20250105 リコーオートハーフにフジフイルム400を入れて・・・ハーフサイズカメラ遊び 14 Ryuma 2025年1月5日 23:04 秋口にリコーオートハーフにフィルムを入れて撮影したものがあったのだけれど、現像に出すタイミングを逃していた。年末にカメラのキタムラに持っていったものの、今日ようやくピックアップできたので、出来具合を確認することがやっと出来た。 リコーオートハーフのISO感度設定の高感度側は200までしかない。なので、200に設定をして撮影をしている。そのためか、写真はどれも明るいモノになっているが、ネガフィルムはラチチュードが広いので問題ない感じ。 リコーオートハーフはやっぱりオリンパスペンに比べると、被写界深度が浅い。それにピントが合うところが、かなりカメラに近い。2mくらいのところまでという感じだ。 左の写真の距離感だと、フェンスにピントが合っているが、ちょっと離れるともうピントが甘い。 2mより遠くなると、ぼけ始める。だから、ぼけた写真を連発している。でも、これはこれでいいのかもしれない。 明るいものを撮影しようとしたら、絞りを絞ってくれて、被写界深度が深くなることを期待していたが、そうはならなかった。でも このカメラを使いこなすには、もっと近づいて撮影するということが必要なんだな。カメラの個性に合わせて撮影していく練習がいる。 それにしても、天気のいい日に持ち出すことが出来たので、とても明るい写真ができ上がってきた。雰囲気がとても良い。 懐かしいフィアットパンダも、このカメラで撮影したからか、まるでこのクルマが出てきた頃の世界にいるような感じになる。 時は令和、しかしながらこのカメラで掬った光は、昭和や平成や令和など関係ないのかもしれない。 そこに光があって、それをフィルムに当てることで反応させ、物質的に固定させる。そうしたプロセスで得られたものは、それこそその空間に存在した光そのもののような気がしてならない。 渡部さとるさんのPENTAX17を使った作品で、渡部さんが「2枚一組になることで、自分ではチョイスしないような写真がガチャになることで存在感を増す」というようなことをおっしゃっていたが、本当にそれが楽しくて仕方ない。 田中長徳さんが「カメラを選ぶんじゃなくて、カメラに連れて行ってもらっている」というようなことも言っておられたが、現像から上がってきた写真を見ると、本当にそんな感じがしてならない。 そして、つくづく感じるのは、平和だったりする。 写真を楽しむことが出来る時間があり、社会があって、本当に幸せだなぁ。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #日記 #写真 #フィルムカメラ #フィルム写真 #富士フイルム #ハーフサイズカメラ #フジフイルム #カラーネガフィルム #リコーオートハーフ 14