【約30,000字】【PJCS2024環境】決定版 メタングディアルガデッキの考え方
こんにちは!
私、「そら」(@sora_wa_hiroi_)と申します。
最近ディアルガデッキを使っての破壊が止まらない。
と、昨今の「スタークロノス日和(※1)」に、多くの有名選手たちも大型大会で使い始めたオリジンディアルガVstarデッキ(以下:ディアルガデッキ)ですが、「使ってみたら意外と…」と、各地より悲鳴の声が上がっております。
(※1)…ディアルガVがある程度メタルコーティングを言える環境である&メタルブラストでワンパンしやすいポケモンが多い環境のこと
まだまだたくさんの悲鳴がありましたが、とりあえず代表的なのはこの辺り。
ディアルガデッキを回す上では非常にあるあるな内容ですね。
これらの内容に対して、
「運がなかった」
「所詮ネタデッキ」
と吐き捨てて諦める人も数多いると思います。
しかし本当にそうでしょうか。
自分のプレイ"たった1つ"が、求めていた結果を歪ませ、望んでいなかった結果を導いたのではないでしょうか。
もちろん確定した未来を引けるかどうかは未知数です。ここに関しては結果論でしかありません。
ただ、良い結果に、望んでいる結果に近づける未来が少しでもあるなら、そちらを選択したいですよね。
そこで今回、
ディアルガデッキを回す上での大事な考え方について話していきます。
#おれたちの信じたディアルガを信じろ
というのはばじりこ(@BASILICO_TOMATO)が考えたディアルガ応援ハッシュタグですが、本当にこれの通り。
信じて握った人しか見えない世界があります。
ディアルガを少しでも使いたいと思ってる方、極めたい方、スタークロノスで気持ちよくなりたい方、ぜひこのnoteを通してディアルガを極めて良い成績を収めていただけたらなと思います!
そして、ディアルガを鼻で笑ったやつらに「ざまあみろー!!!」と叫んでやりましょう!!!!
1.デッキリストが2行?!
今回参考にするデッキはこちら。
アホみたいな(褒めてる)、バカみたいな(褒めてる)、この2行構築が、本当に最強なんです。
私の友達からはあらけんさんがシティベスト8を収めました!
(あらけんさん→@asonjyazuAraken)
ほとんどのカードが4投されており、縦引きのサポートも計8枚入っているため、かなり破壊力があります。
ちなみにこの2行ディアルガ、起源はかとけんさん(@katoken9897)になります。
ディアルガ界隈の方として認知はしていましたが、より仲が近かったあらけんさんが成績収めたことにより、ようやく「僕も握ろう!」と決心出来ましたが、最初にこんな2行のディアルガを組もうとは、そしてシティで使おうだなんて到底思わないですよね。
はっきり言って異常です。(大褒め言葉)
この構築、真にディアルガのことだけを考えたかとけんさんの知の結晶だと思います。
採用カードが複雑では無いことも、メタルメーカーでボトムに送ったカードの記憶がしやすいことに繋がっている点もポイント高いです。
●構築について
ほとんど参考にしたので私が紹介するべきではないかもしれませんが、少しいじりたいと思った方に向けてどのカードがどの程度必須パーツか、などについて話していきます。
●ディアルガVstar,V(3-3)
→3-3確定枠
なんならVを4枚入れてもいいと感じました。
その際には、私ならザマゼンタあたりを抜きます。
●メタング,ダンバル(4-4)
→4-4確定枠
3-3の構築もたまに見ますが、個人的には4-4無いと安定感を損なうと感じています。
●かがやくゲッコウガ(1)
→必須
ドローソースとして必須です。
メタルコーティングのためのエネルギーをトラッシュに送る役目など、序盤の展開を大きくサポートしてくれる事もあってサイド落ちするときついです。
●ミュウex(1)
→ほぼ必須
緊急時のドローソースになるほか、プライムキャッチャー使用時にバトル場に出す要員にもなります。
また、かがやくゲッコウガやギラティナVstar、タケルライコexの技をコピーするなど、アタッカーとしての存在もこなすマルチに活躍するポケモン。
とはいえサイドを2枚とられるポケモンでありながらそのHP180。
ドラパルト対面やルギア対面で不用意にサイドを献上することにならないよう、使う場面は吟味したいポケモン。
●ザマゼンタ(1)
→ほぼ必須(抜いてもいい)
サイド1アタッカーとして前半に使って高HPのポケモンをスタークロノスで倒せるようにする役目のほか、220点を出すことが出来るため、このポケモン自身でもサイドを取りに行くことが可能です。
特にこのデッキはボスの指令が4投されているので、雑にボスでドロンチやネイティオ、キルリアあたりを序盤から取りに行くのもかなり強力。
●ハイパーボール(4)
→必須
ディアルガVstarやメタングに触る他、メタルコーティングのために基本鋼エネルギーを落とすための役割も担ってくれます。
●ネストボール(4)
→必須(1枚ディアルガVにするのもあり?)
言わずもがな必須のボール。
1枚減らしてディアルガV本体を増やしても良さそう?
●なかよしポフィン(2)
→必須
ダンバルをどうしても展開したいため、ダンバルに触れる札をネストボール以外に用意した結果ポフィン採用。
1枚じゃ意味無い、3枚は多すぎる、ゆえの2枚。
●すごいつりざお(3)
→必須
人によっては4枚採用していますが、正直4枚あると引きすぎて、雑に使いすぎたり、博士で巻き込みすぎたりするイメージが強いです。
結局2枚くらいしか使わないのであればエネルギー現物を増やした方がいいと感じ、エネルギー17枚とつりざお3枚というのがバランス良いと思います。
●プライムキャッチャー(1)
→必須では無い、あると便利
ボスの指令が4投されているため、正直他のACE SPECにしても良さそうです。
ただ、ダンバルスタートだとしてもベンチのディアルガVをバトル場に出しながらメタルコーティングを宣言する動きはかなり強力です。
●博士の研究(4)
→必須
このデッキ最強のサポート。
多少の巻き込みをしながらもどんどん山札を掘っていくことでしか切り拓けない未来があります。
ナンジャモを巻き込まないのであれば、積極的に使ってこちらの盤面展開を優先させていきましょう。
ハイボやネスト、ポフィンが引けなくても大丈夫。
博士の研究で現物を引けばいい。
●ナンジャモ(4)
→必須
縦引きなのでメタルメーカーの動きを阻害せず、相手に干渉し、ある程度枚数が引ける。最強です。
縦引きでありながら手札を戻せるため、引きすぎたエネルギーを戻すことができるのもかなり良い。
●ボスの指令(4)
→必須
4枚ある暮らしは最高です。
ボスの指令4枚が構築にあると、ちょっと嫌なことがあっても「山札を探せばボスの指令打てるしな」ってなるしポケカでむかつく人に会っても「そんな口きいていいのか?私は山札でボスを4人も従えている身だぞ」ってなれる。
サイド6枚取りを求められるポケカにおいて4人のアカギと同棲することは有効。
●基本鋼エネルギー(17)
→必須
このデッキの正真正銘エネルギーです。
余談ですが、エネルギーが16枚の構築も多く入賞していることをご存知でしょうか。
そういった構築の場合、代わりに釣竿が4枚入っていることが多いです。
つりざお4枚&鋼エネ16枚の構成ではダメか
序盤、たとえば後攻の場合に最初の1ターン目に使いたいエネルギーは
✔手張りの1エネ
✔かくしふだの1エネ
✔メタルコーティングでつける2エネ
かくしふだとメタルコーティングのエネルギーは兼用してもいいので、合計3エネの現物が必要になります。
最大枚数が仮に16枚だと、
残りの13枚がサイド・手札・山札(・トラッシュ)にあることになります。
しかしここで6エネ全てが落ちたとしましょう。
(確率はかなり低いですが)
残りのエネルギーは7枚。
さらにこのターン使った博士の研究で7枚エネを引いたとします。
すると山札からエネルギーが消えました。
物凄い低い確率ですが、
最初の3エネを用意できて良いスタートを切れたように見えても、こう言ったところで徐々に負けていくケースのとても大袈裟な例です。
博士の研究は7枚引けますが、7枚引いてしまうカード。
引きすぎたことでエネルギーが山札から消える可能性を考えたら、現物は多めがいい。
「つりざお4枚目は?エネルギーさらに3枚戻せて良くない?」
戻せるのは強いですが、先ほど書いたように釣竿自体を博士の研究で巻き込みやすくもなります。
また、つりざおはエネを戻せて偉いように見えて山札を混ぜてしまいます。
試合展開がたとえば
ナンジャモ(6枚)
かくしふだ(2枚)
相手にナンジャモ(6枚)
かくしふだ(2枚)
メタルメーカー(4枚)
メタルメーカー(4枚)
ナンジャモ(6枚)→エネ5枚+つりざお
…
と
山札をどんどん縦にめくっていっている中で、エネルギーを手札に引きすぎたからと言って
~つりざお~!
を使ったらどうでしょう。
今回のようにナンジャモを使用しているだけでは、山札の総枚数はあまり減っていません。
そんな中でエネルギーを3枚だけ戻したところで、メタルメーカーが当たるかと言われるとかなり微妙。
そういう点もあって、
つりざお<エネルギー現物派です。
そしてこれはすごい感覚的なものになってしまって申し訳ないのですが、16枚だと手張りしたい時に出来なかったり、メタルコーティングが1枚しか付かなかったり…諸々の動きがしづらかったイメージを持っています。
今では鋼エネルギーが16枚のディアルガデッキを握るとちょっと萎えます。笑
と、紹介に加えて余談まで話しましたが、今回はこの構築を用いてディアルガの回し方や考え方をお話していきます。
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