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Photo by
yokominami
友達のカフェで作品販売
大阪から千葉へ引っ越して数年後、高校の友達が大阪にカフェをオープンすることになりました。
嬉しいことに、カフェで使うコースターとエプロンを私に作らせてくれました。
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(当時の携帯電話で撮影したもの)
今までの記事を見ると分かっていただけると思いますが、私はベージュのリネンやレースを使ったハンドメイド作品が好きでした。
友達のカフェの内装は、私が大学時代に大好きでよく行っていた舞台の美術担当の方が手掛けられました。
(思わぬところで友達と繋がっていてびっくりしました。友達はその舞台の屋台村にも出店していました。)
舞台のパンフレットを見返し、素人ながら、カフェに合うテイストの物を作りました。
それをきっかけに、私はユニセックスなテイストの物をよく作るようになりました。
今のブックカバー作りにつながっています。
その後、東日本大震災が発生しました。
私は精神的に大きなショックを受けました。
その様子を見た友達が、カフェで私の作品を販売することを提案してくれました。
大きめのかごにハンドメイド作品を入れ、お店に置いてくれました。
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売上は全額、震災の義援金として寄付してもらいました。
友達は作品の代金を募金箱に入れるシステムを作ってくれました。
私はそのことで精神的に大きく支えられました。
多くの方の気持ちが一緒に募金箱に入れられていると思うと、心が救われました。
その友達は、今もずっと私の活動を応援してくれています。
本当にありがたいです。