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ほほえみの春

昨日、春が家にやってきました!

目が合った!

それは、店先にあった花たち。

買おうかな、どうしようかな、から
気づくと、どれにしようか…になっている気持ち。

スッと伸びた茎の先に、しずくの形のつぼみ。

つぼみの重さでちょっとだけ首をかしげたような、表情。

うん、決めた!

うちに来てくれるかな?

視線を感じる

お店の人に声をかけようとした瞬間、
そのすぐ下に花びらスカートをひらりふわりの子がにっこり

はい、やられた!

一緒に来てくれるかな?

返事は?

「いいよ、一緒に行きたいよ」

こころに届いてくる、やわらかな歌声。

家族にも訪れる人にも笑顔いっぱい

我が家にやってきた、黄色いチューリップのつぼみと淡いピンクのスイートピー。

今は長くみんなが見れる場所、玄関先でほほえんでいます。

一緒に過ごせる時間は短くても

切り花はしっかり手入れをしてあげれば、1か月も持つことがあります。

それでもやっぱり、切り花は土に植えている花よりは早く旅立ちます。

だからこそ、一緒の時間を大切にしたい。

RIEはお薬みたいなのは使わないのですが、毎日水を換えて一本一本の茎を流水で洗って、少し元気が無くなったら水切りしてそのまま1時間くらいたっぷりの水の中でくつろいでもらいます。

とても短くなったら、水に浮かせて最後までその花と過ごします。

花たちの記憶

花には育ててくれた人の気持ちや苦労、種から大地と水と光の力で育った記憶が残っています。

そして最後にたどり着いた先の場所の記憶も持って、旅立ちます。

少しでもお互いに長く笑顔を分かち合いたいと思います。

Spring has come!

玄関で嬉しそうにしている春の花たち。

うちに来てくれて、ありがとう!

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