本当はメリット盛りだくさん【マスオさん状態】楽しむためのマインドセット。
私は以前まで【マスオさん状態】でした。
"以前まで"ということですので、お察しください。
そもそも【マスオさん状態】とは、アニメ「サザエさん」に登場するマスオさんに由来して、妻の実家に同居している男性のことを指します。
【マスオさん状態】と検索してみますと、関連キーワードには、"離婚率"とか"ストレス"というネガティブなワードがたくさん出てきます。
マスオさんの立場からすると、疎外感を感じやすい環境なのは確かです。
でもだからと言って悪いことばかりじゃないんです。
自分がマスオさん状態でいることで、妻の両親を安心させることができ、そのことで妻にも最大の幸福を与えることが出来ているんだというマインドセットが大事です。
マスオさん状態を経験し、そして解消した私だからこその目線で、マスオさん状態を楽しんでメリットを最大化する方法についてお話していきます。
マインドセットが何より大事
マインドセット、つまり心の持ちようです。
心の持ちようが何よりも大事です。
"自分だけ仲間外れだ"と思い込んでしまうことこそが負のスパイラルに陥ってしまう原因になります。
マスオさん状態をネガティブにしてしまう心の持ちようとして以下のことがあげられます。
マスオさんがネガティブになってしまうマインドセット
家庭の中に自分の味方はいない
自分はただの同居人に見られている
家の中で居場所がない
気を使ってストレスが溜まってしまう
などなど例をあげればきりがないんです。出そうと思えばまだまだ出てきます。
家庭環境は様々だとは思いますので、それぞれのマスオさんによっては当てはまったり、当てはまらなかったりするかと思います。
お気づきの方も多いと思いますが、上記のことは何も【マスオさん状態】の男性に限った話ではなく、一般的な家庭生活においてもそのまま当てはまります。
「妻の両親と同居をしている」というスパイスが効き、よりいっそうネガティブな面が増幅してしまうんです。
では逆にどんなマインドセットでいることが出来れば、マスオさん状態を楽しんで、メリットを最大化できるのかを箇条書きにしてみます。
マスオさん状態を楽しむためのマインドセット
自分が妻の家族を支えている
自分は自立している"特"大黒柱
光熱費が折半でお得だ
自分のおかげで妻もフルで働けている
以上のように自分がいるおかげで、家族みんなが安心して幸せでいられると信じて疑わないマインドセットが非常に大事です。
仮にそうでなくてもそう思うようにしてください。
結果は後からついてくることもあります。
態度に出すことは避けてください。あくまで気持ちの面です。
ひとりになる時間を定期的につくる
大豪邸でもない限り、マスオさん状態にあるマスオさんは家の中で、静かな環境でひとりっきりになる時間を確保するのは限りなく少ないのかもしれません。
私もそうなのですが、ひとりになれる時間は非常に大事です。
マスオさんに限ったお話ではないかとは思いますが、趣味に没頭する時間、読書をする時間、好きな映画を見る時間など、なんでもよいので、自分だけの空間をあえて作ることをしてみてください。
この時にマスオさんは自分の気持ちを整えることが出来ます。
定期的にひとりになれる時間を作る方法
現在の住宅で自分の部屋を確保する
漫画喫茶に行く
車通勤なら通勤以外に車内で1時間ほど過ごす
ひとりで散歩、ランニングをルーティンにする
仕事が大好きで没頭する時間は"仕事をしているとき"だという方は、これもありです。
まだまだ方法はあるかと思いますが、現状に閉塞感やストレスを抱えているマスオさんがいたら、なんとかして自分が一人になる時間を作り出してみてください。
1時間でもひとりになれる時間があれば、散らかった頭の中を整理して、心を整えることが出来るはずです。
義父母とはもちつもたれつの関係
「義父母は必ず妻の味方をする」ということを肝に銘じてください。
善悪を問わずです。
自分の子供の味方をすることは世の道理です。
自分でも必ずそうします。
妻を味方にするにはまず義父母からです。
義父母には、たまには仕事帰りにたい焼きを買っていってあげてください。
また会社でお歳暮やお中元のお裾分けがあった場合には、妻よりもまず義父母に分けてあげてください。
不思議なもので妻は自分に分けてもらうよりも喜ぶでしょう。
実の親子とはそういうものです。
もちろん妻の分も確保しておいてくださいね。
義父母もたまにはお土産を持ってきてくれるはずです。
そうして、義父母と良い関係を保つことが、妻と良い関係を保つことにつながり、子供を含めた家族が、良好な関係を保つ秘訣になるわけです。
つまり、自分が心地よい自分でいられる秘訣になるということなんですね。
閉塞感や窮屈さを感じているマスオさん。
そのネガティブな感情はずっと続くわけではないです。
"うまく立ち回る"というような感覚で接してみてください。
きっと【マスオさん状態】を楽しんで過ごせるはずです。