痛車イベントの楽しみ方|実はクルマを知らなくても面白い!
こんにちは!
絵描き系痛車乗りのヒろシです!
少々遅くなりましたが、新年一発目の記事です!
今年もよろしくお願いします。
さて、痛車のイベントと聞くと
「クルマ興味ないしな、、、。」
「面白さが分からない。」
「アニメは分かるけどクルマは分からないから、、。」
なんてネガティブな声もときたま耳に入ります。
まず声を大にして言いたいのは、
「クルマを知らなくてもめちゃくちゃ楽しめる!」
ということ。
なんなら普段深夜アニメを見ない家族連れや、ご老人がたもイベントで見かけますが皆さんニコニコしていらっしゃいます。
では何が面白いのか?
そもそも痛車イベントとはどんな催しなのか?
何を楽しめばいいのか?
今回は痛車イベントとはなにかを知ってもらえる内容になっています。
最後までお付き合い下さい!
痛車イベントって?
痛車のイベントと聞くと、まあとりあえず痛車が並んでるイベントなんだろうなというイメージが湧いてくると思いますが、実は大きく3種類あります。
①オーナーズミーティングスタイルのイベント
②サブカルチャーイベントの様なお祭的イベント
③サーキットで走行メインのイベント
です。
一つずつ解説していきます。
「オーナーズミーティングスタイルのイベント」
これは痛車オーナーどうしの交流を目的にしたスタイルのイベントです。
とはいえこの形式のイベントの多くは、痛車だけでなく痛車でないカスタムカーも参加できるようにしていたりします。
痛車イベントではありますが、アニメや漫画等の色よりクルマのイベントとしての色が濃いイベントスタイルです。
オーナーどうしクルマを見せ合ったり交流を深めることが目的であったり、アワードを設けているところもしばしば目にします。
どちらかというとカスタムカーイベントに近い雰囲気の痛車イベントとも言えるかもしれません。
ただこのスタイルのイベントの多くは、クローズドな場や比較的都市部から離れた場で開催されることが多く、公共交通機関で参加するのが難しいデメリットもあります。
「サブカルチャーイベントの様なお祭的イベント」
このスタイルはさらに2つの種類に分けることができます。
ひとつは「痛車メインで様々な出展があるイベント」で、もうひとつは「サブカルイベントと併催の痛車イベント」です。
それぞれ差はあるものの、両者に共通している点はどちらも“街中”で開催されているところで、比較的都市部のアクセスしやすい場で開催されます。
たくさん痛車を見れるのはもちろん、痛車以外にもコンテンツがあるためお祭の様な雰囲気で楽しめるのもこのスタイルの面白いところです。
痛車以外のコンテンツとしてよくあるものだと
・コスプレイベント
・声優さんなどのトークショー
・飲食などの出店
・様々な企業のブース出展
などがあります。
一番痛車を気軽に見れるスタイルのイベントとも言えるでしょう。
「サーキットで走行メインのイベント」
こちらはそのままの内容ですが、痛車でサーキットを走る走行会イベント。
大小規模は様々ですが、グリップ走行からドリフト走行まで幅広く行われています。
イベントによっては“展示枠”が用意されていることもあり、走行はしないものの展示だけ参加できるものもあります。
モータースポーツに興味がある方で、痛車を見たい方にはおすすめのイベントです。
見て楽しむ、痛車の見方
「痛車イベントがどういうものかは分かったけど、そもそも痛車の面白さが分からないんだよね。」
という方もいらっしゃると思います。
僕が初めて痛車イベントに行った時、キャラクターの等身大POPのように単純に好きなキャラクターがドン!と大きく貼られているのを見て心躍ったのを覚えています。
恐らくイベントで見かける家族連れやご老人方も、そういったビジュアル的な華やかさに目を引かれているのだと思います。
クルマは好きでしたが知識としては僕も当時まだあまりなく、キャラクターやデザインにとにかく惹かれて楽しく見ていました。
とはいえそれだけだと文化的に面白くて痛車を見ているわけではないですし、いまいち深く楽しめないのも事実。
楽しめる=面白いと思える前知識を持っている
ということだと思います。
そのためある程度「考えるな。感じろ。」のスタンスで見る必要があると思いますが、それだけだと僕のnoteっぽくないので出来るだけ言葉でどう楽しめば良いのか解説してみようも思います。
まず意識していただきたいのは、痛車は“同人誌”のクルマ版だということ。
同人誌と同じようにオーナーが様々な解釈や切り口で、キャラクターや作品を表現しています。
「とはいえシャコタンのカスタムカーとゆるふわしたアニメキャラの組み合わせはミスマッチ。」
「スポーツカーに日常系アニメはな〜。」
と思う方もいるかもしれませんが、
「好きなもの×好きなもの」は同人の基本。
好きなスタイルのクルマと好きなキャラクターを組み合わせた痛車は、王道な同人活動とも言えると思います。
同人作品であるが故に、原作準拠なデザインのものもあればオリジナル解釈のものもあります。
これがまず面白いところです。
痛車を見る上で僕のおすすめの見方としては、まずはやはりクルマの前方、ボンネットから見て欲しいと思います。
独自の分析ですが、多くの場合
フロント「主題」
サイド「見せたい方向性や雰囲気作り」
リア「想いや語り」
で構成されていることが多いです。
アニメや漫画も導入部分を飛ばしてしまうと面白さが分かりにくいように、痛車も同様ですのでまずは主題から見ていきたいところ。
ただ昨今ボンネットにキャラクターを貼らなかったり、そもそもボンネットに何も貼らないという痛車が急速に増えてきました。
これについてはまた別の機会に詳しく分析したいと思っていますが、この場合はサイドから見ていくことになると思います。
先ほどサイドは「見せたい方向性や雰囲気作り」と書きましたが、ボンネットを貼っていないタイプの痛車はクルマのカスタム込みでこの「雰囲気作り」に重きを置いているオーナーさんが多いように感じます。
リアガラスは痛車の“同人要素”が詰め込まれがちな面です。
痛車オーナーの「癖」や「お気持ち」を表現する面としてよく使われています。
そういったこともあり、僕としてはリアガラスは必ずチェックするようにしています。
“背中で語る”とよく言いますが、キャラクターや作品に対しての想いだけでなく、そのオーナーが何に重きをおいて痛車を作っているのかやオーナー自身の性格すら読み取れる場合もあるぐらい多くを語るのが痛車のリアガラスの面白いところ。
いろいろと想像しながら見てみるともっと痛車を楽しめることでしょう。
痛車の面白さは外装だけではありません。
痛車を見る際はせっかくなので是非内装も見てみて下さい。痛車は内装も本当に奥深く面白いです。
何故なら、痛車オーナーからすれば外装以上に目にする機会が多いのが内装なわけでここにもオーナーの色が強く反映されていることが多いです。
リアガラスのようにオーナーそれぞれのキャラクターや痛車に対する想いを感じることができるでしょう。
まとめ
痛車イベントといってもいろいろあることや、痛車をもっと楽しめる見方があることが少しでも伝わっていれば幸いです。
今回はあえてクルマとしての痛車の面白さには触れませんでした。
痛車は当たり前ですが文化としてクルマの要素が強く、クルマについての知識がないと楽しめないと思われがちです。僕自身もそう思っていました。
しかし実際は全くそんなことはなく、アニメや漫画・ゲームに興味がある方なら誰でも楽しめると思いますし、冒頭でも述べたようにそういったものに明るくない方でも十分楽しめます。
まずは最寄りの痛車イベントに行ってみて下さい!
痛車が並んでいる空間は、実に非日常感に溢れる空間できっと心躍るでしょう。
知識があれば深く楽しめるのはもちろん、知識がなくてもカジュアルに楽しめるのが痛車文化の魅力です!
最後に僕もスタッフで参加しているイベントを紹介させて下さい。
「ITASHA WEEK 2025」
開催日:2025年3月15日、16日
場所:佐世保 新みなとイベント広場
https://maps.app.goo.gl/PGxhTaYbDCjG4be29?g_st=com.google.maps.preview.copy
今年も佐世保の地で皆様の参加を楽しみにしています!
九州最大級の痛車イベントに是非遊びに来て下さい!
以上!
ご精読ありがとうございました。
ではまた次回。