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冬花火の謎
また花火の上がる音がする…
少し前にも思ったのですが、この巣ごもり状態でそんなことはないはずです。
まさか、とうとう空耳が…!?
まぁ、それはそれですてきな空耳だと思いました。
10分間の空ものがたり
自粛でイベントが無くなったり縮小されている今、花火なんてまったく想像もしていませんでした。
RIEの家からは音しか聴こえないのですが、でも間違いなく花火が上がる音がまたするのです。
花火好きのRIEの耳にもう間違いはない(笑)!
調べてみたら週末と祝日前に「冬花火」というイベントを3か月間も続けるものでした。
観光客の人も地元の人も街から姿を消しているのに…
夜の8時から10分間、冬の澄んだ空で輝く花火大会が静かに行われていました。
わからないこと
この「冬花火」というのは、多分今までは無かったイベントのような気がします。
第〇回ということも書いてありません。
調べた情報にも「冬花火」「冬の夜空を彩る」「会場」「日時」くらいしか記載されていませんでした。
主催がどこなのかも書いてありません。
自粛期間で大々的には広報ができないのかなぁとも思います。
誰かから「冬花火」の話も聴いていませんでした。
わからないことだらけで、ちょっと謎めいています。
わからなくてもいい
実はRIEはもっともっと情報がほしい、とは感じませんでした。
嫌いな人っていないだろうな、と思う花火。
小さな街ですぐに情報は流れるはずなのに、誰もがそっと「冬花火」の存在を胸にとどめているような感覚です。
なぜって去年の夏まつりも中止になって、花火大会も無くなったのです。
それなのに「冬花火」
きっと街を元気づけたい人たちがいて、花火師の人たちが寒い中できれいな花火を打ち上げている。
「何のために」とか「どうして」とか、理由をつき詰める必要を感じませんでした。
RIEにとって、「冬花火」ということを考えたり実行している、
今、「誰かのために」頑張ってくれている人がいることが伝わってきたことの方が嬉しくて大事なことです。
今わからなくても、きっといつかわかることのような気がします。
それにこころは十分伝わってきているような気もしているのです。
「冬花火」で、週末に10分間の空のものがたりがキラキラと紡がれているというだけで今は十分です。
3月末までの「冬花火」の情報には「日時」と「会場」が書かれていました。
大好きな花火、RIEは10分間の空ものがたりを見に行きたいと思います。
「冬花火」を支えている人や元気づけられているたくさんの人のことを感じながら。