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フランスの魅力。ウールの実力。
👗「服たちの物語」についてはこちらをお読みください👇
フランスが好きです。
どんなところが好きなのかというと、クロワッサンが美味しいところとか、ワインが美味しいところとか。
演劇祭を観に行ったアヴィニョンも、素敵な街でした。
オルセー美術館にも、もう一度行ってみたいです。
そして何よりも、おしゃれなところが一番好き。
アヴィニョンの演劇祭に行ったわたしは、フランスで必ず行くと決めていたお店がありました。
それは、Repettoの本店です。
あの頃は、今ほどわたしの周りにRepettoを取り扱っているお店はありませんでした。
Repettoのバレエシューズは古着にぴったりだと思っていて、ぜひとも手に入れたいとフランスに住んでいる友達にRepettoの本店に連れていってもらいました。
そこでわたしは、すごく可愛いパープルのスエード生地でくるみボタンがついたストラップシューズを見つけました。ですが、憧れのRepettoの本店に行って死ぬほど緊張していたので、ひとつ下のサイズのものを買ってしまいました。友達が「小さくない?」と訊いてくれたのに。案の定小さくて履けず、他の方にお譲りしました。
初めてフランスに行った時の、楽しい思い出のうちのひとつです。
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こちらのワンピースは、「Guy Laroche(ギ ラロッシュ)」というフランスのブランドの服です。
わたしはこのワンピースに出逢って初めて、このブランドを知りました。今は香水が人気みたいです。
ブランドのHPのコレクションを見るとちょっとレトロで、アバンギャルドというのでしょうか。そういう感じの服のブランドですが、こちらのワンピースは、まるで純真無垢な少女の様な佇まいです。
ちょっと思ったんですけど、フランスの寄宿学校の制服みたいな雰囲気です。こんな制服の学校があったら、おしゃれすぎる。
薄くて柔らかいウール素材で、日に当たると光沢感が出る、とても綺麗なテキスタイルで作られています。
ウールといえば。
ウールは、すごい実力のある素材だそうで。
わたしは去年まで冷えとりにハマっていまして、一年中靴下を6枚くらい重ね履きしていました。いや、8枚だったかな?両足合わせて、じゃなくて、片側で8枚です。
冷えとり用の靴下は、「シルクふぁみりぃ」というお店で買っていました。
そのお店の方から教わったのですが、ウールは衣服内の湿度を調節してくれるそうです。なのでウールの靴下は、夏も履いて良いと。ムレないので防臭効果もあるよとおすすめされました。
ふつう、冷えとりの靴下重ね履きは、「絹→コットン→絹→コットン」の順で履いていきます。わたしはお店の人におすすめされてから、「絹→ウール→絹→ウール」の重ね履きに変えました。お店の人が教えてくれた通り、全然ムレなかったです。
今は正直めんどうになってしまって、重ね履きはしていません。ですがわたしは夏も足元が痛くなるほど冷える人なので、今はそのお店の1枚で冷えとりができるウールの靴下を愛用しています。
このワンピースは、一見ウールに見えないほど、薄手の布地で作られています。
ちょっとチクチクします。でも、下にヒートテックとか着たら大丈夫な程度です。
ウールは発熱性もありますが、湿度調節を上手にしてくれる素材だとわたしは冷えとり靴下で実感していますので、このワンピースは秋〜春にかけて快適に着ることができると思います。
写真は、肩パットを付けた状態で撮影しています。
肩パットを外した状態で着てみたのですが、わたしがおそろしいほどのなで肩のせいなのか、肩パットを付けた方がきれいでした。
ワンピースの細部に散りばめられているこだわったデザインも素敵だと思いますが、わたしが何よりこのワンピースに心惹かれたのは、裏側を見た時でした。
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ウールだから、虫に食われやすいのでしょう。
スカート部分に、その虫食いを丁寧にかけはぎした跡があります。
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上の2枚の写真はスカートの表ですが、表から見てもほとんど分からないくらいに、丁寧にかけはぎされています。
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首周りの後ろ側の補修の跡は目立ちますが、それさえも一つのデザインの様に見えます。
本当に、全体的に綺麗なので、そのかけはぎや補修の跡を見て、すごく大切にされてきた服なんだなと感動しました。
空服は、服たちの裏側もお見せしていこうと思っております。
裏側にも表側とはまた違う、とても素敵な服の物語があります。
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今年の春くらいから、わたしにブローチブームがやってきておりまして。
シンプルなコートなどの胸元に付けると、全然雰囲気が違って見えます。何より自分を見る人の視線が上にいくので、なんだかスタイル良く見てもらえる気もします。
ブローチは左右どちらに付けても良いそうで、左側の胸元に付けると人の視線に入りやすいそうです。
以前、ある雑誌で、デニムジャケットの胸元にミキモトのパールのブローチを付けたコーディネイトをみつけました。
ミスマッチにも思えるその組み合わせがとても今風で、流行りに乗らないと心に決めているわたしの心も強く惹かれまして、空服でもそんなすてきなコーディネイトがしたいと、このブローチをみつけました。残念ながら、イミテーションパールですが。
古いものだそうです。使わずに大切に保管されていたそうで、とても綺麗です。
すごい余談ですが、このブローチの写真は、フランスの船に使われていた木材で作ったちゃぶ台の上で撮りました。
今春くらいから同系色コーデにも惹かれているので(何気に流行りを無視出来ない性格だと気付きました…)、このワンピースのブルーグレーとブローチのシルバーが合うかなぁと思って付けてみたら、めっちゃきれいなコーディネイトになりました。
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このワンピース、白タイツとか合いそうよとバイヤーさんにオススメされました。
わたしは看護学校で白タイツは履き慣れていますので全く抵抗ないですが、履き慣れていない方は黒タイツとか靴下でも良いと思います。
皆さまも何か良いコーディネイト案がありましたら、ぜひ教えてください(*≧∀≦*)♪
これからもステキな服たちが登場いたします👗
ぜひ「空と服と」に遊びにいらしてください🌟
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