4.皇帝のカード
2012年、松村潔先生の音声ファイルからです。
父性、秩序、規律、型にはめる
上昇の3と着地の4
十字、四角形の4つの点=春分点、0ポイント・夏至点、昼がもっとも長い、陽の極・秋分点、0ポイント・冬至点、夜がもっとも長い、陰の極
この4つのポイントは前のものを否定する、状況を否定する、反対側にひっくり返す。
状況を否定する、対立する2つのも組み合わせ、縦糸と横糸、を着地させる
円の4分割、
アリストテレスは地上は4つの元素が支配していると言っている
4元素=火・土・風・水
それぞれが出すぎないように、けん制し合ってそれぞれが押さえ込んでいく。着地するというのは、敵対する者が自由に動かないようにそれぞれ捕まえられている。
地上は4つの意志で作られている。4つの中の一つを強調することはできない。4つのうちの1つが燃え上がると敵対物としての土とか水とかがあらわれる。盛り上がれば盛り上がるほど覆し力がやってくる。4つの元素の総合が拡大することはありえる。4つまとめて全体で上昇・拡大していく必要あり。
占星術で4のあらわすところは、蟹座とか4ハウスの集団原理。集団原理は弱肉強食
小さいところでまとまっている集団はかならず大きいところに飲み込まれる、より大きなソース、集団性に接続する。
4の性質、一旦止める。
疲れたとか、物悲しい、悲しい、短調とかはより大きな世界と繫がるための準備ですよ、ってこと
知性は風の元素で現わされ、知性の内面の対話を一旦やめればより大きなものがやってくる。例えば、疲れるというのは個人として考えると、消耗していって、エネルギーがなくなっていって元気がなくなるというイメージで、よくないんじゃないか?って考えるのだけれど、
個人のツッパリがなくなって、活力がなくなって、疲れて、、より大きなものに身を委ねます。疲れたというのは、より大きなソースに身をゆだねる準備ができつつあるということ。
ラカン的な位置づけとしての、母親的な役割は膨らませていって、
外では、拡大しているイメージ
内では、抑圧とか統率
異なる4元素が均等にあるということは、できるだけ地上に長く生き続けるということ
皇帝のカード、中央のティファレトから左のコクマーへのパスは限界突破させる意味、開放する力、守護天使の門
コクマーはビナーの中に入っていくと女帝のカードで子供を産んでいくみたいな意味だったんですけど、
可能性を広げていく皇帝のカードが均等に関わってないといけない。
反対側、
恋人のカード、中央のティファレトから右のビナーへのパスは運命の門
4元素の内部には抑圧、統制とか秩序を要求していて、外に対しては拡張的
4つの元素のバランス、秩序がなぜ大事なのかというと、地上は4つの元素で作られている。できる限り地上に長く生き続けるのが基本的なテーマ。
それ自身が望んでそういうことができるというのは理屈としては考えにくい。振動密度の高いもの、より上の次元は意識の速度が速いということ。それに対して、より下の、振動密度が低い、物質密度が濃い、のはより低速、意識の働きが遅い。眠りが深い。
そういう意味で言うと、なにか思うとか考えるとかっていうときに、振動密度の高い領域は、そういう思うとか考えるってことがより緻密で速度が速いために、下にあるものはあたかも自分が考えたかのように思っているけれど、それはより上位のところからの働きかけによるもの。
そうすると、ザリガニが上がってきたり、皇帝が上がってきたりする、コクマーからの視点。コクマーからみてティファレトが上がってきた。このあたりは、皇帝とかザリガニがそうしたくてしてるんじゃなくて、逆にコクマーの側から呼び出している。