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博士院生の日記#6 きなこもちとコーヒーと
目が覚めると11時を回っていた。昨晩は後輩たちと映画研究会で黒澤明の『乱』(1985)を観て、それから後輩の相談にのっていた。それから帰って、ご飯を食べてすぐに寝てしまった。疲れていたのか、目が覚めると11時過ぎだった。友人の珈琲屋がもう始まっている。急いで準備して大学に。研究室で餅をレンチンして、ウエマンの「青きなこ」をまぶす。ボールに餅をいれて、大学近所の自転車屋さんに。今日も自転車屋さんの前で、彼は珈琲を淹れている。毎週火曜日。本当は、移動販売メインの珈琲屋さんになりたかったみたいだが、最近になって西大路七条あたりの珈琲屋のテナントを借り受けたらしい。いまは、その準備で彼も忙しいとのこと。「青きなこ」の豆の味の青さと、ローストされた豆の渋みがほんのり広がる。あー、今日はバレンタインだったのか。