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20241118 通院メモ 自動思考に向き合うことって・・・

誰でも、自動思考というものが存在する。
それは、これまでの人生でどんなことに出会ってきたか、その経験の上に成り立っている。
外部からの刺激、それは環境や人間関係、社会の情勢も含めて、全て経験ということになる。
そして、そこに個人の持っている特性で、どのような対処・行動をとってきたか、とった行動によって感覚としてプラスになったか、マイナスになったかの積み重ねが、その自動思考を強化していく。
歳を取れば取るほど、対処を繰り返し行なっているので、違った行動で対処するということが難しくなる。
「歳をとった人間は柔軟性がない」と言われる所以は、こうした人生を過ごしてきた中での、人間の脳の仕組みの一つでもある。
それは、生きていく上で、生き延びるために経験値が高くなる方がいいということの裏返しでもある。

さて、それを踏まえて、いざ自分の生き方としてはどうだろうか?
今、そんなことに向き合っている。
自分に柔軟性があるかどうか。

見えてきたことは、やはり鬱と躁が両方ある混合状態において、その状態が軽ければ問題ないけれど、重たい状態になってくれば、意固地になりやすいということだ。
おそらく、それは誰だってそうなのだろう。
じゃあ、それが生活に影響が出るかどうかというのはどんなところなのか?
結局は、脳や身体がストレスが小さく、健康的な状態を維持していれば影響は出ないし、ちょっとしたことでグラつくならば影響が大きくなるということになる。
影響を受けやすい状態というのは、大きなストレスを長い間受け続けてきたことにより、劣化したゴムの如く脳にも柔軟性がなくなってしまっているということになる。

じゃあ、大きなストレスになるような状況とは?
スモールステップを作っていくように、自分の状況や自動思考の癖などを分解していくことになる。
自分の場合は、常に批判的思考が大きい。
周りに対して批判的思考が大きいとともに、その目線は自分にも向く。
自分を追い込んで、自分にプレッシャーを常にかけている状態になる。
そのことで、自分に大きなストレスをかけ続けているのが見えてきた。

結局、思考の癖が悪循環を引き起こしているのだろう。
その悪循環を断ち切るようにしていくには?
行動を変えるしかない。
何から始めるか?ということになる。
認知を変えるには、行動を変えて仕舞えばいい。
認知行動療法というのは、認知を変えて行動が変わるという要素よりも、行動を変えることによって認知が変わるということの方が効果が大きいようだ。
まず、動く。
批判的思考を変えるには?というところが、今日の時点での課題として見えてきた。
自分の中の、ストレスが小さいような状態を作り出す原理。
これまでの考え方なら、ストレスが大きくなるのだから、違う方法を見つける必要がある。
それは、以前休職した時に変えきれていなかったところのはず。
細かな作業ではあるけれど、自分に向き合って、「良い」と言われる行動をとることから始めてみたい。

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