEの時にね、「ラジオみたいだ!」みたいなのがバッとでたんすけど、僕ら中では全然違うというか。音声アプリや音声メディアみたいなところは、あれはあれって感じですかね。まあコロナ禍で確かに、21時、22時になったら、色んなアーティストがインスタライブやりはじめるとか、ステイホームの影響で皆が音声アプリをやり始める中で、僕が夜21時からのROCK KIDSとか担当させてもらってて。ちょっと最初は「おーおー…どうする?」とか思ったりもしましたけど、逆に、こっちは本当に毎日変わらず夜21時からやり続けてて、0時前になったら落合健太郎さんとDJがお話してる日常を音楽と一緒に過ごそうっていうライフスタイルを提案してるメディアだったりするので、なんか特別な時は全然そっち(インスタライブとかに)行ってもらっていいし、ただ、ふらっと家帰ってきた時にパッと電気つけるのと同じ感じでつけてもらう感じになったりとか、車乗った時にちょっとつけてもらえば1番いいかなーって思ってます。だからそこは音声メディアとは役割が全然違うかなーって。まあそういう意味で言うと、共存の可能性は色々あると思いますね。うちのDJさんとかが1人で喋り始めだして人気コンテンツになるかっていうと、なかなかそれはね。やっぱりFM802があって、FM802でかかってる曲があって、DJがいてっていう全部のパーツで成立してるコミュニティなんで。地元のサッカーチームみたいな?なんか、そういう感じで皆ファンというか、リスナーがいてくれて、支えてくれる人達がいて成り立ってるところだったりはするので。いきなり芸人さんのように、超人気ポットキャストが生まれるかっていうと、ちょっと思わないですけど、本当はそういうのとうまく連動したりとかも考えていけたら、今後は良いかなぁっていう。(871) まあ、ね。今が、ある程度良い状態だなとは思っているので。関西のコミュニティーでもあり、ROCK KIDS、802wanabesとかもそうですけど、FM802だからとか、この番組だから、このDJさんだから、みたいなことで生まれてるものも多いなっていう風には感じるので、そのコミュニティー間をどううまくアーカイブしていくのか、みたいなところなのかなー、という気はしてますけどね。勝手に。(今江) コロナ禍と矛盾しちゃいますけど、言っても各地ライブしに行く中で、大阪にライブしに行くことがなくなるのは多分ないじゃないですか。現状、10年~20年っていうところで。ライブエンターテインメントにおけるエリアのモーションは多分なくならないわけで、そこにおけるある種信憑性を持ってるプロデューサー、ディレクター、DJが育ち続け、そういうプロフェッショナルの意識で音楽やってるアーティストやマネジメントの皆さんと向き合うことができるプロデューサー、ディレクター、DJがいるステーションっていうのは多分全然なくならないし、いい距離感で引き続き続けられるとは思うんで。まあ会社とかもそうやし、上もそうやし、世の中的にも、なんか1個新機軸というか、「音声メディアがこんだけ注目されてるんだったら、じゃあ(新しい)なにか…」っていうのはすぐ言うとは思うんですけど(笑)FM802って本当に生活に溶け込んでて。ご飯食べるシーンとか、仕事行くシーンとか出勤のシーンとかにちょっと音楽をおいてあげれる、しかもそれをこっちが選択した音楽で届けてあげる、っていう今の形は、そんなにすぐには崩れないかなっていう気がしますけどね。(871) ありがとうございます。いやでも、なんかやるなら全然ご一緒しますんで(笑)(今江) ははは(笑)だからまあ何か延長線上はねー。それこそ、この間(山中)拓也くんのラジオやらせて頂いて。ああいうFM802のタイムテーブルの中で溶け込む形だと、一時間の特別番組っていうことで、拓也くんに喋ってもらいましたし。でもそれがちょっとパーマネント的に、レギュラータイム的にやるとか、企画っぽいことを音声メディアやるとかは全然あると思うし。じゃあそれを24時間のFM802のタイムテーブルの中に溶け込ませるなら、それはまたその時で作り変えればいいというか。そういう不特定多数の人が聞いてもらってるところで、急に持ってくる1時間としての内容の意味と、敢えてそれをタッチしに行きたいっていう人が聞きにいくポッドキャストなりの意味とでは、またちょっと違ってくるとは思うんで。でもFM802っていうのに僕が最初に接触したのは大学の時ですけど、なんていうんですかね。「あ、音楽好きな人がここさえアクセスしてれば本当に豊かになるんだ」というか、びっくりするくらい新しい曲がどんどん聴けたり色んなアーティストがでてきたり、さっき言って頂きましたけど、色んなイベントがあったりっていうのが本当にあるんで。そういう関西の音楽好きに愛されるステーションとかメディアであり続けなきゃいけないなって、思いますよね。(871) でも、関西の人もそうだし、逆に関西以外の人が「関西にはFM802があっていいなぁ」っていう存在感は十分出てると思いますけどね。(今江) ほんまですか。それはねー、いやらしいほど出していきたいですね(笑)(871) ははは(笑)(今江) まあでも半分は本意、半分はもっと本当に全国のラジオというか、各県?がもっと…、僕まだ一社しか知らないし、ラジオ局全部転職探して研究した訳じゃないんでわからないんですけど、色んなマネージャーさんとかと話して聞くような話によると、そんなに各メディアあれなんかなあ…、っていう気はするんですけど。ただまあいやらしい話、90%以上自社で番組制作させてもらってて、100人近くFM802でお仕事をさせてもらってるので、右向け右の時の皆パワーは凄いですよね。このアーティストをみんなで応援しよう!ってなったときの皆の集中力というか。それにリスナーも着いてきてもらって、っていう感じで、且つそれを最後のゴールまで行けるっていうところがね。もちろん、それに賛同してもらえるマネージメントの皆さんとスタッフの皆さんがいてですけどね。そうじゃなかったらRADIO CRAZYの本番日前日に夜な夜なパワポで歌詞打たないでしょ。マネージャーが(笑)(871) ははは(笑)(今江) そういうのを皆でやれてるのが本当にありがたいです。だからこそ、このコロナ禍ですべてが無くなった時どうしていくのかっていうのはねー。1年前に柳井さんとまさにこんな感じで喋った時と同じ状況に一瞬戻っちゃってるんであれですけど。(871) まぁでも、この1年色々前進してますよ。(今江) 戻ってからの速度感みたいなのは身についてますから。#オンラインライブハウス_仮 はまだ1年経ってないっすからね(笑)(871) そうだ(笑)あの時楽しかったなー。(今江) あれ一発目やらせてもらって、色んな人にちょっと同じ感覚を取り戻してもらう必要はやっぱりあるなあって思いました。リハビリじゃないっすけど。始まる前の連絡とかメールとか「イベントでこういうメールくるわなー」とか「弁当数えるってあったっけ?」とか「バスの人数とかあったよなー」とか「このテックさん連絡するとかあったよなあ」っていう、皆色んな行動をもう一回やらすために、多少利率が低くてもとりあえず動き出すっていうのがひとつテーマやったんで。次もそこかなあー。関西、明日また色んなイベンターさんで集まって、僕もそこ混ぜてもらってて、ここから次どうしていくのかお話しますけど。宣言以降のプロモーションをどうやってやりやすくするか、みたいな。なんかね。呼び込んだらかん、みたいな風潮がある感じをちょっと何とかしないといけない任務が。特にFM802も、いろんなのを控えてますので。(871) 今年も、今年度も色々、是非。コロナを踏まえながらというのか、掻い潜りながらというのか分かんないですけど。(今江) そうですね。(871) 色々ご一緒させてください。(今江) ありがとうございます。(871) 今江さん、あと4分でプレミアなので!(今江) そうですね!もしこれを見ていただいてる方で暇な方は、24時からFM802のYouTubeチャンネルを観ていただいたら、FM802の春のキャンペーンソングが公開されますんで。(871) あと5分起きてたら良いだけなんでね。皆見てくださいね(笑)(今江) ははは(笑)すみません(笑)前半の僕のプロフィールの話いらんかったな〜ってすごい後悔してますけど。(871) いや、そんなことないですよ!誰が喋ってるかが割と重要なんで。今江さん因みに、先生してるんでしたっけ?(今江) あ、そうなんです!今芸大で週一授業やらさせて頂いてまして。もうでもね、本当に無観客配信ライブやらせた僕が悪かったです。色んなアーティストの皆さん本当に。ZOOMなんですよ。(871) あー!なるほど!(今江) もう反応がなさすぎて。しかもFM802の会議とかって出来るだけ顔出しましょう、ってモラル的に話してるんすけど、学生誰1人顔出さないんで。ほんまにこいつら聞いてんのかー?と思いながら1時間半喋り続けたらもうだんだん苦痛なってきてますわ、ここだけの話。だから無観客配信ライブをやらせたアーティストの皆さん、本当に申し訳ございませんでした、って思いますよね、ほんとに(笑)(871) 明確なレスポンスじゃなくても、顔が見えてるだけでもやっぱり全然違いますよね!(今江) ZOOMでパッと手が挙がるだけでもめっちゃ嬉しいっす僕。(871) うん。分かります。でも、それであれ変えてきますよね? #オンラインライブハウス_仮 なのか、一方通行なのかの違い。(今江) 確かに。ほんまそうです。こういう色んなテーマでプロデュースする、みたいな話をさせてもらってて。今度"オンラインのライブとは"というテーマでやろうと思ってるんで。(871) あら。それ興味ありますね。こっそり受講できる方法を教えて下さい(笑)(今江) いやいや、来てもらえるように頑張ります!いろんな人に来てもらいたいなと思ってるんで。(871) それも是非!じゃあ59分になったんで終わりましょう!(今江) はい、ありがとうございました!(871) 皆でプレミア公開みましょう!今江さんまた!(今江) はい!ありがとうございまーす!(871) 観てくださった皆さんもありがとうございました!あと1分でFM802の春のキャンペーンソングのYouTubeプレミア公開があるので、いつもとは違って、今日はもうこのまま終わろうかなと思います。皆さんYouTube見に行ってください!アーカイブは残します!また引き続き、やる時はお知らせしまーす!ちょっとまた、ゲスト回をいくつか企んでいるので!では皆さんYouTubeで! ダウンロード copy #050 #オンラインライブハウス_仮 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート