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【タカの渡り】 また元気な姿を。再びサシバの渡りを見に

 みなさんこんにちは、ソライトです。
前回サシバの渡りを見に行ってから1週間ちょっと経ったタイミングで再び見に行って来ました。

前日にはなんと約9800羽ものサシバの数を確認できたということで、もう渡りをするサシバは居ないんでは?と思いながらも現地に着いて待っていましたが、そんな予想とは反対にたくさんのサシバの渡りを見ることができました。
時にはけっこう近くを飛んでくれるサシバもいて、見惚れてしまい撮影を忘れてしまうほど。

前日は数は多かったけど、遠いところや高いところを飛んでいて近くでは見れなかったとのことなので結果的に今回でよかったのかなぁと思います。

そして前回よりもサシバを発見できるようになっていたので、それが結果としていろんなシチュエーションの写真を撮れたことに繋がりました。

一度で諦めずに何度もフィールドに通うことの大事さを改めて学びました。

観察場所:金御岳
 観察日:10月9日(水)

カメラ:SONY a7iii
レンズ:SONY FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
編集ソフト:Lightroomclassic

逆光のシーン、朝日に照らされて翼が光ってる姿が神々しかった。
さっそく、タカ柱が!前回よりも数が多く迫力のあるタカ柱に。けど一瞬で流れて行きました。
桜島を背景にタカの渡り。
タカは米粒のように小さく見えますが、壮大な自然の中を渡っている様子に自然の神秘を感じます。
宮崎県にある放送局の電波塔が集約した鰐塚山の頂上を背景に。
前回よりも近い距離で飛んでくれて、うっすらとですが表情も見れることができ、一体サシバたちはどういう気持ちで渡りを行なっていたり、日々生活しているんだろうとかいろんなことを考え、心にグッとくるものがありました。
撮ってみたかった霧島連山を背景にタカの渡り。
数は少ないですがタカ柱も作ってくれて本当に感動。


 今回、タカの渡りを見て改めて思ったことは、あたりまえなんですが、野鳥をはじめとした生き物たちは必死に厳しい自然環境の中で生きているということ。

自然と生き物は共存共栄の関係であって、片方が無いと、片方も成り立たない。

今の自然環境を知ることで生き物の今を知ることができるし、その逆も然り、今の生き物を知ることで自然環境の今を知ることにも繋がるのかなと。

普段生き物の写真を撮る時には、その生き物が生息している環境を背景にして、見ている人や自分に対してもにも、何か感じ取ってもらえるように努力していますが、今後もっとその色をうまく出せるように撮影技術の向上や、文章や声などで伝える力というのを身に付けていかないといけないなぁと、勝手ながら感じました。

まだまだ知らないことだらけ、これからどんな感動が待っているのか、今から楽しみです!

良かったら、みなさんが出会った野鳥や動物、そこで感じたことなどをコメントで教えて下さい!

 サシバなどのカウント数やその時の様子を投稿されているカウンターさんのホームページです。渡り数など参考になるのでぜひ覗いてみください。
・金御岳サシバ渡り情報
https://kanemidake-sashiba.wixsite.com/mysite


おまけ
 今回のタカの渡りを撮影中に、近くの木にちょこちょこと野鳥が飛んできていたこともあり、渡りの撮影の合間の癒しになりました。
その中でも下のコゲラの表情が、、、。

1〜2分ほど羽繕いをしたのち、朝日の方を向くコゲラ。
表情を見ると↓↓↓
起きたばっかりだからなのか、眩しいからなのか、とりあえず眠そうな表情がたまらん。
(こういった表情を高画素機で撮りたい🤤)
雲海に浮かぶ霧島連山。
タカの渡り以外にこんな光景を見れるなんて、この日ここに来ていた人の中に幸運の持ち主が居たに違いないです。
そして最後がブロッケン現象という珍しい現象?
隣にいた方が教えてくれなかったら気付きませんでした。


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