パニック障害になってしまった
息子の歯のことについては、また何か進捗があり次第書きたいと思います。
今日からは、私が15年程患っている『パニック障害』について、書いていきたいと思います。
前兆は、15年よりも前からありました。
ある日の夜、リビングに居た時、突然息ができない…というか、どうやって息をしたらいいのかわからないような、そんな変な感覚に陥りました。
突然の事で怖かったですが、すぐに治まった為、ちょっと疲れてるのだろうぐらいにしか思っていませんでした。
でも、それから数ヶ月後、二男を連れてお友達の家にお邪魔している時、お喋りをしている最中に、突然目の前の景色が90度回転しました。
え?何々??と驚き、とても怖かったのですが、口にも出せず…でも、その時もすぐに治まったので、引っ越しの準備で疲れてるのだろうと思っていました。
それから数ヶ月後、色々あり離婚することとなり、息子達を連れて実家に帰ることとなりました。
それまでは、元主人が私が働きに出る事にあまり賛成ではなかったのと、私もできるだけ息子達と居たかったので、ほとんど勤めには出ず、専業主婦をしていました。
しかし、離婚した以上、当然息子達を育てて行く為に働かなくてはならず、10数年ぶりに正社員として、フルタイムで働き始めました。
そういった環境の変化にストレスを感じていたのか、ある日から毎日同じ時間にお腹が痛くなるようになりました。
確か午前10時頃だったと思いますが、毎日その時間が来ると、決まってお腹が痛くなるのです。決して、お腹を壊している訳ではないのに…。
でも、その時は、恐らく過敏性腸症候群だろうと自己判断して、病院へも行かなかったのですが、それから暫くして、忘れもしない、恐怖の日がやってきたのです。
ある夜、父親と普通に話をしていたら、急に心臓がバクバクしてきて、汗がどんどん出てきて、呼吸もしずらくなってきました。
その後、急に悪寒がしてきて、ガタガタと体が震え始めました。
「え?どうしよう?どうしよう?」
と、突然私がワーワー言い始めたので、父親は、訳がわからない様子でした。直前まで普通に喋っていたのですから、無理もありません。
でも、もっと訳がわからないのは私の方で、このまま死んでしまうのではないかと思いました。
更に数日後、寝る前に咳止めシロップを飲んだ時にも同じような事が起きて、目の前が暗くなってきて、
「救急車、救急車…どうしよう?呼ぼうか?
どうしよう?お父さん達起こそうか、どうしよう?」
と、オロオロしているうちに、なんとか症状が治まりました。
でも、これはきっと何かの病気だと思い、次の日、かかりつけの病院(内科)へ行きました。
先生に症状を伝えて、薬(何の薬か忘れました)を出してもらったのですが、どうもその薬は私には効かず、仕事中も、何だか脳が溶けそうな感じに襲われました。
なんか、変な表現なのですが、その時私が感じたのは、本当にそんな感覚だったのです。
脳がやられていく…
私の脳がおかしくなってる…
そう思いました。
それで、もう一度病院へ行き、薬が効かないみたいだと思うと伝えると、そんな筈はないといった感じでしたが、もう内科では無理だから、心療内科へ行くように言われました。
そして、次の日近くの心療内科へ行きました。
そこで、初めて、私の病気は
『パニック障害』
というものだと告げられました。
続く
※今日もまたみんなのフォトギャラリーより階段の写真。
今日は、マカピーさんのお写真をお借りしました。
有り難うございます!