パート3
僕が乗る電車はいつも夜。
朝も夜。
窓ガラスに映る自分を見ながら
考えてるようで考えてない、
そんな中途半端な脳をゆっくり起こす。
睡眠が足りてない脳には
今が朝なのか夜なのか区別がつかないだろう。
それは僕も一緒だ。
朝でも夜でも、何でもいいから
早く今日が終わってくれればそれでいい。
多くは望まない。
楽しいも苦しいも悲しいも
今の僕にはかんじることが出来ない。
全部、眠気がそうさせる。
「あー、今日は何食べよう」
そんな思考だけは今日動き続けている。
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