井草聖二さんのギター
ギターで奏でるメロディアスな風景
行って良かった。
私はギターの音が大好きです。
大好きな森大翔くんがこの方をフォローしているからか、ちょっと前に、おすすめみたいなので流れてきたギターの曲。
え?凄い上手い。
誰?誰?
井草さんを知ってしまったのです。
すぐにSpotifyで探しダウンロード。
それから、毎日聴いています。
爽やかな朝にも、寂しい夕暮れにも、ご飯を作る時にも、掃除する時も、noteを書く時も、眠りに入る時も、どんなシーンにも心地良いのです。そして、オシャレ。
ライブ行きたいな。
探してしまったのです。
あった!運命!
春日井市(愛知県)でワンコインライブ!
ワンコイン!ご、ご、500円?
行きたいから、とりあえずバイトのシフトは入れずにおいた。
チケットはなく、当日入場時に500円を払うシステム。初めてだなこんなの。
ギターが好きな三男を誘うもバイトだと断られた。流石に平日の夜だし、友達を誘うにしても•••。行くなら1人だな。
井草さんと春日井市は2015年頃から、つながりがあるようで、小学校や中学校に井草さんが出向きコンサートやさまざまなお話をされていると、かすがい市民文化財団のページにかいてありました。この井草さんのワンコインコンサートも今回で3度目とか。
私もこの機会に是非行って聴いてみたい。
張り切って向かって、早く着きすぎました。
車を停めて、どんな感じか会場を見に行くと職員の方が看板を会場入り口に設置しているところでした。
まだ16時58分!誰も並んでいない。
一旦車に戻ろうすると、ご婦人に声をかけられました。
ご婦人『すいません、入り口ってどこですか?』
私『えっと、初めてなので分かりません』
入り口はこの奥の扉なんだろうけど、開場時間まではあかないのだろう。
ご婦人『今日、ありますもんね?ギター』
私『え?あっ』
ご婦人『あ、知らない?』
私 『あ、わかりますよ。私もそれです』
ご婦人『こういうシステムだから(ワンコイン)どれくらいに、並ぶのかわからないですもんね?』
私『でも、まだしばらく大丈夫そうですよね、わたし、一旦戻りますね』
と、車に戻ろうと歩き始めると雨がサーっと降ってきた。
車の中で途中で買ったおにぎり🍙とお菓子を食べ、ココアを飲んでしばらく休憩。
夜の運転が最近苦手で、暗くなる前にここに着きたくて早く家を出たものの、途中夕方の渋滞にはまり、渋々苦手な高速道路を走って来たから疲れちゃった。
ハァ、ココア美味しいな〜。
雨も止んだ。
17時半を過ぎ、もう一回見に行くかと外に出ると、風が強くて寒い。まさか今期初のダウンを着るとは!薄手のダウンだけど、持ってきてよかった。
5人くらい並んでる。
まだ、並びたくないなぁー。
会場の向かいに図書館がある。ガラス張りで市民会館の入り口がよく見えるので、そちらへ行って様子を見ていよう。綺麗な図書館です。
椅子もある、ありがたい。
持ってきた本を読みながらここで待とう。
もう少し並ぶ人が増えたら行こうかな。
図書館の一階には大きなスクリーンと沢山の椅子、ベンチがあり何人もの人がいた。
これ、みんな私と同じ考えの人なのかな?
みんな、井草さんのコンサートの開場待ちをここで?
外で待つのは少し寒いもんね。
ここが良いよね。わかるー。
あの窓のラインまで人が並んだらここを出て並ぼうかな。開場15分前に私は並んだ。お話する相手もいないので、並びながらさっきの本の続きを読んだ。18時半を待たずに開場になり、500円を職員の方に渡して会場入り。せっかくだし前方のど真ん中で井草さんを見ようと場所を取り、一旦ロビーに出た。
6列目の真ん中。わーい。
ウキウキの心を隠し、トイレへ行き、ソファーに座り、もらった資料やアンケートをみた。
春日井市いいな、いろんなコンサートやってる。そして、井草さんが毎年いらっしゃるなんて、ホント羨ましい。
ココアの続きを飲んでため息。
会場に入ればすぐ暑いという、更年期の私は軽く袖を腕まくりして、席に戻ることに。
場所取りの為に置いておいた薄手のダウンをコンパクトにたたみ、カバンに入れた。お隣はご夫婦、反対は高校生男子のグループ。
年齢も様々。今回は着席して観られるので、私の腰も安心。
配られたプログラムを見る。
井草さんって、凄い人なんだ。
客電がスーッと落ちて、袖からギターを持った井草さんが登場。
いよいよだぁー。一曲目がスタート。
はい、素敵。
至福の時間が始まった。
語り口調も優しい。溢れる良い人感。
こんな風にギターを弾けるなんて素敵、羨ましい。前にも書いたことがあるけど、私はギターは無理。指が届かないし、あのTAB譜が謎すぎて。弦楽器は弾くことは諦めて、聴く人に徹すると誓った。
今回モニターがステージ袖にあり、井草さんがギターを弾く手元をモニターに映し出してくれた。ベースを親指で弾いて、リズムをこうとって、メロディーはこういう風にとどんどん重なっていく音、そしてテクニックにうっとりしながら、首を縦に振る私。
フィンガー•ピッキング奏法。
今回ステージで使ってみえたギターはアヌエヌエというところの寄木細工の柄の入った素敵なものでした。その説明もしてくれました。アヌエヌエはハワイ語で虹。
余談ですが、私、フラダンスをしていた頃によくハンドモーションで虹(アヌエヌエ)をやりました。ハワイアンソングには結構な頻度で歌詞に出てくるんですよね。
ウクレレも作っているハワイのメーカーさんのギターみたいです。
ギター好きの息子に教えてやろうと思いました。
曲が進み、リズムのお話しになり、次の曲が
『スウィングしなけりゃ意味がない』
これまた、有名な曲ですよね。
沢山の歌手がカバーしているし。
私も大好き。
高校に入ったばかりの頃
アメリカのダイアンシューアという女性歌手の『Schuur Thing』というアルバムの中にある
『It Don't Mean A Thing If It Ain't Got That Swimg』がめちゃくちゃ大好きで何年も聴き続けた記憶がこのプログラムの4曲目を見た時蘇ってきました。
サンバホイッスルとパーカッションのご機嫌なリズムから始まるあげあげの感じが堪らんのです。
井草さんのコンサートのあとからSpotifyで何十年かぶりにまた聴いています。
彼女の音域の広さとボーカルスキルが凄すぎる。楽器のようなパワフルかつ流れる歌い方がヤバい!
今聴いても、ヤバい。
井草さんの『スイングしなけりゃ意味がない』は、ベースラインが素敵でオシャレ。ボーカルではないギターのメロディーラインがシューアのパワフルな感じとはまた違ってカッコよかったんですよね。良いなぁー。
前の列の男性もノリノリで揺れてました。
その後の井草さんの楽曲が、まあ素敵で。
この日までSpotifyで聴きまくっていたので聴けて嬉しくて嬉しくて。あっという間に終わりを迎えてしまいました。
アンコールもありオーラスの
『Mellow Sunset』は手をあわせて拝んで聴いてしまいました。
来年もまたあるようで、絶対来ると私は心に誓いました。
井草聖ニさんを知れて、わたしの音楽人生はまた広がりました。
良いと思ったら、聴きに行く。
これは、この先も続けていきたいと思います。
最近夢中で聴いていて、たまたま近くで生で聴ける機会があり、私は幸せ。
ありがとう井草聖ニ様。
ありがとう春日井市。
井草さんが、途中で撮影オッケーだよと
ステージでギターをカッコよく抱えてポーズをとってくれる時間が今回ありました。
面白かった。
私が撮った、素敵な井草聖ニ様がこちらです。
また、必ず演奏を聴きに行きたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。よろしければ、ここで紹介したダイアンシューアの歌声や、井草聖ニさんのギター演奏を是非、何かのサブスク、音楽アプリなどで聴いてみてください。そして、感想を教えてください。
ではまた。