【サウナ日記】プレミアホテル CABIN 札幌で整う
「すすきの」と聞くだけで、なぜかテンションが上がる。
北の歓楽街で大人の街というイメージが刷り込まれているからだろうか。
このよくテレビで「すすきのの様子」と映されるニッカの看板の交差点に立ちながら、ちょっと胸が高鳴っていました。
今回、札幌でサ活をしようと思ってサウナを探したところ2つ候補があがり、一つはプレミアホテル CABIN 札幌。もう一つはGARDENS CABIN。
どちらも「すすきの」にあるホテル内のサウナでCABINと名がついている。
CABINグループなのかな?(よく知らんけど。)
まぁそれはさておき、サウナイキタイで投稿見る限り、どちらも評判は良さそう。GARDENS CABINは北海道のサウナでイキタイ6位だし、プレミアホテル CABIN 札幌は14位。
でも、なんとなく「セルフロウリュできる」と書いてあったプレミアホテル CABIN 札幌に心を惹かれて、そちらに行くことにしました。
午後3時にIN。
ホテルの受付に「日帰り入浴をお願いしたいんですが…」と言うと、「駐車場をご利用でなければ、そのまま地下にて受付してください」とのこと。
あ、地下にあるサウナなのね。
さっそくエレベーターで地下に降りると通路の奥の方に入口らしきものが見えます。
・・・と思ったら、地下にあるのは受付だけ。
受付を済ませたら別のエレベーターで女湯のある3階に向かいます。
女湯は入り口で暗証番号を入れるとドアが開くのでセキュリティもばっちり。
さっそく着替えて浴室へ。
内湯はよくあるホテルサイズ。でも、温泉なのが珍しい。すすきのに温泉が出るってのがビックリです。
温泉はちょっと塩分を感じる身体があたたまるタイプの泉質。
下茹でをしっかりしたあと、サウナにGo!
サ室はコンパクトなL字の2段ベンチ。ドア右手にMETOSのストーンがあり、その手前にセルフロウリュができるように小さなバケツ(というか桶)とラドル(というか柄杓)が置いてあります。
桶と柄杓が半透明のプラスチックでちょっとチープなのが残念ですが、まあセルフロウリュできるってだけで良しとしましょう。
1セット目に入った時は私のほかに2名の方が一緒だったので、大人しくしていましたが、2セット目、3セット目は私ひとりだったので、ロウリュを楽しみました。
コンパクトなサ室なので、ひしゃく1杯だけでかなり温度&湿度がアップして、一気に玉汗が流れ出て気持ちいい!
サ室前にはこれまたコンパクトな水風呂があるのですが、地下水を使っていて水温は13℃!さすが札幌!地下水の水温が低い。
キリっと冷えた後、外気浴のために屋上にある露天風呂へと向かいます。
階段を上がっていくのですが、床暖が埋め込んであるとのこと。
この時期は全然気にならないけど、冬にはありがたい仕組みです。
ところが、この階段、思ったよりも段数がある。
ちょっと上がったら屋上かと思ったら、たぶん2階分くらい上がる感じで、サウナでへろへろになった状態ではかなりの疲労感・・・。
でも、頑張って上るだけの甲斐はあって、ここがススキノだということを忘れちゃうような岩の露天風呂と壷湯。
すすきのと言ってもたぶん、外れのほうなので街の喧噪などもほとんど聞こえず、しかもこの日の屋上には私ひとりだけ。
ととのい椅子に座ってボーっと空を眺めていると、時間も忘れちゃうほど。
ただ、やっぱり階段を上り下りするのは非常に面倒で、屋上を楽しんだのは最初の1回だけ。2回目からは内湯にあるベンチで休憩しました。
この内湯のベンチですが、カランの前に後ろ向きに置いてあり『すすきのの滝』と称したシャワーで水を掛けながら座れるという面白い試み。これは他のサウナでもあればいいのに、と思いました。
そしてお風呂をあがって受付に戻るとスタンプカードを渡されました。
びっくりしたのが、2回で3回目無料!ってとこ。
普通、スタンプカードって10回とか20回とかためて1回無料なのに、ここは2回で次無料!すぐ無料になるなら、また来たくなっちゃうなぁ。
「すすきの」に対する好感度が高まった一日でした。
■プレミアホテル CABIN 札幌
札幌市中央区南5条西7丁目
●女湯:サウナ1つ:84℃ テレビあり
●水風呂:1つ 13℃
2021年9月7日訪問