天気に負ける(T . T)
酸ヶ湯温泉はもう積雪1.6m越えらしい…また、行きたいなぁ。ん、1.6mって、わたしの身長より上なんだ、ひゃー!東北生まれの知り合いが数人いるが、やはり、どちらかというと寡黙か無駄なことはいわないタイプで、やたらとパーっと無駄に明るくはないから、ひゃーなんていわない。わたしら九州人のノリはひと様の期待など察知しようものなら無駄に明るくなる傾向がある。まぁ、大阪の子どもみたいに、すべてのリアクションを笑いに替えることまでは求められていないから、中途半端ではある。まぁ、それはいいとして…そう、すぐ天気に負けてしまう。早朝、寝床で、きょうはあそこに行って、あーして、こーして、一筆書きの工程でバッチリ👌なんて計画するのに、歯磨き洗顔、神棚の水換えと祈願をしてお茶を入れて、とルーティンをこなしているうちに、台所のひさしのトタンを叩く雨粒の音が聞こえはじめた途端に、あー、お下がりなんだ、えー、じゃあきょうはお家でできることをしなさいってお知らせかなぁ、と気分が萎えてしまって、そうなると、もともとが怠け者気質なために、すぐ中止、延期、日程変更になる。きょうはゴミの日だから、仕方なく、パジャマを着替えて、サッと往復しておしまい。家族でもいれば月曜の朝からそうもいかないのかも知れないから、気まま、というのを絵に描くとこうなるのだろう。大したことではないから、名画にはならないが…
きのう、メインステージ(笑)の方のnoteにパジャマの話を書いたら、友達からすぐに、わたしもー!と返信があった。へぇ、同じ感覚のひとが案外いるんだな、と感心したが、なんのことはない、似たもの同士ってことなのだろう、類は友を呼ぶというから。わたしは、東北地方のみなさんのように、半年も雪に閉ざされてジッとしているなんて耐えられないから、辛抱という字を見るのも辛くなる。ほんとに、子どもの頃から忍耐努力ができなかったからこの歳になってもこの程度。だから、艱難辛苦を越えた者にしか備わらない燻し銀の深みなんてない。昭和な世代ならわかる宇野重吉さんとか志村喬さんとかの演じるような役柄の。憧れても一生無理だよ、と決めつけているが、その理由として激烈な人生なんてノーサンキューと思う。
昔、高校生の頃、試験の朝に積雪がありJR(当時は国鉄)が若干遅れていたので、念のため職員室に電話を入れた。けっきょく、1時間目には遅刻しなかったが、試験は2時間目からの措置となっていた。さすがの怠け者でも試験日に欠席するほどの強者ではなかったが、だからといっていつもより早く駅に行くわけではない。今なら、仕方ないなぁといいながら前日から天気予報を見ぃ見ぃ思案するところだから、責任のない身分とはこのこと、と時々思い出す。しかし、その責任もover60になると、だんだんと薄まっていくのが健全な世の中といえるのではないか。生涯現役とは思うが、軽いまちがいや好き嫌いを許容できる範囲=成熟した社会のリトマス試験紙(今は、コレも使わないかも知れないが)であっていただきたい。
いよいよ団塊の世代が後期高齢者になる、令和7年の世の中は何処へ向かうのだろう…