【探鳥】 目的の野鳥に出会う奇跡(キビタキ・アオゲラ)
みなさんこんにちはソライトです。
今回は未だ見たことの無い「キビタキ」と、姿は見たことがあるけど写真を撮影したことの無い「アオゲラ」を求めて探鳥をしに行ってきました。
前回の記事で運よくサシバの渡りを再び見ることができて、もう今年の運は使い果たしたなぁと思っていたんですが、今回まさか、森に着いてから最初に出会った野鳥が目的の「キビタキ」という奇跡が起こりました。
そしてそれで終わらずにその2分後ぐらいにキビタキが来たほぼ同じ場所になんと「アオゲラ」!
嘘のように思えるかもしれませんが、実際の出来事で自分でも本当にビックリしたのを今でも覚えています。
目的の野鳥に出会う奇跡
森に入ったのは朝の6時前、森の中はまだ暗く、数羽の野鳥が鳴き始めたぐらいです。
ちなみに今回は数ヶ月前なんですが、キビタキの鳴き声を聞いた場所があったので、その付近に行って待っておくことにしました。
現地についてからはカモフラージュ用の服を上だけ着て、カメラにはメッシュのスカーフを被せる程度の軽いカモフラージュをして待っていました。
少しずつ周りが明るくなってくる一方、僕が身を置いている場所はまだ暗く、この後も1時間は暗いままが続きそうな感じ。
なのでさすがにまだ何も来ないかなぁと周りの景色を眺めていると1羽の野鳥がスーッと僕から数メートル前の木の枝に止まりました。
なんの野鳥かなぁとファインダーを覗いて見てみるとそれがまさかのキビタキでした。
まさかの登場にあわててピントを合わせようとするも、暗くてなかなかピントを合わせられず、逃げちゃうかもとピントを合わせる前にたまらずシャッターを切ることに。
結果ピントを合わせ切る前に左下の枝に飛んでいき、「うわぁ、見逃したぁ。」と思ったら最初に着いた枝に戻ってきて何かを捕まえていると思ったらアオムシ。
そのままパクリと一瞬で食べて、そして飛んでいきました。
キビタキが飛び立った後、キビタキに会えたことに感動していると、ものの2分ぐらいしてまた何かの野鳥が飛んできて、今度はなんだろう思ったら、まさかまさかのアオゲラ。
今回の探鳥で会いたいと思っていた野鳥に連続で出会うという奇跡。
しかもキビタキが飛び去った場所の木の枝とほぼ同じ場所に来たので、暗い中でも比較的ピントを合わせやすかったです。
この後アオゲラは木を上がって行きながら木にエサがないかを探っている様子で、木のてっぺんまで行ったら他の木に移って行きました。
その後、また同じ木にアオゲラが来るかもと思って数時間待っていたら、本当に来てくれて「やった!」と思ったんですが、葉っぱに遮られてちゃんとその姿を見ることはできませんでした。
キビタキは最初に発見して以降その姿を見ることはできず、この日の撮影は終えることに。
でも、キビタキとアオゲラには前々からずっと会いたいと思っていたので今回出会えて本当に良かったです。
キビタキはもうそろそろ日本を発つと思うので出会えるチャンスは少ないと思いますが、アオゲラに関しては留鳥でずっと日本にいるので今度は明るいシチュエーションで撮影できたらいいなぁ思います。
【おまけ】 Lightroom Classicの 「ノイズ除去」 を使ってみました
今回、キビタキとアオゲラを撮影した時はかなり暗い状況だったので、撮影した時点ではかなり暗い写真でした。
以下の写真2枚は何も編集していないものです。
目で見た現地の様子は写真よりかは明るいですが、撮影した編集前の写真はほぼシルエットのような感じに。
そしてここからLightroom Classicを使って明るさやシャドウを編集してみたんですが、やっぱりノイズが気になります。
なので今回は「AIのノイズ除去」を試してみることにしてみました。
普段は手動でノイズ除去の「輝度」を少しだけ上げる程度なんですが、それをしても今回は全くダメだったのでAIのノイズ除去をしてみるとかなりの精度にビックリしました。
ノイズ比較
背景のノイズはもちろん、アオゲラに乗っていたノイズもかなり減って、毛のディティールがより鮮明になりました。
以前にも使ったことはあるんですが、前よりも除去能力が上がっている感じがします。気のせいでしょうか?(笑)
野鳥との出会いは今回のように暗い時もあって、撮影した写真自体も暗くなりがちなんですが、今回改めてAIのノイズ除去の力を確認できたので、今後もここぞという時には積極的に使っていこうと思います。
最後に、みなさんが出会った野鳥や動物(その他、風景なども)、そこで感じたことなど、良かったらコメントで教えてください。