新しい挑戦01 きっかけ
2022年秋、デザインフェスタへ出展したり、文具女子博へ行ったりし、新しい出会いがたくさんありました。
たくさんの刺激をいただき、今まで無理だと思っていたことに挑戦したくなったので、その過程を綴りたいと思います。
デザインフェスタ、ペンの匠の言葉
デザインフェスタのご近所のブースに、ペンの匠がいました。
ご高齢ながらもアグレッシブで、木を削ってペンを作っていらっしゃいます。
一つひとつこだわりがあり、価格は高めですが、どうしても手に入れたいという方が多いそうです。
その方が私に声をかけて様々なお話をしてくださいました。
たぶん、私が見込みのないものを作っていたら、わざわざそんなお話はしてくださらないだろうと勝手に解釈しています。
いろいろなお話を一言で表すと、「自分にしか作れないものを作るのだ!」ということです。
そのために「研究しろ!」と。
デザインフェスタ、隣の若者
一番話す機会が多い隣のブースに、デザインの専門学校を経てステッカーを作っていらっしゃる青年がいました。
初めてのデザインフェスタ出展で、内に秘めたエネルギーを感じました。
私は今回ポップをいくつか新しく作ったのですが、自分でも「ダサい」と思いました。
私のいつもの「ないよりあった方がマシ」の精神で作りました。
隣の青年といろいろお話をしていて、デザインって素敵だな、もっとポップや紙ものが上手く作れるようになりたいなと思いました。
デザイナーのお仕事をちょこっと拝見
その後、私はTik Tokで様々なデザイナーさんの動画を見たり、そこで紹介されていた本を購入したりしました。
今まで何度もnoteに書いてきましたが、私はクリエイティブなことが苦手で、オリジナリティのあるものがなかなか作れずにいます。
使いやすいサイズ感などで今の自分を築いてきました。
(言い忘れていましたが、ブックカバーを作っています。)
いろいろデザインについて触れていく中で、学べばもっと向上していけるような気がしました。
そうしたら急に、オリジナルの生地を作りたい気持ちが覚醒しました。
生地選びのストレス
数年いろんな生地で作っていると、どんどん生地を選ぶのが大変になっていきました。
今は1つの生地を選ぶのに約100種類ほどの生地を見ます。(少し大げさ)
経験上、何となく選んだものはあまり売れません。
自分が「これ、すごくいい」と思ったものでないと結果が出ないなと気付きました。
なんとなくで選ぶと、ただ売るのが大変で、生地の在庫に困ります。
また、自分が苦労して選んでいいと思ったものが売れると、何ともいえない嬉しさがあります。
今私のリピーター様は、たぶんですが、私が選ぶ生地が好きな方かなと思います。
なので、売れそうなものではなく、私が「すごくいい」と思うものを作るのが大事だなと思うこの頃です。
猫の生地がないんです!
何年も作っていて、一番のストレスが「猫のめっちゃかわいい生地がない」ということです。
あったとしても、商用利用不可のものがほとんどです。
生地を作るなら猫の生地を作りたいと思いました。
あと、ピンポイントで責めると勉強しやすいかなというのもあって。
猫の生地を作るために
生地を作るにはソフトが必要です。
今いろいろ勉強していますが、まだ不確かな状態です。
そして、ソフトは月々のお金が発生します。
私はデザインする技術が全然ないし、勉強でいうと小1の状態です。
とにかく絵を描く
ソフトなどの勉強もしつつ、絵の技術を見に付けようと思いました。
絵は小さい頃お絵かきしていて、その後は授業で習った程度です。
毎日何かしらの絵を描くことにしました。
今は写真の通りに描く模写をしています。
なぜかいきなり発信してしまう⁉
上記のことを私はTwitterでつぶやきまくってしまいました。
絵も2日目のものから発表してしまいました。
たぶん皆さん「どうしたの?」という感じで、反応は未知数です。
Twitterには絵の関係の作家さんもお友達に何人かいるし(発信していたら何かしら助けてくれるかもという、淡い期待があります)、フォロワー様も数人応援を表明してくださっています。
特に、私のフォロワー様は反応しないけど陰ながら応援しているという方が多いと勝手に想像しています。
一般的にいうフォロワー数は少ないかもしれないけれど、かなり濃度が濃い、大切な方々です。
発信は私のモチベーションアップにもなるし、過程を一緒に楽しんでいただけるといいなと思います。
私の性格上、陰ながら努力し続けるのが苦手で、発信してやるしかない状況を作っているというのもあります。
ただ、私のTwitterが絵の発信で渋滞気味という問題があり、noteでアウトプットしたい気持ちを少しでも消化しようということで、今に至ります。
猫の勉強?
猫の生地を作りたいといっても、私は猫に詳しいわけではありません。
模写の写真を探すのに、こんな猫を描きたいけど、種類が分からないというストレスがありました。
昨日、サッカーを観ながら猫の種類を文具女子博で買ったノートに書きました。
今ここです。
いろんな種類の猫の絵をいっぱい描いて、自分が生地にしたい猫を選び、オリジナリティある表現へとつなげていきたいです。
(いっぱい描いたら何かしら生まれそうという感じ)
今は模写なので写実的ですが、生地はイラスト調で少し写実気味にしたいなとイメージしています。
水彩タッチにしたく、ちょうど知り合いの作家さんが水彩画の本を出版されたので購入しました。(もうすぐ届きます)
その後絵の具を買って彩色の勉強をし、絵の技術が高まったところでソフトに課金したいと思います。
(ソフトがかなり難しそうですが…)
とにかく下手でも何でも、1年以内に何かしらの生地を作りたいと思います。
お客様がお金を払って買いたいものに仕上がるかは不透明なので、生地にする手順を学び、もしかしたらイラストレーターさんにお願いするかもしれません。
この方の生地があると素敵だなと思う方が何人かいらっしゃいます。
私は一度もコラボしたことがなく、今は何も分からないし、私に知識があった方が一緒にいいものを作れるような気がします。
それに、シンプルな感じだったら自分のデザインを商品化できるかもしれません。
身近に、裁縫される方で自分で自由にデザインして作っておられる方がいらっしゃり、すごくいいなと日々思っています。
また経過を書きますので良かったら読んでください。