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【野鳥撮影】 鳴き声は聞こえるけど姿が見当たらない、、、。

 今回はよく行く山奥の撮影スポットに鳴き声が独特の夏鳥の「アカショウビン」を探しに行ってきました。

先日は同じく夏鳥の「オオルリ」を近くで見る事ができたのでこの勢いでアカショウビンも写真に収められるかも、という淡い期待を抱いて行ってきたんですが結果はどうだったのか、、、。

その時の様子を共有したいと思います。



鳴き声が聞こえた!(1日目)

 僕がよく行く山奥の撮影スポットは豊かな森林に加えて大きな川と小さな小川が流れていてこういった場所はアカショウビンが好む場所と言われています。

事前に調べた情報でもこの付近に生息しているという情報を知っていたのでもしかしたら出会えるんではないのかなと期待大。

現地について準備をしている間にもいろんな野鳥の鳴き声が聞こえていて気分もどんどん上がっていきます。

今回の撮影スポットは遊歩道があるので遊歩道を歩きながら探すことになるんですが物音を立てたらいけないので歩く時は落ちている木の枝などを踏んで音が出ないように気をつけながら歩きます。

遊歩道沿いには小さな小川が流れているので「アカショウビン居ないかなぁ」と確認しながら歩いているんですが、前日の雨で水の勢いが増していて野鳥探しの1番の情報の「鳴き声」が掻き消されていました(笑)

遊歩道を歩く中でいくつか観光スポット的なところがあるんですが、そのうちのひとつに歴史ある神社があってそこに行くことに決めて進んで行くことに。

神社に向かう道は小川から離れて歩くことになるので川の音で野鳥の鳴き声が聞こえなくなることはなくなりここからがアカショウビン探し本番という感じに。

そうするとなんとさっそく

「キョロロロロロロ、、、。」とアカショウビンの鳴き声が!

僕:「えっ、ほんとに!? アカショウビンの鳴き声じゃん(笑)」

と思って、まさか本当に鳴き声が聞けるとは思っていなかったので鳴き声が聞こえただけで感動。

となってくると姿を見たいのがバードウォッチャーで、ここからさらに慎重に歩くことに。
鳴き声の大きさから100〜200メートル以内ぐらいにはいる感じがしているんですが実際にはどうなのか。
そして神社に着いてからはとりあえずお参りして、すぐにまたアカショウビン探しをするんですが、鳴き声のする方に行ってはみるものの近づいていないようなむしろ離れて行っているようにも感じました。

振り返ってみると、僕が歩いているとヒヨドリが鳴き始めたのでその鳴き声を聞いて警戒し離れて行った可能性もあるのかなぁなんて思いましたが、そういうことは実際にあるんでしょうか?

ひたすら探していたんですが、どうやら神社や遊歩道の敷地外に居るようでさすがに見つけられないので1日目は鳴き声が聞けただけで充分だなと思って帰ることにしました。

帰る道中でも何か野鳥が居ないかなぁと探していると、近くであんまり聞いたことがない鳴き声がしたので新しい野鳥と出会えるかもと思って鳴き声のする方に行こうと思ったんですが、かなり近かったのでもしかしたらビックリさせてしまうかもと思ってその時は鳴き声だけを録音して帰ることにしました。

出発地点に戻ってから鳴き声の持ち主を調べたらどうやら「キビタキ」のようで、僕自身まだキビタキには出会ったことがないのでちょっと惜しいことをしたなぁと思いつつ、その日は他に撮影スポットがないかを探しに行って帰ることにしました。


鳴き声は聞こえるんだけどなぁ、、、(2日目)

 そして数日が空いて2回目なるアカショウビン探しに行きました。
今度は確実に出会えるといいなぁということで、前回よりも早い時間まだ太陽が出きっていない時間帯に山に入ることにしました。

前回は神社がある付近でアカショウビンの鳴き声がしたので2日目はまっすぐ神社に向かうことにしました。

そうすると何か大きな影が動いたので何かなと思って見たらこの場所では高確率で出会う「鹿」でした。

焦点距離:430mm
シャッタースピード:1/400
絞り:f6.3
ISO:5000

もちろん野生の鹿なので警戒心は高く人の姿を見るとすぐに逃げてしまうんですが、この時はまだ薄暗かったし食事中ということもあり20〜30メートル前にいましたがコチラに気づいていない様子。

鹿に出会えて嬉しかったんですが、今回はなんといってもアカショウビンに出会うことが第一目標なので邪魔をしないように歩みを進めるんですが、さすが野生ということもあり食事中なんですが鹿が僕の方に体が向いた状態で僕が動くと何かいると察知して顔を上げて僕の方を見ました。

「あっ、気付かれた。」と思ってどうしようかなぁと思って、先にも進みたいし、う〜んと考えた結果、ひじから先の腕を上にスっと上げたら、それを見て一目散に逃げていきました。

悪いことをしたなぁと思いつつも、気持ちを切り替えてアカショウビン探しを続けるんですが、実際は鹿に出会った時にはすでにアカショウビンの鳴き声がしていたんですよね(笑)

鳴き声は前回に比べてより大きく聞こえるし数が増えている!?
前回も違う方向から鳴き声がしていたので2〜3羽は居たような感じがしていたんですが、今回はさらに1〜2羽増えている印象で今回こそは見つけられるかもと思って鳴き声がする方へ近づいてはみるんですが、なんか前回と同じような感じで神社や遊歩道の敷地外に居る様子。

どうしたものかなと思い、思ったのはまだこの場所に慣れていなくて警戒心ゆえに人けのあるところには出てきていないのかなぁということで、これから先まだまだ撮影機会はあるのでアカショウビンがこの土地に慣れてもらってからでも良いかなとということで今回もあきらめることにしました。

数日空けても同じ場所付近から鳴き声がしたので、たぶんその付近を寝床にしているのかなと思います。
今度こそはアカショウビンに出会えることを信じて、その時が来たらまた共有したいと思います。


アカショウビン撮影挑戦のあと、キビタキを求めて

 アカショウビンに関してはまたの機会に再チャレンジするとして、前回鳴き声を聞いたキビタキに出会うために帰りの遊歩道の中で探しました。

正直帰り道でもアカショウビンと出会えたら良いなぁと思っていましたが、その気配は全くなく、というより小川の水の音にまたもや掻き消されていたので鳴き声を頼りに探すことはでき無さそうということで、気持ちを切り替えてキビタキ探しに。

前回キビタキの鳴き声が聞こえた辺りに向かって歩んでいたんですが、前回の場所とは少し離れた場所でキビタキの鳴き声がし、そっと身を潜めて探すことに。

探すこと20分ぐらい、ひたすら鳴き声はするんですが葉っぱが茂った森の中でなかなか見つけられず、近くを飛び回っている蝶々に心が動き始めてしまい気付いたら蝶々を撮影していました。

焦点距離:600mm
シャッタースピード:1/640
絞り:f6.3
ISO:1600

その後もキビタキの鳴き声はするので探してはいたんですが、見つけられない!
ここに来るまでに数時間が経っていたこともあって少し疲れていたこともあり、キビタキもあきらめる事にしました。

鳴き声は聞こえるのに!

そして前回、他の撮影スポットを探している時に何やらクマタカなどの猛禽類が止まりそうな「止まり木」がある場所を見つけていたのでそこに行ってクマタカが来ないかなぁというまたもや淡い期待を抱いてその場所に行く事にしました。

現地に着いてから2〜3時間ぐらい居たと思うんですが、結果的にはクマタカは現れずトンビの姿やアオゲラの鳴き声が聞けたのと、まさかの「オオルリ」が姿を見せてくれました(笑)

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/1600
絞り:f9
ISO:1600

どうやら僕はオオルリ運はあるようです(笑)
松の木の高さも少し目の高さより高いぐらいでちょうど良い!

この時は三脚を据えて撮影していたのでついでに動画も撮影しました。その時の様子が以下の動画です。

松の木のてっぺんで元気よく鳴いている姿には元気が貰えます。


 今回はアカショウビン撮影に行った時の様子を共有させて貰いましたが、結果出会えずに終わりましたが、まだチャンスはあるので今度こそは出会えると良いなと思います。

またその時は共有したいと思います!


野鳥の動画などを投稿するYouTubeチャンネルを立ち上げました

 最後にお知らせなんですが、野鳥撮影等で撮影した動画を投稿するYouTubeチャンネルを立ち上げました。
このnoteで撮影の様子を共有する時の参考動画としてYouTubeに投稿しておくことでその時の様子を共有しやすいなぁということで立ち上げました。

今後動画を撮影する機会も増えそうです。それこそアカショウビンを動画撮影できたらこんなに嬉しいことはないでしょうね!


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