【自然観察】 野鳥撮影のはずが一羽も撮れず
みなさんこんにちは、ソライトです。
今回は先日、野鳥撮影に出かけたんですが、結果一羽も撮れなかった話しを共有したいと思います。
天気に翻弄された野鳥撮影
今回の目的の野鳥は魚などを主食にしている「ヤマセミ」や「カワセミ」だったんですが、現地に行ってみると連日のぐずついた天気で川の流れは強いしかなり濁っていて見るからに居なさそうな様子だったので、早々に諦めて、鳴き声は聞いているけど未だその姿を見ていない「アカショウビン」を探すことにしました。
が、しかし、到着した時になんとなく気づいていたんですが、(ちなみに今回訪れた場所は前回も来た場所で、フリーのキャンプ場を駐車場として使っている場所です。)前回来た時はアカショウビンの鳴き声がけっこう聞こえていたんですが、今回は一切聞こえず、むしろ静かだったんですよね。
なんか嫌な予感がするなぁとか思っていたら、ここの場所では初めて聞く「サンコウチョウ」の鳴き声を聞くことができました。
もしかしたらサンコウチョウが来たからアカショウビンが出ていったのかなとか思いましたが、そんなことはあるんでしょうかね?(笑)
けっきょく駐車場のところではアカショウビンの鳴き声が聞こえなかったので、遊歩道を歩いた先にある神社に行くことにしました。
以前3回ほどその神社に訪れたんですが、3回ともアカショウビンの鳴き声を聞くことができたので、「あそこなら居るだろう!」と思ってその神社に向かうことにしました。
が、実際に行ってみるとアカショウビンの鳴き声は全くせず、それどころか他の野鳥の鳴き声もほとんどせず、ヒヨドリやヤマガラは居ましたがヒヨドリやヤマガラの姿をちゃんと見ることはできずに居ました。
この地域から出ていったのか、連日の暑さで野鳥たちも休んでいるのか分からないんですけど、とりあえず場所を移動して他の野鳥を探すことにしました。
場所を移動した先で「イカル」の鳴き声が聞こえたので、木の影に隠れながら待っていたんですが、鳴き声はすれど姿を発見することができず、そこから見える風景を撮っていました。
そしたら、後の写真編集で気づいたんですが少し面白い風景が撮れていて、木に付いている苔や緑の背景が綺麗だったので何気なく撮った一枚だったんですが、木の横側に注目してみると、、、。
しれっと、「セミの抜け殻」が葉っぱに付いていました(笑)
何気なく撮った一枚にこんな光景が潜んでいたなんて思いもよらず、撮影中を楽しむのももちろんなんですけど、撮影した後の編集やその写真をじっくりと見ると言うことも写真の楽しみ方の一つなんだなということをあらためて思いました。
そして下の写真は、Yの字になった木の枝の間にクモの巣が張っているのを緑バックで撮影してみました。
この写真の中にクモの巣があるのと無いのとではけっこう写真の出来というか、雰囲気に違いが出ますよね。
イカルの姿はけっきょく見れなかったんですが、お馴染みのトカゲを見ることはできました。
地面に落ちた木の枝の上に良い感じに乗っていてくれて、そのまま飛んでいきそうなたたずまいです。
(そのまま普通に降りて行きました。)
トカゲを撮影した後もイカルの撮影チャンスを伺っていたんですが、なかなか出て来ず、今回は諦めて帰ることにしました。
結果、何も野鳥が撮れずに終わったんですが、なぜか楽しかった一日でした。
ちょっと残念なのはアカショウビンの鳴き声がしなかったので、もしかしたら居なくなったのかなと思いました。
これからも今回の場所に行く機会はあるので、その時は居ることを願いながらまだ見ぬ他の野鳥も撮影できたらいいなと思います。