世界から猫が消えたなら
映画化されている、川村元気さんの小説です。
小説も映画もかなり私のすきな作品。
人間味があって、心が揺さぶられる。
ネコやモノをテーマに、家族や親友、彼女をうまく繋いでいる。
主人公は悪魔と取引をした。
明日も、生きられる。
そのかわり、電話、映画…と周りのモノが消える。
そして、それと繋がる人や記憶も、失われていく___。
何もなかったような短い人生でも、ひとつひとつの記憶を思い出すと、友達や家族、あたたかい人たちに常に囲まれ、過ごしてきたことに主人公は気付く。
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ちなみに、この物語を別の視点から描いた、
『世界からボクが消えたなら』
というサイドストーリーもあります。
こちらも是非。