空通信vol.103_【姫路の大学生が送る】姫路の魅力発信インタビューVol.33【ひとネットワークひめじ 内海様】
こんにちは!
インターンの宮下です。
今回は姫路のまちづくりや駅前広場の場所管理などをされている『ひとネットワークひめじ』の内海様にインタビューさせていただきました!
直接関わる方も少ないと思うので、そもそも「ひとネットワークひめじって何?」という疑問が浮かぶ方が多いのではないかと思います。
詳しくお聞かせいただいたのでぜひご覧ください。
ひとネットワークひめじって何してるの?
大きく二つ。
一つ目はパブリックスペースの管理。
姫路駅前にあるスペースの管理をしていらっしゃいます。
そこでは路上ライブや物販のイベントなどが、日々行われており、場所を使う際には申し込みが必要であるそうです。
また、申請から許可までは時間がかかるそうなので、姫路駅前の場所を使ってライブや出店などイベントをしてみたいと思っている方はお早めに!
主な業務は、こちらを姫路市から委託され民間で行っていらっしゃいます。
広場の行事として「てるてるぼうず展」では、期間中はJRの地下の道路の天井にてるてるぼうずを吊るしています。
吊るしているてるてるぼうずの制作は、姫路市内の3〜5歳児が保育園の授業として行っているそうで、実際に私も見たことがありますが、色々なてるてる坊主がいて可愛く、周囲を和やかにしてくれます。
最初は3件ほどの保育園が協力してくれたそうですが、今では8つの保育園が参加してくれているとのこと。
「浴衣祭りに雨が降る」というジンクスが元々姫路にあったそうで、そのジンクスを吹っ飛ばそうという思いからの取り組みです。
二つ目は姫路のまちのにぎわい作りです。
ひとネットワークひめじさんは、駅前だけでなくさまざまなまちの取り組みをされています。
例えば、「クリスマスライトアップ」では、商店街をはじめ駅周辺の商業施設がライトアップの期間を統一されています。このようなマッチングもお仕事の一つ。
またライトアップのマッチングだけでなく、期間中はSONE美術学院の生徒様の作品が商店街や商業施設に展示されています。その作品をInstagramで「#ひめじくりすます」とハッシュタグをつけて投稿すると、豪華な賞品が当たるという取り組みにも携わっておられます。
商店街が盛り上がるような仕組みを考えるのも内海さんの仕事です。
そのほかにも大手前通りの活用について取り組まれたり、姫路駅からすぐ近くにある駅西エリア(忍町、久保町)の空き家の課題にも取り組まれています。
姫路の街作りへの課題がどんどん出てきて、それに対して「どうすれば解決できるのか」「どんな人たちと一緒に進めていくのか」を考え、実際に取り組んで解決するまでの業務を行われています。
そのためには色々な人の協力が必要なので、姫路で働いている人との交流を重ね、姫路に旅行に来てさらに、泊まっていってくれるような人が増える街作りの1歩を着実に歩まれているとのこと。
どういう経緯でひとネットワークひめじが出来たのか?
元々は姫路駅の広場ができた際の「姫路駅前広場活用協議会」を引き継いだ形での発足です。
そこで内海さんは、信頼していた方に「今の仕事をやめてでもしたい仕事だ」と言われ、「そこまで言う仕事ってどんな仕事なんだ」ということで現在のお仕事に就かれたそうです。
そこから姫路の活性化のために、「行政と街をつなぐ」ことであったり「街を盛り上げるイベントの発案」「街の社会課題の解決」を推進されています。
内海さんのこれからへの思い
大きな目標は、「魅力のあるまちづくりをしていきたい!」
姫路のまちなかにある課題について取り組んだり、商店街やそれに属する中心市街地へのにぎわいづくりに取り組みたいとのことでした。
お話を聞く中で、本当に姫路がお好きな気持ちや、姫路の未来を真剣に考えていらっしゃることが伝わりました。
ひとネットワークひめじ様の新しい取り組みに僕もワクワクしています!
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