RTA in Japan Summer 2023に走者として出た話。裏話など...
はじめに
書くのがかなり遅くなってしまいましたが、私、そらちんがRTA in Japan Summer 2023(以降RiJ)に走者として出た話を書こうと思います。ほかの方のような面白いものが書けるかわかりませんが、精一杯書きますので読んでくださるとうれしいです。あと、私は、比較的特殊な出場の仕方をしたので、特にバックアップでの出場となるときは参考になるのではないかと思います。
応募への葛藤
実は今回のRiJに応募するかはとても迷っていました。
というのも、大学受験が終わってすぐのRiJでしばらくRTAのことばかり考えることはできない期間が終わってすぐのRiJであったからです。また、普段は据え置き型ゲームのRTAをしていたのですが、大学寮に入ったことで寮規則により普段やってるようなRTAをすることができなくなっていました。
しかし、私の夢でもあったRiJへの出場をあきらめることはできず、寮で練習できるRTAの中で一番披露したかったRTAを応募期限のギリギリに応募しました。それが「片道勇者プラス」でした。
応募
上の画像は応募したときの文章です。
私が応募分を書くときは、できるだけゲームについてもカテゴリーについても、特徴を簡潔に、わかりやすく、専門用語をできるだけ使わないようにしています。また、「ハラハラドキドキ」や「爽快なプレイ」など視聴者目線に立った時にどう感じるかを考えながら応募分に1行程度付け加えるようにしています。いろいろな考え方があるとは思いますが「一つの例」程度に見てもらえると嬉しいです。
当落発表
そして、いざ当落発表の日。ドキドキしながらそのときを待っていました。そして、グーグルフォームがTwitter(現X)に投稿されて確認をしていきます。ゲーム名がアルファベットから始まるもの…ひらがな、カタカナで始まるもの…漢字で始まるもの……ない…
そうなんです、なかったんです。当選の欄には…
正直ここであきらめかけてましたが、一番後ろの欄にあるバックアップを見てみると…最後の最後に片道勇者プラスの文字が…!!!!!
それは、もううれしかったです。若干メンタルブレイクしてたのが、完全復活するぐらいにはうれしかったです。
また、片道勇者プラスの製作者さんであるSmokingWOLFさんにも連絡をして、拡散していただきました!!この場をお借りして改めて本当にありがとうございました!!!
本番のために練習
ここから、練習が始まりました。ただ、初めの方にも書きましたが、大学入学直後であったり、寮の行事に追われたりで疲れて寝てしまうようなことも多かったです…しかし、無理のない程度に本番に向けて練習は続けていきました。Discordの自鯖で、RTAをやっていたり、普段視聴勢としてみてくださってる仲間と通話しながらじっくりじっくり練習していました。そうして、応募時から本番までに5分20秒自己ベストを縮めることに成功し、その間に安定感も手に入れていきました。今考えると、なんだかんだで結構頑張ったなって思います。
突然、運営さんからDMが…
そんなこんなで、本番の日が近づいてきて、自鯖で私を応援してくれてる人達が、私が現地に行くちょっと前ぐらいに、自鯖の身内イベントとして「そらちん応援RTAリレー」を開いてくれることになりました。バックアップ採用となった私をこんなに応援してくれて本当に本当に嬉しかったです。
そんな、みんなと私の思いが伝わったのでしょうか…そのRTAリレーの前日の8/5にRiJ運営のもかさんから突然DMが届きました。
それを見たとき、色々考えました。なんか応募不備が今からでも見つかったかな…何かしらでダメになっちゃったかな…
そんなことを考えながら恐る恐るDMを確認すると…
『色々あって、時間が空いたからそこに片道勇者プラスを入れることができますか??』(要約)といった内容でした。
え????????マジで????夢か??ほんとに???マジで????
もうほんとに驚きと嬉しさが交互に来ました。本当に感情がぐちゃぐちゃになってた記憶があります。
こんなことってあるんだなって…頑張ってきてよかったなって…
本番の日が1日目の深夜で本番まで日がなかったこともあり、多少の不安もありましたが、そんなことがどうでもよくなるくらい嬉しかったし、私自身もESTより巻いてバックアップ採用の方ができるだけ多く走れるように精一杯頑張ろうという気持ちが強かったです。
本番の日…しかしハプニングが
走れることが決まった5日後の8/10の本番の日。私はもともとバックアップ採用であったこともあり現地に向かう飛行機を同日に取っていました。
しかし、その日は、私が住んでいる高知県に台風が迫っていました。時間に余裕がある便ではあったので遅延しても飛んでくれれば…!
そう思いながら空港に向かうと案の定放送が…『飛行機は上空まで来てるけど濃霧のせいで着陸できないから、遅延するか欠航になります』(要約)
いや…え??…飛ばないかもしれないの!?「あああああまじかあああ」みたいな感じになってました。もうだいぶ焦りました。やっぱり前日の便をとっといた方が良かったかなぁ…オンラインは心配だなぁ…色々考えました。
結局、ある程度天候が落ち着いてくれて、遅延をしただけで飛んでくれたので良かったですが、もし可能なのであれば前日の便をとっておいた方が良いなと強く思いました。バックアップであっても余裕がある人は前日に向かえると安心です。(もちろん厳しい場合が多いのもあるのはわかってますが…)
いざ、本番
こうして、なんとか現地にたどり着き、本番を迎えることができました。本番直前は一つ前のゲームであった「バトルネットワーク ロックマンエグゼ2」を見ながら、解説のひのきまんさんと話しながら過ごしてました。緊張は…実はそんなにしてなかったです。というよりかは、現地に行けて走ることができたことの安心感がすごくて、今振り返ると緊張もすごいしてたけどちょっとだけ安堵感が勝ってた感じですね。
そして本番はなかなか厳しい冒険でしたがすごい楽しんで走ることができました。ちょっとミスをしたら、ESTオーバーもないことはない世界ではあったのでしっかりとEST内に走り切れてよかったなと思いました。私のミスではありますが、片道勇者の醍醐味でもある、闇に飲まれてゲームオーバーも結果的には見れてよかったといった声もあったので走りとしてはミスも含めて片道勇者の良いところを見せられたのではないかなと思ってます。
ちょっとした裏話
私はPCゲームで参加していて、現地でも練習したかったのでノートPCを持って行ってたのですが、現地で練習していたら運営さんに『そのノートPCを使って走ることもできますがどうしますか?』と提案をしていただけました。私はそれをできることは知らなかったので少々驚きましたが、その方式でお願いすることにしました。今後もその形式でプレイできるのかは運営さんの判断次第ですが、PCゲームのプレイヤーの方でノートPCなどで走っていらっしゃる方は運営さんと相談の上、ノートPCをもっていけば遅延環境の変化に苦しむことも減ると思うのでおすすめです。
最後に
私の中で夢の舞台であったRTA in Japanで走ることができて本当に嬉しかったし、初めて大きな夢がかなった瞬間でした。
このように夢を叶えられたのは、片道勇者プラスの製作者であるSmokingWOLFさんがこんなに素晴らしくていつまでも遊びたいと思わせてくれるゲームを作ってくださったこと。また、私のDiscordの自鯖で一緒に遊んでくれる仲間、配信を見に来てくださっている皆様などなど、私に関わってくださっている皆様のおかげです。本当にありがとうございます!
長いものにはなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
私はこれからもRTAを続けていきますので応援のほどよろしくお願いします!!!!