複業は必要ですか?お金は必要ですか?
「複業したいとは思ってない。」
自己紹介の時、隣の方の言葉。
「複業は必要ですか?」
!?
20190212
複業スタートアップキャンプ - Nサロンゼミ
9割以上の方が複業を考えて受講されていたのではないでしょうか。
その中での隣の方の言葉。
「すごい、おもしろい」と思いました。
同時に「複業について」深く考えるきっかけになりました。
トークセッション要約
「地元鹿児島のために何かできないか」
冨永咲さん
世界観を統一してインスタグラム発信。
ミス薩摩焼酎。新銘柄の開発。
好きなことから複業へ。
「会社の看板なしに社会に必要とされたいと思い始めたから」
関口信之さん
あと5年間、30代のうちに「個」として認知される状態を作りたい。
なんでも発信、シェア。ごちゃごちゃしたものをまとめる。
得意なことから複業へ。
「異文化正客」
若宮和夫さん
働く量と価値は比例しないことを証明し、時短でも女性が活躍できる世の中にする。
働くママはすでにずっと複業している。
社員はすべて女性、複業をしている。
「かけ合わせることで誰かの価値になる」
小助川さん
「みずから仕事を取りに行った」
あこさん
ポイントは、
自分から発信する。
好きと強みを明確にする。
継続する。
とりあえずやってみるのは大事。
実践者の方たちはいきいきされていて、
複業はより良い生き方への挑戦でもあるのではないかと感じました。
リスク
隣の方は「リスク」を気にかけていらっしゃいました。
複業の良いところ、悪いところを考えてみました。
複業の良いところ
1.状況に合わせた働き方の選択
男性は自分の意思で働き方を選択される方がほとんどだと思います。
女性はライフスタイルの変化により、自分の意志で選択することが困難な場合があります。
お子さんの送り迎えや学校行事、女性特有の体調不良、不妊治療をしている方等、人に言いづらかったり、会社の制度はあっても周囲の理解が得られずつらい思いをすることもあります。
複業なら、状況に合わせて無理なく働き続けることができるかもしれません。
2.リスク分散
人生はいつ何が起こるかわかりません。
会社がなくなったり、病気になったり、けがをしたり。
今日の当たり前は、明日の当たり前ではない。
どんな風に変化するか誰にもわかりません。
複数の収入源と働き方を持つことで、いざというときの選択肢を増やすことができるかもしれません。
3.社会貢献・自己の成長・人の輪の広がり
自分の好きや得意が、誰かの役に立つかもしれません。
ボランティアではなく、仕事として責任をもって働くことで自己の成長につながるかもしれません。
関わる人の輪も広がります。
全くの異業種の人たちとの関わりから、楽しく語りあえる仲間ができたら素敵です。
複業の悪いところ
1.本業・複業への影響
スケジュール管理ができず、間に合わなかった。
機密を漏らして会社に損害を与えた。
自己管理とバランス感覚が必要になりそうです。
2.家庭への影響
平日は本業、休日も複業。
いつも家にいない、会話もできない。
家族に悲しい思いをさせないバランス感覚が必要になりそうです。
3.身体面への影響
想像していたより仕事のボリュームが大きすぎて、余裕がなくなるかもしれません。
体調を崩してしまうかもしれません。
自己管理能力が必要になりそうです。
< 結論 >
自己管理のハードルは高い。
でも得るものは大きそう。
とりあえずやってみることは大事なのかもしれない。
最後の問い
隣の方から、帰り際に問われました。
「お金は必要ですか?」
即答しました。
「必要です。」
隣の方へ
あの時伝わっていたでしょうか?
お金が必要なのは、贅沢したいとか、そういうことではなく。
Nサロンや学びのような、自分を成長させるのための投資。
美味しい食事や旅行のような、家族への感謝の投資。
友人や仲間、好きな人たちと過ごすための投資。
そのためにお金は必要なんです。
考えるきっかけをありがとうございました。
同じテーブルだった皆さん。
知らなかったことをたくさん教えていただいて、お話できてうれしかったです。
ワークショップの力を感じたゼミでした。