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そのパウダーには、魔法と魅力が詰まっている。

こんばんは、東カホです。
私のイチオシハンドメイド資材を暑苦しく熱くご紹介していくnote、前回はレジン液について語らせていただきましたが、第二弾はパウダーについて語っていこうと思っております。
今回わたしが皆さまにご紹介させていただくのは、『Crystal Aglaia Tokyo(以下CA東京)』さんの偏光パウダー『クリフォトの樹』についてす!

CA東京さんは、東京都・池袋にお店を構える​日本初のコンセプトハンドメイド・レジン資材の専門店。
ファンタジックな内装で、踏み入れた人の心を物語の世界に引き込んでくれるような、ファンタジー好きハンドメイダーにはとっても嬉しい素敵なお店です。
また、オリジナルブランドのシートやレジン液などの資材を販売されていたり、シーリングスタンプ系資材にも力を入れていらしたり、オリジナリティあふれるファンタジー風味の資材を店舗だけでなく通販でも販売されておられます。

そんなCA東京さんの資材で私が一番お気に入りなのは、なんと言ってもハンドメイド用のパウダー。
作品にひと塗りすれば、幻想的な雰囲気をぐっと上げて完成度までアップさせてしまう…まさに『魔法』と言えるアイテム。
とくに、CA東京さんのパウダーはそのカラーや偏光具合の美しさも抜群で使いやすいのに、その上名前がファンタジー味に溢れていて、眺めているだけでも私の心の中に住まう中学2年生が叫びだしそうになる程度には心をくすぐられる、そんな素敵なお名前が付けられているところも最高に魅力的です!

『Element Color』
『Alchemist』
『Fairy Magic』

おわかりいただけたでしょうか。

ファンタジーを好きな人ならどこかしら琴線に触れるであろう単語を冠した名前で、その名を具現化したかのようなカラーで作品を彩ってくれる。
こんなパウダーを見て、ファンタジーとハンドメイドが好きな私がワクワクしないはずもなく…今では、沢山のパウダーをひっそり集めているファンと化しておりました。

そんな中でも、『クリフォトの樹』は私が一番推している最推しのパウダーで、ことあるごとにフォロワーさんにお勧めさせていただいております(とはいえ、布教はあまり実を結んでおりませんが)。
さて、ここからはその理由についてじっくりと語らせていただきますね!

1.発色が美しい

まず第一に見ていただきたいのは、このパウダーの発色の良さ。
パウダー見本を見ていただけるとお分かりいただけると思いますが、鮮やかな色味が目を引きます。

『クリフォトの樹』 色見本(個人制作)

ハンドメイド用パウダーは、ほとんどのパウダーが黒背景の時に強い発色を見せてくれるものなのですが、「クリフォトの樹」は白背景の時も綺麗な発色を見せてくれるという点が、私のおすすめしたいポイントのひとつ。
例えるなら、背景がクリアな作品のアクセントとして使うことが出来たり、着色したレジンに塗ることで色の掛け算を楽しむことが出来たりします。
もちろん、黒や色の濃い背景に塗れば、鮮やかな色味が楽しめるということですね!!

『そらのたまご』
下地とオーロラの表現にクリフォトの樹を使用しました。

自分は空や宇宙の作品を作るときにこのパウダーを使うことが多いのですが、使う粉の組み合わせを変えることでずいぶん違う空の色を作ることが出来るため、こちらのパウダーにはいつもお世話になっております😊

2.偏光が美しい

そして、次に注目してほしいところは、カラーシフトの美しさ。
クリフォトの樹は全体的に偏光がかなり強いため、平たい面に使ってももちろん綺麗なんですが、カットの美しいモールドや層が幾つもあるような作品に使えば抜群の相性を見せてくれるパウダーです。
例を挙げるなら、しっかりカットのある宝石や鉱石風の作品に使ったりすると、綺麗な偏光を見せてくれます。

偏光の一例。
字が汚いのは見なかったことにしてください😭

光の当たる角度が変わるたびに見える新しい色が、元の色と違うイメージのカラーになることもあって、作品の表情が変わるところもまた面白い。
例えばピンクと緑のような、本来なら相容れないはずの補色がカラーシフトに現れるパウダーがあったりするので、想像もしていなかった最高のカラーが思わぬ組み合わせから生まれることもある。
そんな偶然を楽しみながら制作ができることも、このパウダーの面白さの一つだと思っております!

3.名前が美しい

最後に、『クリフォトの樹』というシリーズの名前がとてつもなくカッコ良い。
そして、パウダー一つ一つに付けられた名前がおそろしくエモい。

ざっくり調べてみたのですが、「クリフォトの樹」は別名『邪悪の樹』と呼ばれ、旧約聖書の内容をモチーフとしたアニメや漫画などの作品でしばしば名前や図式を目にすることのある『セフィロトの樹(生命の樹)』と対を成す存在なのだとか。

『クリフォトの樹』
個々のパウダーの名前が意味することは、
そのモチーフになぞらえて「人間の悪徳」とのこと。

ひとつひとつに付けられた名前とその意味を調べたとき、私がこの魔法のパウダーに魅入られた理由が分かったような気がしました。
例えるなら、美徳より悪徳に魅せられたり、清廉潔白な主人公より清濁併せ呑む悪役に美しさを感じることがあるような…このパウダーが持つ魅力にこんなに心惹かれるのもまた、物語や聖書で忌避される「悪魔」や「堕天使」と言った存在に人々が惹かれるのと同じなのかも…? と、そんなことをしみじみ感じておりました。

他のパウダーのお名前にも感じたことですが、いつも本当に綺麗なネーミングをなさっていてCA東京のパウダーの名づけ担当者さん、大好きです(突然の告白)。

まとめ

そんなわけで、CA東京さんの『クリフォトの樹』はいいぞ…というお話でした。
なお、こちらのモチーフとなったクリフォトの樹の対となる「生命の樹」に関しては『セフィラの閃光』や『セフィロトの樹』というパウダーもあるので、気になる方はそちらもぜひチェックしてみてくださいね!

Crystal Aglaia 公式オンラインショップ
https://crystalaglaia.jp/

今回は、ファンタジーRPGで言うところの『魔法』のように作品へ魅力をもたらしてくれる「パウダー」について語らせていただきました。
次回は、レジン作家にとって身を固める『防具』のようなもの…ということで、「モールド」について語っていきたいと思います。
次回も好きなアイテムを暑苦しく語るだけのnoteですが、あたたかくお付き合いいただけましたら幸いです!

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#CA東京
#パウダー
#ハンドメイド資財

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