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【野鳥観察】 水辺で野鳥探しと「魚」を撮影?

 みなさんこんにちは、ソライトです。
今回は海沿いや河川敷などに行き、水辺に生息している野鳥を観察してきたのでその時の様子を共有したいと思います。



水辺の野鳥たち

 まずは河口から1kmぐらい上流に上った所の川辺に行って何か水辺に生息している野鳥がいないか観察しました。

するとさっそく見慣れた白サギの他に数羽見慣れない野鳥が。
この時はまだなんという野鳥か分からず、後で調べてみると「セイタカシギ」ということが分かり、今回が初のセイタカシギとの出会いとなり嬉しい想いに。

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/1600
絞り:f9
ISO:1000

セイタカシギは宮崎県では6月と7月以外は旅鳥や冬鳥として居るみたいなので、もしかしたらすでに出会っていたかもしれないですが、今回ちゃんと観察できてよかったです。

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/1600
絞り:f9
ISO:1600

すぐ近くに変なポーズをしている野鳥がいるなぁと思ったら、翼を乾かしているアオサギが居たり、そしてかなり遠かったんですが木のてっぺんにはミサゴが居たりしてこの場所についてから10分くらいの間にさまざまな野鳥を見ることができました。

そして河口に移動して車の中から野鳥を探していると、水辺と電柱を行き来している野鳥がいたのでよく観察してみるとイソヒヨドリと思われる野鳥が。

かなり近くに居たんですけど僕は車に乗っていた為か、イソヒヨドリは警戒した様子はなく何度も水辺に飛んで行っては戻ってくるという事を繰り返していました。

車から降りて撮影すると逃げてしまうかなと思って中から撮影してんですが、写真をよく見てみるとピントが合っていない感じなのでなんでだろうと思って考えてみると、車のガラスを挟んで撮影したのでガラスの歪みや汚れが影響していたのかなと。

でも何気にイソヒヨドリは初めて撮影できたので嬉しかったです。
今度はちゃんとした状況下で撮影できたらなと思います。

焦点距離:823mm
シャッタースピード:1/1600
絞り:f9
ISO:800


入り江で魚釣り

 河口での撮影を続けていたんですが、いつも同じ場所での撮影が多く、ふと、対岸の方にあまり行ったことがなかったことを思い、せっかくなら行ってみようと思って行ってみると移動距離はほんの10分程度でただ対岸側に行っただけなのですが、そこには普通に木に止まっているミサゴやトンビ、カラスの群れなどが居て、少し場所が変わればこんなにも変わるんだなぁと新しい気づきになりました。

いろんな野鳥がいるが故にちょっとした争いもあるみたいで、数羽のカラスに追われるミサゴだったり、ミサゴとトンビが一緒に帆翔しているかのような光景も見れました。

そんな野鳥たちを「入り江」を挟んで観察しているなかで、入り江で「バシャン!バシャン!」と音がしていたので「なんだろう?」と思い見てみると5秒に一回くらいのペースで水中から水上に飛び跳ねている魚があちらこちらに(笑)

焦点距離:240mm
シャッタースピード:1/6400
絞り:f9
ISO:1250
焦点距離:420mm
シャッタースピード:1/6400
絞り:f9
ISO:1600
焦点距離:500mm
シャッタースピード:1/6400
絞り:f9
ISO:3200

あまり見られない光景に思わずシャッターを切っていたんですが、「ちょっとだけ、、、」と思って始まった魚撮影が気づいたら2時間くらい没頭していました(笑)

最初は飛び跳ねるタイミングなどが分からずうまく撮影できなかったんですが、何度も繰り返していると徐々にタイミングや飛び出してくる場所がなんとなく分かるようになってきて、そうなると「次はもっと良い感じに撮影できるかも!」と思って結果2時間も撮影してしまうことに。

ちなみにこれだけ魚が飛び跳ねているのでミサゴが獲りにきてもおかしくないよなぁと思っていたんですが、2時間の間上空を飛ぶ姿は何度か確認できましたが、ダイブする姿は一度も見なかったです。

なんでかなぁと思っていたんですが、多分、台風などの影響で水が濁っていたので上空からでも、魚のいる場所は確認できなかったからなのかなぁ、なんて思いました。
さすがに魚が飛び跳ねるタイミングで捕まえるのは無理ですよね。

そして、そろそろ野鳥観察に戻らないといけないなぁと思ったので遺憾千万いかんせんばんの思いで魚釣りをやめて次の探鳥をしに。


水田で再びセイタカシギに

 宮崎では9月ぐらいからチゴハヤブサやチョウゲンボウなどがやってくるということで、河口のすぐ横にある農耕地で見れたら良いなぁという期待を込めて向かってみました。

河口沿いなので車の通りはほぼ無く、田んぼには実がつきはじめた稲穂が風にゆらされていて何とも哀愁のある風景がそこにはありました。

車がほとんど通らないので、野鳥が視界に入ってくることを願いながら少しゆっくり目に走行していると、水田の中に一部稲が植えられていない部分があって、そこに先ほど会ったセイタカシギに再び出会いました。

焦点距離:690mm
シャッタースピード:1/2000
絞り:f9
ISO:1600
焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/2000
絞り:f9
ISO:1600

割と近い距離で警戒しちゃうかなと思ったんですが、手前に稲穂があったので多少は車が隠れていた状態だったのか、あまり気にする様子はなく水田にいるであろう餌を食べていました。

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/2000
絞り:f9
ISO:1600
焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/2000
絞り:f9
ISO:1600
焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/2000
絞り:f9
ISO:1600

稲穂の背丈がセイタカシギが隠れられるのにちょうど良いぐらいだったので、天敵などから身を隠しながら過ごしていたのかなと思います。

しかし、私たち人間からすると稲穂が無い部分を地上からではなかなか発見しにくいですが、上空からだとすぐに分かるんでしょうね。

でもそうなると天敵からも見つかる可能性もありますね。というかセイタカシギの天敵とかは何になるんでしょうかね?(笑)
こういった疑問が出てくることも野鳥観察の楽しみの一つですよね。

セイタカシギの他にすぐ近くには別の野鳥もいました。名前などは調べてみたんですが確証が得られなかったので分からないのですが、手前の野鳥がじっとしているのに対して後ろの野鳥は水浴びをして勢いよく羽を羽ばかせていました。その間も手前の野鳥は常にじっとしていて何だか面白い様子でした(笑)

焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/2000
絞り:f9
ISO:1600
焦点距離:840mm
シャッタースピード:1/2000
絞り:f9
ISO:1600


 今回は新たに出会えた野鳥が数羽いてとても楽しい探鳥でした。

今まであまり水辺の野鳥を観察してこなかったので今後はもっと足を運び新たな野鳥と出会えたら良いなと思います。

それまでに水辺の野鳥のことをあんまり知らないので予習しておかないといけないです!

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