空通信vol.23_【姫路の大学生が送る】姫路の魅力発信インタビューVol.4【はまもとコーヒー】

こんにちは！
インターンの宮下です！
今回は姫路のみゆき通り商店街の中にある
『はまもとコーヒー』様にインタビューさせていただきました。

社長さんは気さくな方で、色々お話を聞かせていただきました。趣味は読書で漫画も小説もお好きですが、最近はレフ・トルストイが著した長編小説の戦争と平和を6巻まで読んでしまうほどの読書好きの方です。
学生の皆さんにも古典を読んでみると子供の頃に国語で読んだ時とは違った、面白さがわかるのでおすすめしてくださいました。

1975年やな。
元々八百屋やったんや。
1975年に今ボンマルシェがあるところにダイエーが進出してきて、ここで八百屋をやってては負けるやろということで、コーヒーショップを始めたのがきっかけやな。

お客様からの信用を築き続けることやな。
商売は信用やんか。
その信用を築いてくるっていうのは大変で、一回、信用を無くすようなことがあれば、今まで築いてきた物が一瞬で無くなってしまう。
年配のお客様の中には、コーヒーを飲みに来ているのではなく、スタッフとのコミュニケーションを楽しみに来てくれている人もいるんや。
当然味が旨いのは大前提としてやけどな。

お客様との距離感かな。
近すぎず、離れず、親しくしてても顔はわかるけどお名前知らん方もいらっしゃるな。
味に関しても、同じアメリカンを頼まれる人でも、人によって好みの濃度があるわけで
この人はアメリカンでも薄いのが好み、
この人はコーヒーのミルクを二つつけないとあかん人。
いろんな人がおるけど、常連さんくらいになると「おはようございまーす」と言って注文聞かずにコーヒーを出すほどになる。

お客さんにコーヒーの美味しさを知ってもらいたいから自分の好きなコーヒーを見つけてもらうようにしてる。
お客さんにコーヒーの美味しさを知ってもらいたいという思いから、初めて来ていただいた方にはまず最初にブレンド飲んでいただいてるんや、それを共通認識にして、「これと比べて苦いやつ、酸っぱいやつ、コクのあるやつ」を聞いてその人の好みを探っていくんや。
それから他のコーヒーを出して「私このコーヒー好き」というのを見つけてもらったら一番ええし、今日調子悪いからあっさりしたのがええんやとか、体調によってもコーヒーの好みが変わるからこのお店では好みのコーヒーを片手に、非日常でリラックスしてもらえる雰囲気を味わってもらえたらなと思う。

その季節でのブレンドが一つのウリやな。
四季のないところでできたものを四季のある日本で季節の変化によって変えたブレンドを皆さんに提供したらどうかということで、やり始めてそれがもう30年経っててもう189作目やな。

家でも美味しいコーヒーを飲んでほしいから。
コーヒーを入れるにはちゃんとした理屈があって、理屈をご説明させてもらってちゃんとご理解いただいた上でたてていただいたら、豆が悪くなければちゃんと美味しいものができますよと伝えている。
僕のたてたコーヒーと参加者のたてたコーヒーを飲み比べして、違いをわかりやすく教えている。
すると皆さん「全然違いますね！」「こんな入れ方があるのは知りませんでした」って感じで、喜んで帰ってもらえるんや。
理屈をわかって練習すれば、誰にでもできることやけど、手際や所作、経験者としての重みで感じる味が変わることもあるな。
頻度は月に1回、参加費は1500円でやってるよ。

長く続けていく。
ここでずっと変わらずに商売を続けて行けたらなと思っている。
久しぶりに地元に帰ってきて、きましたみたいに言ってもらえ、思い出の一つになってくれたら嬉しいな。

色々な経験を積んでほしいな。
大学生にしかできないことがあると思うから色々な経験を積んで、自分にプラスになりそうなことや興味があることをチャレンジしてほしいな。
コーヒーもいろんなコーヒーを飲んでもらって自分のコーヒーを見つけてもらったら嬉しいな。

◆◇◆◇◆店舗情報◆◇◆◇◆◇
店名：はまもとコーヒー
〒670-0922
兵庫県姫路市二階町49
TEL：079-282-2233
メール：info@hamataku.com
定休日：木曜日
営業時間：7時～18時
ホームページ：https://www.hamamoto-coffee.com/
Instagram：hamamoto_coffee

投稿者：宮下【姫路でインターン奮闘中】　　
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