二男の現状、息子達の生き方
前回の続きで歯列矯正に失敗した話を書こうかと思ったのですが、非常に長〜くなりそうなので、二男の現状について、先に書きたいと思います。
専門学校を中退した後、数ヶ月はアルバイトをする事ができたのですが、その後は、ずっと家にいます。
所謂ニートです。
でも、最近は、私や長男とはたくさんお喋りもするし、たまにご飯も作ってくれたり、洗濯物を取り入れてくれたりもします。
確かに、歯列矯正に失敗した為、顎の調子は相変わらず悪くて辛そうで、症状が強く出ている時は、ネガティブ発言をする事もありますが、普段は精神的に落ち着いているように見え、笑顔もたくさん見られるようになりました。
むしろ、以前よりよく笑うようになったように感じます。
以前は、どちらかというとポーカーフェイスで、クールな感じでしたから。
それと、あまり知り合いが来そうもない所なら、私と一緒に買い物に行ったり、長男と一緒にご飯を食べに行ったりもできるようになりました。
ただ、仕事はというと、やはり知り合いに会いたくないので、地元では働けないと言います。
実は、それもあって県外に引っ越すことにしたのです。私の兄のように、手遅れになってしまわないように…。
二男は、人生を一度リセットしたいのだと言います。
だから、知っている人がいない土地で、やり直したいのだと。
だから、暫くの間は、その手助けをしてやりたいと思っています。そして、落ち着いたら、好きな所へ行って、また一人暮らしをしてもいいし、思うように生きてもらえたらと思います。
二男の友達で、高校卒業後、化学工場に就職した子がいるのですが、給料は高めで、休みも多い所のようです。
ただ、仕事の内容はというと、機械が正常に動いているかじっと見ているのだそうですが、その友達は、それを全然苦痛だとは思わないらしいです。
これが仕事なんだと割り切れるし、休みの日に好きな事ができればそれでいいのだと言ったそうです。
それを、聞いた二男は、そんな風に思える人が羨ましいと言いました。自分もそんな風に思えたら、どんなにいいだろうと。
でも、そうは思えないのだと。
以前長男も同じような事を言い、また、生きる為に仕事をするのではなく、仕事をする為に生きてるみたいになるのが嫌なんだと言いました。
息子達の話を聞いていて最近よく思うのが、この子達は、私の両親が望むような「普通」の生き方ができないのだろうなという事です。
でも、私の友達に言わせると、「遺伝だね」と…。(笑)
私も本来は、「普通」よりワクワクを求めてしまう人間だと思います。
しかし、離婚をして息子達を育てていく為に、「普通」の会社員という生き方を選びました。
でも、結果的には、私にとって、それが正しい選択であり、幸せな人生を歩む事ができました。
息子達には感謝しかありません。
今後私が望む事は、二人が心からやりたいと思う仕事をみつけ、幸せと思える人生を歩んでくれる事です。