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相生・相剋

相性とはナニか?

相性と聞いて、皆さんはどんな関係性を想像するでしょうか?
相性抜群だね!と言われると嬉しく感じ
相性良くないよねと言われると悲しいと思うのは
少なくない方はそうだと思います。
運命学では、ここに 誰 から 誰 へ という矢印を与える事で相性がもたらす作用を、より具体的に表現しています。

相生(そうせい)とは

相生(そうせい)とは、いわゆる相性が良いと呼ばれる関係性です。
与える方、受ける方が正常な時は
共存共栄の関係性となり、リラックス出来る最高の相性ですが
どちらかや両方が未熟だと
甘えや慢心を増長させてしまいます。
相生関係なのに悪い状況に陥っている場合は、与える方からの敵意や傲慢が受ける方に突き刺さっているパターンが多いように感じます。

具体例

天(六白) → 水(一白)
・六白は体力や運動神経があるとされています。
逆に一白は成長するまではかなり虚弱気味なので、二人一緒にいる事で、健康のエネルギーが強化され、災いや病気から身を守る効果がありそうです。

火(九紫) ⇒ 雷(三碧)
・九紫はセンスやカリスマ性が高いので、そこに行動力や瞬発力のある三碧があわさる事で、仕事やビジネス運が強化され、成功へのチャンスを得られる効果がありそうです。

谷(二黒) → 澤(七赤)
・二黒は家族や家門との結びつきが深く、人との付き合いも時間をかけてじっくりと深く付き合っていきます。七赤はお酒の場を象徴するように、誰とでも仲良くなれる優しさはあるのですが、深い付き合いは苦手でトラブルにもなりやすいです。
二黒の落ち着いた人間関係を学べば、自分の人間関係が円滑になり、家族や友人との絆がより深まる効果がありそうです。

相剋(そうこく)とは

相剋(そうこく)とは、いわゆる相性が悪いと呼ばれる関係性です。
悪いというと語弊があるかもしれませんが、指導者としては一級品で、自分自身ではどうしても直せない凝り固まった悪い癖や思考を矯正してくれる、強い指導力がある関係性です。

実際に鑑定して気付く事

これは、実際に鑑定を重ねてみて思うのは
相性といっても、結局は自分がどう思うかが問題だと思うのです。

相生なのに、とても仲が悪い関係性の方を見た時は、良い影響を本来与えるべき立場の方が未熟だった為、本来その人から得られる必要な要素が受ける側に届かずに、相手から過剰に甘えられてしまったり、相手の慢心からくる嘲りや見下しを感じ、とてもじゃないが居心地のいい関係とはならないという事もありました。

逆に相剋の関係性で多いのは 恋人や夫婦 と言われています。
これは俗に言う 『ケンカップル』 みたいなのがそうかと思います。
いっつも喧嘩してるのに、恋人ってなんだかおかしな気もしますが、刺激的な相手である事は間違いなさそうです。

身近な周りの人を分析してみて思うのは
自分を好きになってもらいたい人 → 相手が相剋の指導する側
自分がそのままで居心地が良い人 → 相手が相生の受け側

おまけとして
同じ性質星の人はどう見るかというと
無感情・無関心 である事が多いです
良い意味でも悪い意味でもありません。

同じ星の人に対して、善意や慈悲の心を積極的に持っているわけでもなく、そこに居れば話すし、手助けもするけど、見返りは求めていないし、過度に好かれようとも思わない、気の良い友人的なポジションと言った感じです。

なんとなく、五黄の私は、元から中央に君臨している事もあり、自分と同じ性質星は特別気にならないのかもしれません。

ですが、他の性質星の場合は、同族意識や同族嫌悪はもしかしたら、あるかもしれませんね。


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