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20250121 駅の周りでフォトウォーク

バスで駅まで出る。
クリニックに行くときの駅は、街の一番中心となる駅。
市役所などの官公庁があったり、大学が二つ、高校も二つある。
だから、日中はとてもにぎやか。
それに対して、生活圏として利用する駅は、単純に電車を乗り降りするためだけの普通電車しか止まらない駅があり、バスの始発となるちょっと大きめの急行が止まる駅があったり、どちらかというとその辺を使い分けている。
今日は、銀行などへ行きたかったこともあり、バスに乗れば終点となる急行停車駅まで出掛けてきた。
そこは今、絶賛高架化工事中。
当初の予定では、あと3年で完成ということだったが、線路周りの土地を確保するのに時間がかかったらしく、工事が遅れている。
とはいうものの、徐々に風景は変わってきていて、幼い頃から利用してきた面影はどんどんと消えていっている。

バスは思ったよりも空いていたので、首からぶら下げていたカメラの電源を入れ、何枚か撮影する。
走っているバスはとても小さなバス。
昔、バスロータリーがあったところ。どんどんと解体が進んでいる。この位置に、仮のホームが出来て電車が発着するようになるらしい。
階段の柱に、懐かしいステッカー。FM802が出来た当初、このステッカーを貼っているクルマのナンバーを放送で読み上げプレゼントがあったらしく、そこら中のクルマにこのステッカーが貼られていた時期があった。
立体の駐輪場があったのだけれど、解体されて既に数ヶ月。ここに仮の駅舎が出来るらしい。
エスカレーターに乗って、道の向こうのバスロータリーへ。
夕方のまだ静かな時間。
交通整理をするシルバーの方が休憩していらした。
いつも使うバスのカラーリングは、どうやら終戦後すぐからのデザインらしい。外国のデザイナーがデザインしたそうだ。今も使い続けられていて、変わっていない。
だいぶ日が傾いて、影が長くなっている。

日々、常にカメラを首からぶら下げて、これまで以上にシャッターを切り続けている。
シャッターを切れば切るほど、楽しくなってきている感覚もある。
そして、自分が好きなモノというのも、ぼんやりとはしているが数が多くなってきたことでつかめそうな感じもある。
まだまだ言語化するのは難しいけれど。

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