カタチは変わっても想いは変わらない
やっぱり、いちばん好き。
まるで愛の告白ですね(笑)
なぜだか「お」
そう思うのは幼い頃からのRIEの家のおひな様の「お顔」です。
ごく普通の家に生まれ育ったので、「上品」とはかけ離れているRIEですが、おひな様にだけは「お」が付くんです。
もちろん親がそう言っていたから、何の不思議もなくおひな様にだけは「お顔」と使ってしまうし、「お」を付けないということは頭の片隅にも浮かんできません。
変わらない想い
何十年も経つのに一体一体のお顔は、何ひとつ変わっていないのです。
すべすべの白い肌に結い上げた長い黒髪、小さな唇に赤い紅、精巧なお着物にたくさんのお道具。
真っすぐな瞳は何を見続けてきたのかな。
大人になればいろいろなことへの見方も変わるのだと感じるのですが、おひな様に対する想いというのはなぜだか子どもの頃と変わらない気がします。
込められる願いを大切に
ひな祭りも、他の文化と同様に時代とともに変わっていきます。
それはとても素敵なことだと思うのですが、無くならないでほしいなと切実に思います。
その時その時で思いを込めて贈られたおひな様はその子にとっては世界でたった一つのおひな様。
RIEは折り紙や絵や、クラフトで手づくりしたおひな様でも同じだと思います。
住宅事情や仕事の転勤などで、飾ることや収納が難しい場合だってあるからです。
でもどんな形でも、「無病息災」を願って続いてきたたくさんの人の想いをつないでいるおひな様という文化を無くしたくないなぁと思います。
また来年
子どもたちにとって、自分のおひな様のやさしく穏やかなお顔は生涯のお守りです。
手づくりのおひな様を毎年つくっても、それが全部あたたかな願いを伝えてくれるから。
豪華さや高価なものである必要なんて、全然ないと思います。
元気で健やかに…その想いが積み重なっていけばいいと思うのです。
おひな様のお顔をひとつひとつ和紙で包みながら、なんだか優しい気持ちになります。
RIEはまた来年、このおひな様のお顔を見ることを楽しみにしています。
お・ま・け
モルカーみたいな羊毛ハムスターのおひな様を作りたかったけど、できませんでした🐹
だけど、手作りちらしずしをお腹いっぱい食べました(*•̀ᴗ•́*)و ̑̑