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全文無料【第5回かつたCSチーム優勝】フュージョン型ミュウVmax編|そら(約18,000字)

初めまして。
記事を閲覧いただきありがとうございます!
「そら」です。

〜軽く自己紹介〜

ポケカを始めたのは丁度去年。
2022年11月ごろで、きっかけは軽い気持ちで買ったスタートデッキ100でマリィのプライドを出したことでした。

完全にビギナーズラック

マリィのプライドが収録されているNo.96のデッキが悪タイプだったため、初めはダークライデッキを組んで遊んでいました。

住みは埼玉で、今では池袋、秋葉原、渋谷あたりを中心にポケカをしていますが、秋葉原ラジ館9階のフルコンプで初めてポケカのシングル買いをした時のあのワクワクは忘れられないですね。

推しポケモンは圧倒的にディアルガ
ダイパ世代ということもありますが、何よりカッコイイ。

このイラストが一番のお気に入り

12月あたりからディアルガデッキも組み始め、本格的にジバコディアルガかつりょくせんディアルガで箱争奪戦などに出ていました。

実際、シティリーグは全てディアルガデッキで参加しました。
好成績は収められませんでしたが、やはり好きなデッキで参加したかったので、ディアルガを相棒にして突き進みました。

2023シーズン2→ターボディアルガ

メタルソーサー最高…

2023シーズン3→ジバコディアルガ

新たな仲間、ミライドンを迎えての初シティ

2023シーズン4→ジバコディアルガ

雪道を味方につけ始めた、ナンジャモ環境でのシティ


C Lにはこれまで2回参加しておりますが、どちらも全く良くない成績です。

・CL新潟2023(0-3)
使用:ジバコディアルガ

前日のジムバで優勝したという成功体験だけで持って行ったのが間違い。

・CL横浜2024(2-3)
使用:サーナイトex

パスを信じきれず減らした者の成れの果て

こんな、風が吹けば散らばっちゃうような成績の僕でも今回好成績を収められたということで、自分自身での振り返りのためにもかつたCSでの記録を残していきます。


最初に話すと、私自身がミュウVmaxデッキを大会規模の試合で使用したのは先月の第4回かつたCS(2023年9月23日開催)が初めてで、そこから1ヶ月も経っておりませんでした。(チーム戦は負けられない、ということで真面目なデッキ選択をしました)

というのも、ポケカ始めたての頃に頻繁に対戦していた友達がミュウVmaxデッキを使用しており、ミラーマッチを避けていたためです。

逆にいうとミュウデッキを頻繁に対面していたとも言えますが、その程度です。

そのため、本記事の内容はミュウデッキのプロからの視点とは異なるものがあると思います。
上記を踏まえて、温かい目で閲覧していただけますと幸いです。

まずはデッキレシピからお目通しいただき、それを踏まえて各対戦を振り返った後、握り始めてから1ヶ月の間にどのようなことをしたのか、などを話していきたいと思います。


1.デッキレシピと採用カードの話

ネヅナチさんの構築を元に組みました。めちゃつよです。

 上記のリストが今回の第5回かつたCSにて使用したミュウVmaxデッキの構築になります。
いわゆるフュージョン型のミュウVmaxデッキ(以下、Fミュウ)です。

参考にさせていただきました構築はPJCS優勝、ネヅナチ選手がCL横浜で使用していたリストになります。

リスペクトを込め、レアリティはネヅナチ構築を最高到達点にしています

ミュウVmaxの枚数やら採用グッズ、サポなどの定番な採用カードについては、ネヅナチさんをはじめとした先駆者方が血と汗と涙を流して辿り着いた現在主流のリストをお借りしているようなものなので、本記事では僕が特筆すべきと思った「採用枚数を迷ったカード」について話していきます


①ピン刺し「スナッチアーム」

手札見れるだけでも偉い。

 こちらは雪道型のミュウVmaxデッキではよく採用が見られるカードですが、直近のシティリーグに入賞したFミュウデッキに採用されているのを見かけ、2枚採用から試していました。

正直なところ、2枚採用でもそれはそれで使い勝手は良かったです。
例えば…
・2枚であることでウッウロボで切りやすくなる
・序盤に手札に来た1枚目を使いやすい

など、2枚採用ならではの安心感がありました。

しかし、上記のような理由はどんなグッズにも言えることで、構築枚数が無限に足りないと感じるミュウデッキに置いて考えると「他に採用したいカード」よりも優先度が低いと感じたため、1枚採用に落ち着きました。


②2枚目の「いれかえカート」

再録はよ

 こちらは割と単純な理由で、最近のミュウデッキの入れ替え札の王道パターンである「いれかえカート(以下、カート)1枚、あなぬけのひも(以下、紐)2枚」に抗うためです。
現在はシティリーグ真っ最中なので、皆さんも入賞構築をこれまで以上に確認する機会が増えたと思います。

 ポケカにおいて最も重要なことの1つである「相手のデッキの中身が分かる」ということが、現在のネット社会では割と簡単に成し遂げられてしまいます。
「あ、ミュウデッキか。さっき紐とカート切ったし、もう入れ替え札ないかな…?」といったように、終盤でなくても相手に構築内容が見抜かれてしまうことで負ける可能性があるということです。

ミュウデッキはただでさえデッキを能動的に減らしていくデッキなので、「入れ替え札切れ」を狙って打たれた、たった1枚の「ボスの指令」でLO負け、なんてことはしたくないですし、たとえその可能性を頭の片隅に置いとくとしても、この「2枚目の採用」があることで重要度が大きく変わってくると思います。

 また、1枚のサイド落ちが割と許される点も評価に値するのでは、と思います。
実際、先月30日開催のハレツーCSの予選最終戦にて、vsサーナイト戦では「コオリッポ」の「ブロックスライダー」が順調に決まり、優勢な状況だったにも関わらず、終盤に打たれた「ボスの指令」で「ゲノセクトV」が縛られ、投了しました。
この試合の敗因は、カートが2枚採用だったにも関わらず、2枚目のカートがサイドから拾えなかったことでした。

こうして「2枚採用でも負ける試合がある」という経験は、今回の2枚目採用の構築に自信を与えてくれました。(もちろん、サイド落ち確認をした時点で「切らない」という選択をすべきでしたが、テクノバスターの解除などに使用してしまいました)

 他にも、昨今シェア率が少しずつ上がっている「カビゴンLO」デッキに対して、いれかえ札を消費しやすいのも良い点だと思います。


③ピン刺しの「タウンデパート」、「ロストシティ」、「頂への雪道」

耳をすませば聞こえてくる「いらっしゃいませ〜」の声

 要するにスタジアム枠です。これに関してはめちゃくちゃ悩みました。
今でも、環境に応じて枚数の調整が必要になる枠です。

 元々使用していた構築に関しては後程触れますが、いわゆる「タウンデパート型」でしたので、タウンデパート2枚、頂への雪道1枚となっておりました。
そのため、今回の構築はタウンデパート1枚をロストシティ1枚に変更した形になります。

ーなぜ変えたか。
 一番には、最近増えていたゾロバレのグラエナや白ルギアのドラピオンVを警戒しての採用になります。

グラエナドラピオン、さよならバイバイ♪

 どこまでいってもミュウデッキに対する回答を持っているデッキが後を立ちません。
ミカルゲもロストに送れたら嬉しいですが、Fミュウデッキに取ってはカミツレのきらめきで対処できるため、かわいいものです。

ゾロバレデッキの「グラエナ」や、白ルギアデッキの「ドラピオンV」でミュウVmaxを取られた返しにロストに送らないとそのまま押し切られてしまうため、再び「げんえいへんげ」させない、他にはネジキ(入ってるのか…?)で復活させないためにも、大切なカードです。

他にもロストシティは「序盤展開があまりできなかったパターンのサーナイトデッキ(=ミラージュステップのキルリアを使用するプランで行く場合)」に対しても、多少かもですが有利に働くと考えております。

こちらが後攻1ターン目や先攻2ターン目にラルトスを順調にとって行きつつロストに送ることで、まず「ロストシティを剥がしたい」や、「ミラージュステップするしかない」と選択の幅を狭めることができます。

 さらに、この場合にもしもミラージュステップのキルリアがサイド落ちしていたらどうでしょう。
おそらく、相手が準備を整えるまでの間にこちらが完全にペースを掴んでいることと思われます。(それでも捲ってくるのがサーナイトですが)
とはいえ、先に言ったように、ミラージュステップが出来ればそこまでサーナイト側は苦しくありません。結局はなんとかなったりします。

ーロストシティはあまり意味ないのでは?
 苦しくはないとはいえ、ロストされ続けることは、サーナイト側にとって嬉しいことではありません。
そのため、いずれサーナイト側が自らスタジアムを張ったり、「さぎょういん」を使用する必要が出てきます。
そうしてスタジアムを剥がす札を「使わせる」ことで、後々の「頂への雪道」の通りを良くすることができるはずです。

また、サーナイトの強みである「必要ないものはトラッシュへ、後半に必要なものはナンジャモでデッキに戻す」という動きを、少なからず崩せるのです。
選択肢が数多存在するサーナイトデッキの選択を狭めることで、こちらの見えている情報だけでサーナイト側の次の動きを想定しやすくなると考えています。

これらの理由から、「ロストシティの重要な役割」は1枚でも強く働いてくれると考え、採用しました。


以下からは、「採用を迷ったけど、不採用にしたカード」について話します。

④オドリドリの不採用

イラストかわいい

 特性「ねっけつレッスン」「じょうねつのしずく」など、痒い所に手が届く入れ得なカードではありますが、ねっけつレッスンが採用したい場面は、先ほど触れたゾロバレの「グラエナ」が出てきた際に「ー20」されることでワンパンされない点にあります。

また、ミラー戦において「パワータブレットがあと1枚足りない…!」という状況を作ることができます。
他にも、サーナイト戦ではサーナイトexの技「ミラクルフォース」をゲノセクトVやミュウVが耐えることができるので、「とりあえずVmaxは無視してサイドを取りに行こう」というプランを通さないことができます。

さらに、技の「じょうねつのしずく」があれば、悪リザードンデッキなどに採用されるHP50のポッポをそのまま取れます。
Fミュウのコオリッポを警戒してマナフィを出してきた際にもベンチを狙えるのが偉かったりします。

ー意外と役割あるからやっぱり採用した方がいいのでは…?
 役割は確かにありますが、上記を見ていただければ分かるように、全ての役割が「局所的である」ということです。

逆に言うと、これらの対面に当たった時にオドリドリを使用して的確に対処することで、相手の裏をかくことができるとも考えています。

ポケカは「対策されればそれが対策され…」ということが往々にして起こるので、上記の対策が必須になるほどに偏ったデッキがトップシェアになった時にオドリドリを採用する、という考え方でいいかなと思っています。


⑤おはらいグローブの不採用

通称おはグロ。

 こちらは最近サーナイト一強環境ではないと感じたため、不採用にしましたが、実はミュウミラー時にパワタブを使わなくても済む、という役割もあります。
ただ、ミュウミラーの際には「こだわりベルト」でも同じ役割を担ってくれるので、採用優先度を下げた結果、不採用としました。


⑥ヒスイのヘビーボールの不採用

サイド落ち確認の強い味方!

正直あった方が安心です。最後まで採用を迷いました。

使用するケースは、たとえば
・サイドに2枚落ちたゲノセクトVを回収する
・メロエッタやコオリッポなどのピン刺しのポケモンを回収できる
・サイド落ち確認が楽になる

と言った感じで、どのデッキにも言える役割以上のものはありません。

ただ、たとえば「相手のバトル場にルギアVのみ、こちら後攻1ターン目、メロディアスエコーを打てればこの試合勝てる…!」という場合など、Fミュウには「ここぞ」という場面で決められるところが魅力的だと思うのですが、肝心のメロエッタが落ちていたらどうでしょう。メロディアスエコーはもちろん打てません。
今の例えのように、対ルギアデッキでしたら後攻1ターン目に倒せなくてもどうにかなるかもしれませんが、対サーナイトデッキなどでは「ここぞ」という場面を逃した試合こそ、ちゃんと逆転されるイメージがあります。

さらに、「メロエッタがデッキにいるか分からないけど手札にはカミツレもフュージョンエネルギーもある。ハイパーボールでこのカード(例えばともだちてちょうなど、トラッシュから回収できないカード)を切らないとメロエッタにアクセスできない…」といった際に、真の力を発揮してくれることでしょう。(偶然手札にヘビーボールがあるかは問題ではなくて、採用していれば、頑張ればサイドから回収できるわけです)

このように、ミュウデッキのヒスイのヘビーボールは、「やりたい動きの最大値を目指す」ことができるミュウデッキの良さを無下にしないようにできるカードだと思っています。



2.かつたCSでのマッチング

続いて、当日のマッチを各対戦の流れと共に見ていきます。
当日のマッチは以下のようになっています。

~予選~

  1. パオジアン⭕️

  2. 悪リザピジョット❌

  3. ロスギラ❌

  4. サーナイト⭕️

  5. ロスギラ⭕️

  6. ロスギラ⭕️

  7. パオジアン⭕️

~決勝トナメ~

  1. カビゴンLO⭕️

  2. サーフゴー⭕️

  3. Fミュウ⭕️

  4. パオジアン❌

それぞれについて、振り返っていきます。


①パオジアン戦(先攻:6-3)⭕️

対戦したチームは、あの「はるnさん(@haruN_poke)」率いるチームで、僕の対戦相手はよしさん(@PokePokePokeK)でした。

対戦はお互いスロースタートでしたが、その要因は、こちらの先2ジャッジマン(封印石使用して持ってきた)でした。
後に判明したのですが、この時のジャッジマンで「VIPパス」を数枚手札に抱えてしまったようで、よしさんは何ターンかドロー&ゴーが続きました。
しかし、こちらもこちらでVmaxに触ることができず、かつFエネも無かったので技が打てないターンが数回ありました。

最終的にはこちらが打った仕方なしナンジャモでVmaxは引けましたが、結果的にそこから相手も動き、Vmaxが取られました。
が、その時点で既に残りサイド1枚だったことと、こちらはコオリッポが残っていたので、ベンチに控えていたセビエを取って勝ちとなりました。

パオジアンとの対面は、前日に炭火焼き肉Chez Simさんにて開催された「かつたCS練習会」にて何度か対戦したので、一次対策がより明確に分かっていました。
やはり「先攻2ターン目、もしくは後攻1ターン目にジャッジマンを必ずすること」です。
これは割と必須級にしないといけないことだと思っているのですが、これをしても相手の引きが良過ぎたこともある(以前の対戦で、盤面のセビエ、パルキアV、ビッパが次のターンに全て進化した…)ので、必ず安心ではありません

さらに突き詰めるならば、
相手の盤面にかがやくゲッコウガがいたら優先して雪道を置く。(出来ればこちらに雪道を剥がす手段を持ってると安心)
他にも、スナッチアームがあれば使い、相手の手札を把握する&ビーダルなどの進化ポケモンを山の下に送る。

ここまで手厚くすれば、その後にVmaxが倒されたとしても、恐らく速度で勝てます

また、Vmaxを前にする際には「災いの箱をつけたVmaxで攻める」ことで、倒されても8点のダメカンが乗り、次のターンに使う技の選択肢が「テクノバスター」以外に広がります。(例えば、2枚のFエネつきメロエッタで140打点を出して倒せる、など)

サイドプラン的に3-1-2となるのはあまり好ましくはないですが、3-3で取られることの方が余程好ましくないので、「災いの箱をつけたVmaxで攻める」ということはかなりゲーム運命を左右するポイントだと思います。


②悪リザードン戦(後攻:2-6)❌

ピジョット採用型で、先攻2ターン目にピジョットが進化し、リザードンexまで完成。
森の封印石を使わずに残していたため、盤面にはミュウVが2体とゲノセクトVが2体、コオリッポが1体。
ターン終了時には致し方なくコオリッポでブロックスライダーをリザードンexに当てた(コオリッポを差し出した)のですが、結果的にはボスの指令でしっかりミュウVが呼ばれました。(Vmaxへは極力進化しないようにしました)
その後1体目のリザードンexを突破しましたが、その次のターンに2体目が完成し、Vmaxが取られ、2-3-2でサイドを取られました。

悪リザードンはもう、こちらが80点〜100点の動きをしないといけない上に、ピジョットexか2体目のリザードンexが完成したらほぼ詰みだと思っています。

今回後攻だったので、一見先にヒトカゲを取れる可能性があるので有利に見えますが、後1ブロックスライダーや後1メロディアスエコーを目指したにもかかわらず決まらなかった時が勝負の分かれ目になり得ません。

勝率が高そうなのは「後1ジャッジ&雪道」。次点でナンジャモ
この辺が出来なさそうだったり、しても意味ない可能性があるパターン、例えばビッパ採用型だと、ボールひとつでビーダルになってしまい、そのまま「はたらくまえば」で手札を補充され兼ねないパターンです。
また、よく採用されるビッパはベンチにいるとダメージを受けないので、ブロックスライダーでも取れないのが厄介です。

全部のたねポケモンに「へっちゃらがお」が欲しい

対悪リザードンは、「相手の下振れ×(こちらの妨害+こちらの上振れ)」によると思うので、対面した時の盤面にしか通じない正解がそれぞれあると思います。

後はお分かりの通り、弱点は仕方ないです。
いかにVmaxを残さないようにダメージを与え続けるか、2体目の悪リザを作らせないようにできるか、ピジョットなどのエンジンを取れるか、など。
割り切っちゃってもいいと思いますが、僕は弱点の敵に勝ててこそ勝者だと思うので、これからも対悪リザを極めたいと思います。


③ロスギラ戦(後攻:0-6)❌

 これは急ぎ過ぎたことが敗因です。
初ターンの展開が芳しく無かったので、森の封印石でVIPパスを持ってきました。
この結果「頂への雪道」が剥がせなくなり、完全に動きが止まりました

これは恐らくミュウを極めしプロなら当たり前のことだと思うのですが、ロストギラティナ戦では常に雪道やミカルゲを警戒して封印石は安易に切っちゃけません
しかし、この対戦でとても身に染みた思いをしたことで、以降のロスギラ戦での全戦全勝を掴めたのだと思います。


④サーナイト戦(後攻:6-4)⭕️

この試合は負けてもおかしくなかったです。
お互い順当に進行し、こちらがサイドを1つずつ進め、それに対しリバーサルで対抗する、という流れでした。
しかし相手はエネルギーが中々トラッシュに落ちなかったことと、最終局面
の直前の動きが結果的に自らの要求値を上げていたのではないかなと感じました。

問題の最終局面について振り返っていきます。
こちらのサイドは残り3枚。相手は2枚。(1-2-1で取られました)
直前に相手はクレセリアでムーンライトリバースをメロエッタに打ってきたので、バトル場には1エネがついたクレセリア。
そしてベンチには以下の4体。
・1エネがついたキルリアが2体
・220ダメージが乗っていて1エネがついたサーナイトex
・超エネが2枚とリバーサルがついたサーナイト(アルカナシャイン)

再現。こんな感じの盤面でした

これに対し、リバーサルを発動させないようにクレセリアを避けながら非エクを1匹倒したかったのですが、ボスの指令に在り付けなかったので、こちらは雪道を張ってナンジャモ、という及第点に落ち着きました。(結果的にはこっちで良かったかも…?)
返しの相手ターン、相手の要求は「雪道を剥がしてボスの指令」もしくは「雪道を剥がしてザシアンでミュウVmaxを乗り越える」でした。
結果的には雪道は剥がされましたが、「さぎょういん」を使用してのものでした。
クレセリアを前のターンに使っていたことで盤面にエネルギーがたくさんついており、結果的に相手が自ら要求値を上げてしまう運びになったのではないかなと思います。(ボスは手札にあったようなので、山札の崩スタもボウルタウンも引かれなかったのが幸運でした)

こちらは逆にボスの指令を持っていたので、返しにボスの指令で後ろのサーナイトを取り切って勝ちました。
しかし、「崩スタで落とす→釣り竿で戻す→新たなサーナイトを完成させる→非エクサーナイトで殴る」といった流れをされていたら負けていたので、本当にギリギリの試合でした。


⑤ロスギラ戦(先攻:6-0)⭕️

 5回戦に関しては相手がかなりの手札事故でスタートした模様で、後攻1ターン目にバトル場ウッウ、ギラティナVベンチ、ジェットエネルギーで前に出てアビスシークをする運びとなったので、返しのターンにすかさずギラティナVを取りました。
「たね切れも狙えるか…?」とも思いましたが、さすがに次ターンにベンチを広げられたのでたね切れは起こらず。
その後コンスタントにターンが回り、気づけばなんだかんだロストは10枚を超えていました。
宣言されるロストマイン、しかしその12ダメカンで倒れるポケモンはこちらの盤面にはおらず。
返しのターンに残りのサイド1枚を取り切ってフィニッシュ


⑥ロスギラ戦(後攻:6-4)⭕️

 こちらの試合、しょうもないミスで負けるところでした。
技術的な話ではなく、「ドロー時に山のトップと2枚目を一度にめくってしまう」というものでした。それも、2度やらかしました。
特にスリーブがくっついていたという訳ではなかったので、単純に引こうと掴んだカードが2枚目だった、という話です。
1度目にジャッジに山をシャッフルしてもらう対応でしたが、2度目には警告としてサイドペナを1枚与えてしまいました。

結果的に相手の残りサイドが2枚となってしまいましたが、その時点でこちらの残りサイドは1枚。ギラティナVが前でもベルト付きミュウVmaxが向かえる状況だったので、返しにサイドを取ってフィニッシュ

 序盤に速攻で出されたミカルゲに対して封印石を切ってカミツレを持ってきていたので、後半に雪道を張られて手札干渉されていたら足元を掬われていた可能性が非常に高いです…。
また、しょうもないミスを2度と起こさないよう、それ以降の試合で山を引く際には、引いた1枚を場に出してから手札に加える、という動きに変えました。


⑦パオ戦(後攻:6-0)⭕️

この試合はチーム内で最速な試合でした。
相手が先攻だったことで初手にVIPパスに触れず、盤面にどんどん並ぶセビエを着実に狩り続けていたら勝てた、そんな印象です。(パオジアンも出てきたけど、返しのターンにすぐ取れました)


【決勝トナメ①】カビゴンLO(先攻:6-0)⭕️

本試合、配信卓でした。

初めての配信卓がカビゴンLOなのは聞いてないって

相手のバトル場スタートがピジョットVだった時、封印石ロストカビゴンLOの二択を思い浮かべました。
恥ずかしながら、LOとの対面は初めてだったので、先攻1ターン目から慎重に進めていきました。(展開しすぎてはダメなのでは?封印石は残しておいた方がいいのでは?など

慎重に進めていたにも関わらず「おまもり付きのカビゴンにテクノバスターを打つ」(倒せると思ってた)「エネつけすぎ」など、LO対面初心者が全面に出ていた試合でしたが、この試合の大きな分岐点は「このターンはカミツレを打ってゲノセクトをそのままバトルできるようにしよう」と考えた直後のフュージョンシステムで「カミツレ、Fエネ2枚」の3枚を引いてしまった瞬間です。

相手の手札には直前に加えたカゲツがあったにも関わらず、カゲツの対象となるカードが手札にくる可能性は低いと見積もってました。
返しのターンに見事にFエネ2枚を手札から落とされ、かなりきつい展開を想定しましたが、こちらの入れ替え札4枚が野盗三姉妹で落ちなかったこと、ピーニャを使われなかったこと、そしてロトムVが出てこなかったことで相手の手札が増えなかったことなど、多くの要因が重なって勝てました。

なお、友人に教えて貰い気づきましたが、最後のターンにはテクノバスターが本来なら打てなかったです。
ミュウ使いならあってはならないことだと、とても反省し、以降このようなことがないようにとても気をつけております。

今回のミスの件は、「ジャッジが気づかなかったから」「巻き戻し不可だから」という理由でも説明として成立するかもしれませんが、試合終了直後に気づいたとしても、「次ターンのトップにいれかえカートがあった」こと、「相手の手札に野盗がなかった」こと、「私のサイドが残り1枚だった」こと、「相手が気づかなかったことで恐らく相手にもサイドペナルティが渡る」ことを加味し、勝利判定は揺るがないのではないか、とも考えております。(そうは言ってもミスはミスです。不快な思いをさせてた方、大変申し訳ございませんでした。)

配信卓は初めてでしたが、CLのような特大規模では無かったこともあってか、程よい緊張感で試合ができた貴重な時間でした。


【決勝トナメ②】サーフゴーex(先6-4)⭕️

サーフゴーは息をするかの如く当たり前に350点出してくるので、それを念頭に置き、序盤はコオリッポで戦っていきました。

取られたサイドは「コオリッポ・ゲノ(ボスで呼ばれた)・メロエッタ」だったと記憶しています。

サイドを3取られた時点での返しに張った雪道が相手に刺さり、こちらの残りサイド1枚で打ったナンジャモであなぬけの紐を引き、ベンチの非エクポケモンを呼び出せたことで勝ちました。

先ほどにも書いた通り、サーフゴーは雪道があっても後半はスーパーエネルギー回収が打てれば200点が確定するポケモンなので、後半まで気を抜けない戦いを強いられます。
また、クロススイッチャーも入っていることが多いので、少しでもダメージを受けたらミュウVmaxをサイコジャンプで戻す、序盤は出来るだけコオリッポやメロエッタで戦う、といった戦いが必要なのだなという学びになりました。


【決勝トナメ③】Fミュウ(6-3)⭕️

この試合、本当に激アツでした。
チーム名「後1エコーを許すな」
という、まさかの3面ともに同じ構築のFミュウのチームと当たりました。
そして蓋を開けてみると、なんと3人とも後攻1ターン目にメロディアスエコーを打たれました
その結果、ルギアを握ったチームメンバーのクリープは後攻1ターン目にたね切れで負け。
クリープが試合を終えて帰ってきたときには「あ、ここで終わりだ」と覚悟したことを覚えています。

とはいえ試合はまだ始まったばかりですから、ひとまず無視できないメロエッタをダイミラクルで取るところからスタート。
次は迷いましたが、相手のフュージョンシステムの調子がよくなさそうだったので、盤面の中でもFエネがついた少し大事そうなゲノセクトVをボスで呼んでテクノバスターし、最後は空いた盤面にネストボールでメロエッタを呼び、盤面Fエネ4枚+ベルト付きFエネミュウVmaxで相手のミュウVmaxを取って、勝利を獲りました。

もう一人のチームメンバー、ラケルも同様にメロエッタをとり、次はパワタブを全開にしてミュウVmaxを撃破、最後にゲノセクトVを取って勝利できたことで、チーム勝利となりました。

この試合はチーム戦ならでは助け合いの側面が存分に発揮されたのではないかなと思います。

ちなみに、チーム「後1エコーを許すな」のメンバーであるわふさんが、使用した構築についてnoteを記しておりますので、ぜひご確認ください!
めちゃくちゃ面白い構築で、ミュウ研究家の魂がこもっています!🔥
https://note.com/waffle3315/n/n7080cd3d00c4?sub_rt=share_b


【決勝トナメ④】パオジアン戦(5-6)❌

この試合は、終盤にチームメンバー2人の勝利が確定していたので、気が緩み、最後にプレミしました。

取ったサイドは、「パオ・セビエ・セビエ・ゲコ・パオ」だったと記憶しております。

対パオはこれまでにも記載しているよう、雪道&ジャッジマンでゲームの流れを掴めます。
今回の試合も雪ジャッジで試合展開を優位に進めていきました。

途中、セビエの根絶ができずにセグレイブへの進化とスーパーエネルギー回収を許してしまい、バトル場のミュウVmaxが倒されました。

とはいえ確かその時点でサイドレースで勝っていたので、最後までミュウVmaxで戦っていきましたが、これが間違いでした。
最後とはいえ、取られたら試合が終了するミュウVmaxを盤面に残すべきではなかったです。

結果的に、そのバトル場ミュウを取られて負け。
また、試合観戦していた方から、「セグレイブ取ればよかったのでは」という意見もいただきました。
決勝トナメは予選以上にサイドの枚数を優先するよな…という判断でパオを取りましたが、結局パオジアンがセグレイブ依存であることを念頭に、最後まで可能性を探り切れなかった点は、僕の未熟さが出ていたのだと思います。

そんなこんなで最終戦はチームメンバーに助けられて見事優勝できました…!

ミュウ使って優勝して、悪リザをいただくという…笑

前回の第4回かつたCSでの優勝者は「CL宮城優勝のイナゲタシン選手(@inacyaaaan_)PJCS優勝のネヅナチ選手(@truediva0419)スタートデッキ出たとこ勝負優勝のらーゆう選手(@rayougreninja)」というビッグネームが勢揃いしていたので、まさかその舞台に立てるとは…!と、歓喜一色でした!


【チームメンバーのマッチング】

チームメンバーのクリープ(@hail_blizzard)ラケル(@rakeru937396)の当日のマッチングはこちらです。


【クリープ】使用:白ルギア

今回のかつたCSでは、バケッチャの「ふむ」でサイドを取った試合があったようです

~予選~
1,サーナイト❌
2,サーナイト⭕️
3,サーナイト⭕️
4,ロストカイリュー⭕️
5,ロスギラ⭕️
6,ゾロバレ❌
7,団結の翼❌

~決勝トナメ~
1,サーナイト⭕️
2,一撃ルギア⭕️
3,Fミュウ❌
4,パオジアン⭕️


【ラケル】使用:雪道ミュウ

採用を迷っていたオドリドリ、大活躍していました

~予選~
1,サーナイト(はるnさん)⭕️
2,サーナイト⭕️
3,ロスギラ⭕️
4,Fミュウ❌
5,サーナイト⭕️
6,サーナイト⭕️
7,サーナイト⭕️

~決勝トナメ~
1,ミライドン❌
2,ロスギラ⭕️
3,Fミュウ⭕️
4,パオジアン⭕️


【チーム成績】

~予選~
1回戦:2勝1敗⭕️
2回戦:2勝1敗⭕️
3回戦:2勝1敗⭕️
4回戦:2勝1敗⭕️
5回戦:3勝0敗⭕️
6回戦:2勝1敗⭕️
7回戦:2勝1敗⭕️

~決勝トナメ~
1回戦:2勝1敗⭕️
2回戦:3勝0敗⭕️
3回戦:2勝1敗⭕️
4回戦:2勝1敗⭕️

予選も決勝トナメも全勝11勝0敗でした…!
全勝できたこともかなり嬉しいことなのですが、「誰かがキャリーした」というわけではなく、「誰かが負けた時にメンバーがしっかり勝ちをとっている」というところが何よりも嬉しかったです。



3.〜少し雑談〜現環境のポケカとミュウVmaxについて

ガーッと戦績を並べただけのような記事に目を通していただきありがとうございます。
この辺で一旦雑談を挟みます。

昨今のポケカは「運だけ」だなんて言われたりしますが、正直運もとても大事です。
皆さんはポケカにおける「運」といえば、どのような「運」を思い浮かべるでしょうか?

まず私が思い浮かべたのは、「じゃんけん運」です。
皆さんも同様かと思いますが、現状のポケカでは特異なデッキでなければ後攻をとるメリットはほとんどないと考えています。
結局「先攻ゲー」と揶揄されても仕方ないと思うほどに先攻ゲーです。

そして、「マッチ運」
「弱点」というシステムがあることで自分も相手も不利にも有利にもになるシステムです。
特に最近勢いが止まらないリザードンexの登場は、ミュウVmaxをどんどん追い詰めています。

ベンチでダメージ受けないのも地味に偉い


「先攻とって先2雪ジャッジすれば…!」という解決作も無しでは無いですが、そうは言っても手札を0枚にさせるわけではありませんから、ジャッジマンで引いた4枚のなかに「スタジアム・ふしぎなアメ・リザードンex」の3枚が揃っていたらリザードンは止まらないわけです。
ここも運です。

そして、「トップ運」
(雪道を引いてジャッジマンをした。相手渋そうな顔してるな…よし!いけるぞ!)
と思っても、次のターンのトップでスタジアムやロストスイーパーを引かれて結果的に捲られた経験、あると思います。
「右手が光った」なんて言葉が生み出されるように、これも運で引き寄せたものです。

このように、ポケカはとても「運」が絡んでいる競技だと考えます。
逆にいうと、運が本当に機能しない日ってありますよね。
そういうときに「今日はポケカしちゃいけない日だったんだ…」と解釈している方が多いようですが、おそらくそういった経験をしている分だけ、「今日はポケカの日だったんだ!」と思う経験を積んできているのではないでしょうか。
日々の小さな成功体験ほど記憶に残らないものです。
僕自身もこれまで多くの渋い引きをしてきて苦い経験もしましたが、「引きの悪い試合ばかり引きずることなく、気楽にポケカをしていくのが一番だな」と思うようにしています。


~そんな運だらけのポケカでのミュウVmaxデッキ~

上に述べたようにポケカは運要素に塗れているとも言える状況ですが、ミュウVmaxデッキはそんな運だらけの状況での幸運を最大限に引き出してくれるデッキだと思っています。

ドーブルかわいい、実質ドーブルのSA

勝手な解釈ですが、これはまさしく出会うのが難しいはずの「新種ポケモン」であるミュウを活かすようなカードメイキングなのではないかなと思っています。

フュージョンシステムで山札をめくるために取捨選択をし、時には苦しい選択を強いられることもありながらもシステムを動かし続けていく…。
山札の上からしか引けないデッキではありますが、どれだけ引けるかどうかも、どれだけ手札を減らせるかどうか次第ですし、減らせる手札かどうかも、その前の手札次第。
全てが繋がっているため、どこまで進めるかどうかはトップ運次第。

さらにそこに加わるのがウッウロボ。要するにコイン運です。

君、最後まで高騰が終わらないのね…


裏でも嬉しいことも多いため、積極的に採用されるカードですが、やっぱり表のほうが嬉しいですし、実際、雪道に遭難していて「表ではないといけない場面」も結構あると思います。

正直なところしっかりミュウVmaxデッキを握るまでは、「手札減らして、フュージョンシステムでカード引いて、エネつけて技打てばいつの間にか勝ってるデッキ」程度に思っていました。
実際間違ってはいませんが、色んな対面や色んな手札パターンを経験して、「運要素が絡むデッキ」でありながら、その運要素を支える要素も十分に詰まった、非常にいいデッキである、という風に今では思っています。



4.ミュウVmaxデッキを握って1ヶ月で連勝できた秘訣

ここからはミュウVmaxを握って1ヶ月で連勝できた秘訣であると僕が考える要素を取り上げていきます。
しかし、私自身は未だにミュウデッキの達人ではないと思っています。

そのため、「大会に向けてどんなことをしたのか」、「大会当日に何をしたのか」など、当たり前のようで忘れがちな内容について話していき、そこから「何が良かったのか」をまとめていきます。


❶カードプールと、環境デッキの把握(情報収集)

上記でも記載はしましたが、ポケカにおいて「相手の手の内が分かる」ということは何よりのアドバンテージです。
相手が「次のターンに何をしてくるのか」が分かれば、自ずとその場での正しい選択を見出せる可能性が高くなります。

普段僕が実施する情報収集は、大雑把には以下の3点になります。

  1. 使いたいデッキの主流構築と、主流ではないけども入賞した構築

  2. 環境に流行っているデッキの中でも、使いたいデッキの弱点となるデッキの入賞構築

  3. 環境において流行っている汎用カードの種類

まずはやはり、自分の構築の相談からです。
当たり前に分かることですが、自分の動きや構築の把握ができていない状態では、実施のプレイで正しい選択ができなくなります。

そして、使いたいデッキの弱点デッキのデッキ構築も確認する。
どんなに強く刺さる「頂への雪道」を張ったとしても、弱点となるデッキにロストスイーパーが4枚採用されていたり、スタジアムがたくさん採用されていたら、その雪道に対するバリューが低くなります。
弱点対面の手の内も研究し、それに対する回答をどのように出していくか、この辺を考えながら「自分の構築」と「相手の構築」を行き来するスタイルでデッキを組むようにしています。

そして、その上で環境のデッキで「あれ…このカードほとんどのデッキに入ってるな…しかも最近特に目立って採用されるようになったな…」といったカードが無いか見るようにしています。

例えば最近でいえば「ペパー」や「ポケストップ」。
これが何を意味するか。
「カウンターキャッチャー」を突然手札に持って来られる可能性があるということです。
このカード、「ボスの指令とほぼ同じ」ように感じる人もいますが、「サイドが負けているときに使う」=「サイドを先攻するために相手はデッキのリソースを切っている」となって、想像以上に「暇ボス」ならぬ「暇キャッチャー」が刺さりやすいです。
いくらデッキが優位に回っていても、こういった相手の「軽いジャブ」に答えられないことでそのまま負け、となってしまうのは避けたいものです。
上にも記載しましたが、実際ミュウデッキにおいて入れ替え札管理を間違えると結果的にLO負け、なんてこともあり得なくは無いです。

このように、「よく入っているカード」とともに「そのカードに触れる札がどの程度あるのか」というようなカードプール把握ができていると立ち回りが変わってくることが分かると思います。


❷環境デッキ対面への対応を考える(情報収集)

そして今回のかつたCSにおいて、特に重きを置いたのは「各対面への対応」です。
こちらに関してはやはりその道のプロに尋ねること、そしてそれを実際に自分だけで実践できるか何度も試行回数を積むことです。

このために僕はサーニーゴさんのメンバーシップに加入し、まほうじんさんが出した「ミュウの各対面の立ち回り」の動画を何度も繰り返し見て各対面への対応を入念に確認しました。
非常に勉強になったので、内容に関してもお話したい気持ちは山々なのですが、メンバーシップ限定公開の内容なので記載は控えさせていただきます。

ミュウ以外のデッキに関しても研究が進んだ動画などをまとめて下さっているので、皆様もこの機会にぜひサーニーゴさんのメンバーシップになってみてはいかがでしょうか…!

まほうじんさんの解説、めちゃくちゃ勉強になリました

❸十分に睡眠、食事を摂る

結局これ。
いくらプロでも、これを欠かすとダメです。
前日によく眠れないのはよくあることだと思いますが、どうにかして寝ましょう。
そして食事。
朝食に関しては食べない方が調子がいい方もいらっしゃるかと思いますが、昼食はしっかり食べた方がやはり脳の動きが違う気がします。
前回、僕がかつたCSで食べたお昼ご飯は、「サンドイッチとおにぎり」でした。
今回は、がっつりシェシム弁当を食べました。

お肉の柔らかさが写真で伝わらないのが悔しい

前回のかつたCSの時は「あまりがっつり食べると眠くなりそうだな…」と思って軽く済ませたのですが、今回はしっかり食べました。
これが功を奏したのか、午後は決勝戦以外全勝

「これはもはやシェシム弁当のおかげなのでは…?!」
自分にはシェシム弁当が足りなかったのか…!」

などと、思ってしまうほどに、良い結果をもたらしてくれた気がします。

本当に美味しかったので、次回のかつたCSにてシェシムの出店があった際には、ぜひ食べてみてください!


❹質の良い対戦や交流

「練習練習練習…っ」とひたすらに数をこなす、というのも大切だとは思いますが、上達につれてこの方法では通じなくなる時が来るはずです。

そして、いざ対戦しているときに「こうするのはどうだろう?」とふと思ったとしても、お互いバチバチにやり合っていたら1番相談したい対戦相手には相談しにくいものです。

そんな時こその自主大会だと思っています。
シティやC Lのような大舞台ではないものの、最近では数十名規模から、数百名規模まであるほどに多くの方が参加されるため、多くの出会いや交流が初めましてなものばかりです。

自分が普段仲良くしていない人からの目線を取り入れることで、新たなステップに繋がること間違いなしです。

僕がこのことを特に感じたのが、かつたCSの前日に行われた「かつた杯前シェシム練習会」です。(上にも記載したのにくどくてすみません…)

実はこの時、バツローグさんもいらっしゃいました…!

普段は東京都世田谷区の炭火焼肉店Chez Simさんにて、「焼き肉×ポケカ」をコンセプトに、美味しい焼き肉ランチ付きのポケカ大会を開いているのがシェシム杯なのですが、この度かつたCS前日用の練習会があるとのことで、気合を入れるべく参加してきました。

こちらの練習会では、最初はフリー対戦形式で戦い、のちにデザートを賭けて軽くトーナメント対戦をしました。
中でも、僕のコミュニティ内に少ない「対パオジアン戦」を沢山できた上、パオジアンで対戦して負けた試合について、その場で「こうしたら良かったのかな?」と思ったことを直接お相手に聞くことができたことは、今回のかつたCSでの結果に繋がったと感じています。



〜まとめ〜

ここまで長々とお目通しいただきありがとうございます。

前回と比べた結果、今回勝ちへ導いたポイントはこの3点だと思っています。
・サニメンとなり、より自分の知見を広げられた
・お昼にシェシム弁当を食べてしっかり栄養補給
・前日のシェシム練習会で自分の視界が広がった

…やっぱりシェシムパワーのおかげです!と総括したくなるほどにシェシム様にお世話になっていたのですが、これらはやはり
適切な情報収集
・十分な睡眠と食事
・質の良い対戦や交流
というところに落ち着きます。

結局のところ「ごく当たり前なことしか書いてねーな!」と思った方も多いと思います。
結局のところ当たり前に必要なこと、が必要なのです。

そしてこれらを繋げてくれる仲間や交流の存在が最も重要で、なくてはならない大切なものだと考えております。
例えばチームメンバーがいなければチームは組めないですし、自主大会を開いていただけなければ、そもそも成績を収めることもできません。

輪を広げる大きなきっかけとなったチームメンバーのクリープラケルにはもちろんのこと、CL新潟の直前に出来た不思議な縁、ばじりこ(@BASILICO_TOMATO)と、やまがた(@mirasamagannba)の2人には今回以外にも色々とお世話になりました。いつもありがとう!!!

そして今回かつたCSでの勝ちについて。
嬉しく思いつつも、あくまで自主大会。正直なところ通過点にすぎないと思っています。

今回の勝ちに奢ることなく、シティリーグやCLで好成績を残して来年のWCS2024ホノルルに行けるよう、今後も精進して参ります。

これからもよろしくお願いします!
ご閲覧いただきありがとうございました!

以下、有料箇所ではありますが、特に記載はありません。
投げ銭のために一応設けさせていただきましたので、「お疲れ様〜!」程度に投げ銭していただけると翔んで喜びます…!!!!

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